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ベスパET3壊れやすいウインカーはサクッと交換

ベスパET3や50Sなどのスモールベスパのウインカーは、ハンドルバーのエンドに搭載されているため、何かがぶつかったり、立ちごけなどしたらすぐに割れてしまいます。

一回やってしまった立ちごけ

帰宅途中、一度ヘッドライトがついてないなぁと思って、コンビニの明かりが届くところで停めたのですね。

センタースタンドを立てようとしたときに、左のハンドシフトを少しひねってしまったのでしょう。「あれ?」と気づいたときには、ミッションに動力が伝わり、「あれれれ」と立ちごけしてしまいました。

けっこう手と足で踏ん張ったのですが、あまりにも意外な現象だったため、力の加減と方向性を間違って、コテンと倒れてしまいました。ギリギリまで踏ん張ったのですが、結局、右のほうに倒れて、当然ながら右のウインカーレンズが取れて、むき出しになったユニットからも電球はこぼれ落ち、尚且つ負荷がかかったのでしょう。ユニットの金具も曲がってしまいました。

根本にガタがきたベスパET3ウインカー内部ユニット

こちらがそのときのウインカーユニットですが、この金属部分の空洞のところに、ウインカー用のフェストン球がハマっているわけであります。

曲がってしまった金属部分は、手で整形したのですが、どうやら、もともと古かったためか、根元にガタがきていました。

よく見ると、金属部分が少し外側に反ってしまっているのがわかるかと思います。

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ベスパET3 新品ウインカー内部ユニット(宇賀神商会さんで購入)

上記の内部ユニットを購入すると、本体と真鍮で出来た部品と、スペーサーみたいなものとバネが一つのセットとして送られてきます。

ウインカーユニットの交換は、はじめどうやるのだろうと途方にくれましたが、なんとか自分でもできました。

最初にウィンカーのレンズを取り外しましょう。こちらは、ウインカーレンズの先端部に+ドライバーでとまっているだけなので、簡単に外せます。

そして、

①グリップをめくりあげます。

めくりあげるという表現がぴったりなんですよ。とにかくグリップを外側から思い切りよくめくってみましょう。

②ハンドル部分にネジがついているはずです。それを取ります。

これは画像付きのほうがわかるのですが、今回は言葉だけで失礼します。

ハンドル部分に結合されたネジをはずせば、ユニットは取れます。ネジを外さないで無理に取ろうとすれば、壊れてしまいますので、その点は要注意です。

③古いユニットを取り外します。

これも慣れが必要な作業になるかもしれません。

僕はけっこう苦労しましたが、この作業すでに3回ぐらいやっていて、1回経験したら自信がつきますよ。

④逆の手順で取り付けします。

なんだったらウインカーレンズも交換しましょう。

ユニットと同時にレンズ交換もやってしまうといいかもしれません。

ベスパET3 新品ウインカーレンズ(オレンジ)宇賀神商会さんで購入
ベスパET3 新品ウインカーレンズ(オレンジ)上から見るとこんな感じです。

新品のレンズはこんな感じになっています。

先ほど、ウインカーレンズは、プラスネジでとまっているだけと申しましたが、そのプラスネジがおさまる場所が、上記画像の先端の穴の部分です。

レンズをはめる位置は、方向とかも決まっているので、すぐにわかるはずです。この形ではまるというポジション通りのところに溝があるので、軽く当ててレンズをくりくり回してみたら、「あ、この向きだな」ってわかります。

問題は、ウインカーレンズにプラスネジを通して、内部でオーリングを通すこと。

ウインカー部分に限らず、ベスパって、振動もそれなりにありますので、単にウインカーをネジ止めするだけだと、がたついてしまいます。

ですから、ウインカーにプラスネジを通した後に、通った内側にオーリングを噛ませるのですね。

これがけっこう大変です。あの手この手で自分がやりやすい方法を見つけましょう。

立ちごけの際にレンズ交換は左右やりましたので、経験値があがりました。

タイトルでは「サクッと交換」って書きましたが、うん、最初はサクッと・・・ではありませんでしたね。

うまく他の工具とかドライバーをつかったりしながらというコツがつかめれば、サクッと交換になるはずです。