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肩にポトリと落とされた鳥のフンが気にならなくなったら、あなたは相当の鳥マンです。

何を隠そう、僕は鳥マン。
鳥マンとは、鳥と暮らしているうちに鳥の気持ちがわかるようになり、鳥がかわいくて仕方なくなり、鳥のフンが肩にポトリと落とされていても気にならなくなった人々の総称です。

全国の鳥マン こんにちは。

鳥マンライフ 満喫されていますか。上記の通り、鳥マンは、鳥のあらゆることを許せちゃうぐらいに、鳥との暮らしが板についた人のことを指します。

鳥が肩に止まってをポトリ顔色一つ変えることなく、の処理が出来る、はたまた、少々のなら吹かなくても、「ま、いっか」ぐらいに思える。

あなたは、重度の鳥マンです。

鳥が唇のあたりを柔らかく突いてくる「こ、これはもしかして鳥からの求愛か?」と冗談抜きで、一瞬でも思ってしまったあなた。

あなたも重度の鳥マンです。

天高く羽ばたいている鳥たちを見て、外で餌をついばんでいる鳥たちを見て「ああ、俺も鳥になりたい」とほんの一回でも思ったことがあるあなた。

そう、あなたも鳥マンに違いない。

小鳥の小さな足から、鳥の熱を感じ「生きてるっていいな」そう思ったあなた。(足からの熱を感じるというかなりのマニアックぶり!)

あなたも鳥マンでしょう。

全国に拡がりつつある鳥マンたち

僕が思うに、鳥がいると孤独感は少しは軽減します。鳥は、いつも傍にいるからです。

人間が大好きになった鳥たちは、肩の上、頭の上、手の上と自分の身体にまとわりついてくるぐらい一緒に行動するのです。

時には、頭の上にをされることもあるでしょう。

ええ、僕も何十回もあります。

しかし、僕は鳥マンの王ぐらいの存在と化しているので、鳥のフンは、「おお!自然のトリートメントよのおぉ」と笑って許せます。

(※でも オカメインコのメスであるきみちゃんのは、鳩のフンぐらい大きく、しかも メスはをお腹にためておくので、臭いが ウっとなります。ゆえに、正直、自然のトリートメントなどと やってられないです)

まぁ、でも全国に拡がる鳥マンは、鳥ちゃんたちの ちょっとした粗相は許せるようになるのです。パソコン作業をしているときに、ガシガシと手をいったり来たりしてもキーボードをカツカツとくちばしでやっていても、そのうち、気にならなくなります。

どこに行くにも一緒なんだけど、窓を開けるときとか、ドアを開けるときは注意です

網戸なら大丈夫ですが、洗濯物を取り込もうとしたり、バルコニーに出るときにも 鳥ちゃんがいないことを確認してからにしましょう。

なにせ、いつも一緒だと、肩の上にいる鳥ちゃんの存在をうっかり忘れて窓を開けてしまう・・なんていうことも想定できます。

それからドアの開閉。

これは風の通りがよくなった扉は、軽く動き、風圧もあって「バタン!」といつもより勢いづいて閉まったり、開いたりします。

僕はコザクラインコと、オカメインコは、ほぼ放し飼い状態ですので、この点はいつも慎重にしています。

そっと開けて、そっと閉めるということですね。

鳥と一緒にお風呂に入る、鳥マンライフ

夏は、シャワーが楽しみですが、鳥も水浴びは好きですよ。

だから、一緒にお風呂に入る楽しみが増えます。

一人ぐらしの鳥マンにもお勧めの楽しみ方です。

想像してみてください。部屋から風呂場に向かうときに「チチチ」と言いながら肩に乗ってきて、

風呂場で服を脱いですっぽんぽんになっても肩の上の乗ってきて、「じゃ、風呂入るか?」と声をかけると、なんとなく、「うん」と言ってる風でもあり、

シャワーから水が出ているときには、上のほうの棒にちゃんと待っていて、「チチチ」とか「チーーーー」とか言ってる。

風呂から上がるときには、手をさしのべると手にサッと乗ってきて、自分も水浴びをしたくなったら、金魚のところで水浴びをして、「きもちいいねぇ~」と言ってるよう。

パンツをはいて、Tシャツを着ると、また肩の上に乗ってきて、部屋に戻るというルーチンです。

なんという友人愛か!! なんという鳥マンライフ!!

コザクラインコのちーちゃんは、オスである。

だからは大きくない。

肩のうえ、頭の上に、たまに 2~3ミリのをされるものの、

いまや全く気にならずとなってしまった、わたくし 鳥マン。

だまされたと思って、鳥を飼うとよろし。

明日は日曜日なので、ペットショップに行って、コザクラインコか、セキセイインコを買ってきてください。小さい小鳥ならこの2種がとってもオススメです。

もうちょっとでかいのがいいなら、オカメとか、ウロコとか、そのあたりも楽しいです。

色は好みでOKです。

コザクラのオスメスの見分けは、かなり至難ですが、オスをオススメします。

セキセイのオスメスは、鼻のところのリング状態とかで見ますので、コザクラよりはわかりやすいです。

おしゃべりセキセイに育てるなら、やっぱりオスです。

コザクラはあまりしゃべらないと思います。しゃべることを期待するならセキセイが一番いいですね。

べったりべたべたを将来期待するならコザクラかなと思います。

鳥用のケージとか、機器もそろえる必要がありますが、最初はヒナから飼うので、いきなり網のケージじゃなくて、最初はプラスチックケースになると思います。

そのあたりは、店員さんに聞いてそろえるといいですね。赤ちゃん鳥にまるで親鳥のように餌を与える生活がスタートです。

でもこれをしっかりと丁寧に、やっていくと小鳥はあなたを親と思ってくれます。

小さいうちから飼えば必ず慣れますので、是非明日からでも。

レッツ鳥マンライフ。

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ガチャガチャの鳥ちゃんグッズ

100円ショップとか、300円のガチャガチャって、たまに必要ないものも買ってしまうのですが、動物系には弱いっす。

ツバメが舞い始めています。

今も僕の背中越しにツバメが旋回しています。(ちなみに僕の背後は、すぐに扉)

ここは、スズメもツバメもよく遊びに来る場所なんですよね。

春の訪れとともに、鳥たちがはじけるように元気に飛び回っているのを見ているだけでも楽しい気分になれるんです。

隣の美容室の方は、いつもスズメに餌あげてるんですね。いかにも優しそうな人で、ずっとあげつづけてるのですからすごいです。

ツバメは今年何羽の雛を生むのでしょうか。それも楽しみです。

動物系グッズは、かりにそこに大きな価値がなくても買ってしまうことがあります

ガチャガチャの内部から光る鳥ちゃんグッズ

これは、左がコザクラインコ、右がセキセイインコのオブジェですね。大きさは、ガチャガチャのあのカプセルに入るぐらいの大きさです。

下の面にスイッチがありますので、つけると内部から煌々と光が。

このように光ります。

暗い部屋なので、ちょうどいいです。

鳥たちの この「もこっ」とした感じは、実際にコザクラとかセキセイを飼ったことがあるひとなら、「うんうん」とうなづくことでしょう。

鳥は、自分の毛をしゅっとスリムにしたり、膨らませたりすることが出来ます。

また、落ち着いて、眠る前なんかは、もこもこ感が出てきますね。

手の上で暖かくなって眠そうにしているときとか。

特にコザクラは、頭が大きいので、このもこっとした表現はマッチしていると思います。

正直、これもきっといずれ飽きちゃうんだろうなぁと思いつつも見つけると、「アッ」と声まであげて、300円投じてしまう・・・

こういう風にして、買ってしまった動物系グッズは数知れず、今まで買ったものを集めたら、すっごい量になるかもしれません。

きっと皆さんもこういう経験ありますよね。

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ペット

鳥の雛は、どんな種類でもかわいいね!

ペットショップの生体コーナーは、見るだけで顔がほころんでしまいます。犬、猫、小鳥と子供たちはみんなかわいいですね!

社会性を保つために、雛のうちから異種で同居させるのはとてもいいことだと思う

僕がよくいくペットショップでは、ひな鳥が異種で同居していることが多くあります。

これって社会性を保つ、学習させるのには、とてもいいことだと思います。犬なんかでもよくやりますよね。

文鳥とセキセイの雛が同居しているため、オカメインコの雛をお母さんだと思っている文鳥雛

こちらは、オカメインコ(ルチノー)の雛とセキセイの雛鳥たちが同居している様子です。

見ていると、一羽の雛がかなり執拗に、オカメインコの雛を追いかけまわしています。

けっこうずっと追い回していて、さすがにオカメインコの雛鳥も疲れてきた様子です。

セキセイの雛に餌くれと言われるオカメインコの雛

この一羽のセキセイの雛は、なかなかすごいパワーで、他の雛鳥たちを蹴散らして、「は、はやく 餌くれ!」と言ってるかのように、突進しています。

オカメインコの雛鳥は、「うっぷす」となっておりますが、もともとオカメインコって、おっとりしているんですよね、性格が。

我が家のオカメインコのきみちゃんも、もったり、どっしり、おっとりしていて、動きは緩慢です。

セキセイの雛からみると、親鳥に見えたのでしょう。ずっと追いかけまわしていました。

※画像では、オカメの目が白濁しているように見えますが、これは光の加減によるものです。実際は、きれいな赤目の個体です。

オカメインコの雛につきまとう、セキセイの雛「餌くれ」と

オカメインコの雛は、すでに疲れて、遠くを見ています。それでもセキセイインコの雛は、「餌くれ、餌くれ、腹減った」とすがってきます。

途中見ていたら、仕方なくなのか、

このオカメインコの雛鳥は、親鳥が雛に餌をあげるかのごとく、喉をごくごくごくっとしながら、セキセイ雛に餌をあげるかのような動きをしていました。

その画像が得られなくて残念なのですが、びっくりです。

これも本能なのでしょうね。

オカメインコの雌雄判断は難しいのですが、もしかすると、このオカメインコ(ルチノー)は、メスかもしれませんね。

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ペット

休日はペットとペットショップの動物たちと

2月最終日。今年も2ヵ月が終わりました。一年の6分の1です。3月もきっとあっという間。そうすると一年の4分の1。こう考えると時間はすごく大切だとわかります。

休みの日は極力ペットとふれ合いたい

快晴の日曜日。いつものように、ペットたちと触れ合います。

そして、今日は諸々買い物もあるので、いち君と出かけましたよ。

カートに乗ると活き活きとするいち君

ペット専用カートが大好きないち君です。最近は本当に吠えなくなって、少しやさぐれてはいるもののいい感じの老犬になったいち君。出かけるときには、本当に嬉しそうで、思わず僕も微笑んでしまいます。

いち君用のおしめを買っています。先日、おしめを食いちぎってましたので、もしかしたら、おむつかぶれで痒いのかもしれません。う~ん、どうしたものか。

家の中で完全トイレしつけの練習をもっと若いうちにやっておけばよかったと後悔しております。なかなか決まった場所でやってくれませんので、おむつを取ることはきっと出来ないかな。

小型犬のチワワとか、トイプー、などは室内犬ですので、子供のころから家の中メインでしょうから、そういう意味ではトイレしつけもやりやすいのでしょうね。

今日は、小型ペットのコーナーも覗いてきました。

セキセイインコのヒナの中で一羽、かなり元気なのがいました

こちらのセキセイインコのヒナ、もう飛べる寸前でしょうね。いや、もしかしたら飛ぶかも。

けっこう大きくなっているヒナですが、かなり元気です。色合いもスカイブルーを基調にしていて、頬のところが青いのもかなりお洒落です。

羽根のひろげ方、ダンスの状況からして、このヒナはオスです。セキセイは、鼻のところでだいたい雄雌判断が出来ます。

コザクラインコは、よく頭の形でとか言いますが、アレはあてになりません。丸い感じがオスで、平べったい感じがメスとか書かれていますが、いやいや、全然違うと思いますね。とにかくコザクラの雌雄判断はセキセイよりもむずかしい・・・です。

オキナインコ

これはオキナインコです。

オキナインコの大きさは、オカメインコぐらいです。体重はオカメインコよりちょっと重めかもしれませんが100g以上ぐらいはあるでしょう。

鼻の上につむじがあるのが特徴で、よくしゃべります。

この子は「オキナちゃん」という名前らしいです。

オキナインコに限らず、インコ系は鳴き声がけっこう響きますので、薄い壁のマンションとかですと、もしかすると隣にかなり聞こえてしまうかもしれません。

犬の無駄吠え矯正は出来るけれど、インコの呼び鳴きはかなり小さい頃から訓練しないと、一度癖になるともう直せないかなぁと思います。

このオキナインコ、目も綺麗ですし、元気そうですね。べた慣れになっているようで、オキナチャンとしゃべるとのことでした。

はぁ~~~~

動物っていいよね~

「人間よりね」

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ペット

同じケージにセキセイインコの雛とコザクラインコの雛が共生しています

雛のうち、仔犬のうち、仔猫のうちに、違う品種同士で同じケージ内で過ごさせると、いい感じの社会性が備わってきます。今回は、セキセイインコとコザクラインコに共生です。

ペットショップの考え方があると思う

色々な考え方をもったペットショップがありますので、どれが正しくで、どれが違うとか言えないですし、それぞれが意味があることだと思います。

セキセイインコの雛の上に、ど~んと乗ってくるコザクラインコの雛

こちらは、セキセイインコたちの雛の中で、一羽だけ、コザクラインコの雛が混ざっていたので、なるほど~面白いなぁと思いつつ、画像に収めました。

コザクラのほうは、それなりに毛も生えそろっていて、大人になる一歩手前ぐらいの雛ですね。

一方、セキセイインコは、目の周りとか、頭のあたりもうっすらとした感じの生まれて間もない雛たちです。

雛たちにとって、温度はとても大切です。

そういう意味では、ケージの中の温度管理はとても大切ですよね。鳥は、人間よりも平熱が高いので、ケージ内の温度は、高め設定が無難です。

そして、このようにひな鳥たちが身体を寄せ合っているのは、温度の面で言ってもgoodだと思います。

コザクラの雛は、よいしょ、よいしょと一所懸命上に乗ろうとしていましたが、下のセキセイインコの雛たちは、そのようなことは意に介さず、眠そうにしていました。

その様子がとてもかわいかったです。

僕は基本的に、小さいうちにこのように共生させることに賛成です。

特に仔犬なんかは、社会性を学ぶために必要だとする人もいますよね。(同感)

こちらのペットショップでは、このケージだけではなく、他のケージでも共生させていましたので、意味あってやっていることだと思いました。

見ていると…ほしくなる

どこのペットショップに行っても、犬のコーナーと小鳥のコーナーはみてしまいます。

かわいくて仕方ない!!

今年もしっかりと世話をすれば10年以上生きますので、一度飼うと決めたら最後の最後まで面倒を見る覚悟が必要です。

確か、今我が家にいる文鳥の前に飼っていた文鳥は14年ぐらい生きました。文鳥にしては長生きですよね。

餌と水、それから住環境としてケージの清掃なども含めて愛情もって育てれば、けっこう長生きしてくれるのです。

そのため、お別れのときには涙があふれてきますが・・・・。

ペットショップにいる雛たちの何とも言えない、安らかな寝顔とか見てると、本当に全部飼いたくなってしまいます。

で、ずっと見ていると、やっぱり個体ごとに性格というのかなぁ、特性が違うんですよね。

最近は「あ、これは雄だな」とか「雌だな」っていうのはわかるようになってきました。

ひな鳥として売っていてもなかにはけっこう成長したひな鳥もいます。オカメインコなんかは、早くも口笛吹いてるのもいますからね。

活発な性格、おっとりした性格、人見知りしそうな性格、人懐っこい性格、いろいろあると思いますが、やはり人間の手に慣れていそうな子を選ぶといいです。

ちょっと成長が早いと、人間の手を怖がってしまう子もいます。

ひな鳥のうちに飼ったほうがいいのは、雛はまだそのあたり、受け入れ体制ができているからです。

手ノリになること、慣れること、一緒にあそぶことなどを想像するのであれば、絶対雛がいいでしょう。

はぁ~~~ほしくなるね~

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どうしても書かなくてはいけないポッポちゃんのこと②

セキセイインコのポッポちゃんは、物凄く慣れました。オスなのでよくしゃべりました。思えば、小さい頃から今に至るまでで、自分で言葉を教えて、しゃべるようになったのは初めての経験だったのです。

鳥は、セラピーバードになれると思う

洗面所で待ってるポッポちゃん

犬や猫も癒しをくれますが、鳥も同様に癒しを与えてくれる存在です。朝は、「早くケージから出してくれ~」と言ってるようですし、餌もねだります。一緒に遊んでほしそうにすることもあります。

手の上に乗ったり、頭に乗ったり、肩に乗ったりと、人間とのコミュニケーションを楽しんでるようでもあります。

「ポッポちゃん、こんにちは!」というと

「ポポチャンコンニチハ」と返してくれるのは、本当に楽しいものでした。

癒しを与えてくれる存在として、鳥はとても魅力的です。

掃除機のノズルの上で、身をほっそりさせてるポッポちゃん

部屋で放鳥すると、グルリーと飛び回るものの、すぐに僕の傍に来ます。こちらの画像は、掃除機のノズルの上に降り立ったポッポちゃんです。

「掃除できないからどいて」と言っても、はい、当然どきません。

仕方ないので、またまたコミュニケーション。

「ポッポちゃん、かわいいね!」

そんな風に、仕事が休みの日はなるべく一緒に遊ぶようにしていました。

こんな小さな身体なのに、感情表現がとても豊かです。

最初、セキセイインコの魅力があまりわかりませんでした。顔もなんというか、さほど愛着を感じるような顔でもなく、小さい頃から見慣れてしまったせいか、ふつう~な感じで、いつでも見られる小鳥だからでしょうね。

でもいざ飼い始めると、セキセイインコの魅力にはまりましたね。個人的には、「オス」が楽しいと思います。もちろん、もし、ポッポちゃんが「メス」だったとしてもかわいがったでしょう。飼い始めたら、オスとかメスとか抜きにして、飼い主はとても愛情深くペットと接するものですよね。

ここから僕を見守ってくれていたポッポちゃん

ポッポちゃんは、この場所がとても好きでした。

窓のところにカーテンレールがありますよね。そこに、ラジオ用のループアンテナを付けてあるのですが、そこからさらにこのように吊るして遊び場をつくったのです。

頭の上にある鈴がたまに邪魔なのでしょう。よく「鈴とケンカ」してましたね。

僕がパソコンに向かっていて、カタカタと一所懸命やっていると、ときおりキーボードの上に乗ってきて、歩き回り邪魔するのですが、「今、忙しいからあっちいってて」とやると、少し寂しそうにこの場所で見守ってくれていました。

チラッと見ると、ほんとにずっと待ってるので、さすがに僕も不憫になって、「ポッポちゃん、ちょっと遊ぼう」って手を差し出すと嬉しそうに飛んできてくれたものです。

ほんの一瞬の僕の不注意でした。

あれは、2018年9月23日の日曜日の朝のことでした。

いつものように、部屋にある鳥たちの水入れの水を交換して、餌を交換し、掃除機をかけていました。掃除機は大型のものではなく、ハンドタイプのものです。それなりに吸引力があり、手早く掃除するのに便利なのです。

僕はいつも自分の部屋に入るとき、ドアと締めるとき、椅子を動かすとき、歩くとき、などどこに鳥たちがいるかを目視してからやるようにしています。

この日の掃除のときにもそうでした・・・いや、そうだったはず・・・です。でもすみません、記憶が少し曖昧です。

掃除機をかけていて一歩後退したとき・・・・

「ピギャー」という絶対に今まで聞いたこともないようなポッポちゃんの声が聞こえました。しかも足元から・・・。

瞬間にわかりました。僕は右足でポッポちゃんを踏んでしまったのです。

それがどの程度の力を加えてしまったのかわかりません。でも間違いなく僕が踏んでしまった。

ポッポちゃんは、立てるはずなのに、立てずでパニックで動いていました。僕は自分の身体が思い切り震えるのがわかりました。同時に、「あああああああああああああああっぁぁああ」と大声で叫んでしまいました。

妻が入ってきました。

「わからなかった、どこにいたのか、わからなかった!踏んでしまった!」と訳がわからないぐらい、騒いでしまいました。身体の震えが止まりません。僕自身今まで経験したことがないぐらい気が動転してしまいました。苦しそうにしているポッポちゃんを今すぐに助けなくてはいけないと思っても何を優先して、どのようにしたらいいのか、わけがわからなくなって、平常心に戻ることが出来なくなってしまいました。

すぐさま、近くの動物病院に電話して、行きました。その間、どれぐらいの時間が経過したかわかりません。でもとにかくこの小さな命を助けなくてはならない、絶対に死なせてはいけない!という気持ちです。

お医者さんがいうには、足を骨折しているとのことでした。「うちでは、この子を助けてあげることができないので小動物を扱っているところを・・・」

説明を最後まで聞く気持ちになれませんでした。すぐさま、小さな小鳥でも診てくれる病院をネットで探して、祈るような気持ちで駆け付けました。

朝の時間帯、少し混んでいました。

気持ちはあせるのに、なかなか車が進まない。

早くポッポちゃんをお医者さんに診てもらわないといけないのに、進んでくれない。

すごく焦りました。でもポッポちゃんに声をかけながら、

「頼むから死なないでくれ!」と叫びながら僕は何とか正気を保っていた感じです。

自分が

自分が踏んでしまったのです。

いつもなら本当に注意深く視認してから一歩を踏み出すのに、そのときは、後退してしまいました。

そこにポッポちゃんは、僕という人間は害を及ぼさないと信じて歩いていたのです。

いつもなら僕の肩の上、頭の上、背中の上などにとまっているポッポちゃんが、下を掃除していたことで床に興味がいってしまったのです。そこを僕は踏んでしまった。

車を運転しながらもそのときの情景が、踏んだ瞬間のポッポちゃんの叫び声が、頭の中を何度も何度もめぐっていました。

僕を信じてくれていたポッポちゃんをこんな形で裏切ってしまった。

僕は本当に涙が止まらなくなりました。

あと3キロ・・・ナビゲーターの距離からするとあと3キロです。

あと2キロ・・

「もう少しだからね、ポッポちゃん!!!!」

あと1キロ・・・・・

「頑張ってくれ、ポッポちゃん、あと少しだから絶対死なないでくれよ・・!」

あと500メートルとところでした。

時間と距離との戦いだったので、「あと500メートル」このことが今でも頭から離れません。

あと500メートルのところで、ポッポちゃんは、最後に目をカッと見開いて、何かを叫び絶命しました。そのとき僕はポッポちゃんと目があったのです。

最後の最後に目があったのです。

病院に到着したときに、どう身体を揺さぶっても

ぐにゃりとして動きませんでした。

小さな命を僕が奪ってしまったのです。

溢れる涙を抑えることが出来ず、ずっと波が止まりませんでした。自分の中にある後悔がどこまでも押し寄せてきて、つい先ほどまでポッポちゃんは生きていたのにという思いと僕が命を奪ってしまったのだという思いと、手の中でうずくまるようにしているけれど、絶対にもう動かないのだという思いと、色々な思いが渦巻いてしまいました。

小さな黄色い身体は、生きていれば躍動的で一回りも二回りも大きく感じたこともありました。

でも死んでしまったあとのポッポちゃんは、小さくなってしまいました。

涙があふれて仕方なかった
ポッポちゃん、本当に本当にごめんな

大切にしていたポッポちゃんを

僕自らの不注意で

亡くしてしまいました。

2018年9月のことです。

ポッポちゃんの声をもう聞くことが出来ません。

だからこの写真が大切なんです

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どうしても書かなくてはいけないポッポちゃんのこと①

小さなセキセイインコ、ポッポちゃん。

僕はどうしても書かなくてはいけないのです。今日はその第一弾としてお送りします。

セキセイインコは、けっこう皆さん飼ったことがありますよね

ポッポちゃん餌箱の上に佇んでいます。

セキセイインコの「セキセイ」は背黄青と書きます。実は本当に大人になるまで、「セキセインコ」だと勘違いしていました。ちゃんと意味があるのですね。「セキセイ」。

ペットショップに行けば、けっこう気軽に出会えるセキセイインコなのですが、あまりにもポピュラーなため、確かに人気はあるのですが、敢えて飼おうとは思ってもいなかったのです。

ところが、とある日に、ペットショップで他の雛よりもなんとなくみにくい感じで、毛もよれよれで、模様もまだらだったこの子に出会いました。急に天からの啓示が降り立ったが如く、ポッポちゃんを飼い始めたのです。

予備知識で、セキセイインコのオスとメスの見分け方みたいなものをネットで見ていたのですが、さすがに雛の状態では雄雌の判断は難しく、「う~ん、オスかなぁ、メスかなぁ」と悩んだのですが、何となく・・・そう、何となくそのときは直感で、この子は「オス」に違いないと決めつけていました。

実際、ポッポちゃんは読み通りオスでした。

画像は、鏡が底についている紫色の餌箱に上でたたずんでいるポッポちゃんです。ちょっと眠そうな様子のところをパシャリと撮影しました。

雛のときの写真を撮っておけばよかったなぁと後悔しております。

ポッポちゃんには、かなり小さいうちから毎日話しかけていました。オスに違いない!オスに違いない!と思いつつ、オスであってほしいという願いも込めながらです。

語り続けた言葉は

  • ポッポちゃんこんにちは!
  • ポッポちゃんかわいいね!
  • むか~し、むかしあるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。
  • ママさん、ごはんちょうだい!

すると、、、だんだんと耳を傾けるようになり、ポッポちゃんは見事にしゃべるようになってきたのです。

一番笑ったのは、

「むか~し、むかしあるがpgbヴぁb、おじいさんとママさんがすんでいました」こんな風に言ったときですね。

「ポッポちゃんこんにちは!」はけっこう綺麗な発音でしゃべれるようになって、どこでもついてくるセキセイインコに育っていきました。

お風呂場に一緒に行くと、お風呂ってエコーがかかるじゃないですか?だから、よく発声練習してましたよ。

オカメインコのきみちゃんとセキセイインコのポッポちゃんは、一緒にいることが多かったです。

きみちゃんとポッポちゃん

はい、これが第一段です。

僕にとって、忘れることが出来ない・・・。

書こうか書くまいか悩んだけれど、でもやっぱり書かなくてはいけない。