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父から譲り受けたロレックスをずっと腕に

父は昭和11年生まれ。認知症になっています。あの頃には戻れないけれど、僕は父から譲り受けたロレックスを風呂に入るとき以外は極力腕にはめています。なぜか・・・・

覚悟をしつつ自分自身も仕事を頑張ろうという決意だから

父から譲り受けたロレックス
父から譲り受けたロレックス

理由の一つは、心のどこかで父がいずれこの世から居なくなるんだという覚悟があります。

それはとても怖いことで、なるべくなら想像したくないし、なるべくならそんな日が来ないでほしいと願うばかりなのですが、この時計が動いている限りは生きてくれているような気がして・・・。

自動巻きのロレックス1601です。

自動巻きであるということは、腕につけている限りは止まらないのですね。電池じゃないからずっと振動を与えていれば動き続けるのです。

なんとなく、この時計が父の心臓のような気がして、止めるわけにはいかないということです。

実は寝るときにもつけてるんですね。

そう、この時計を譲り受けて、内部のオーバーホールを東京の業者さんに頼んで以来ずっとです。

ゆるゆるのバンドだけれど、そのまま使っている

父は僕よりもガタイがとてもよく(柔道とか相撲とかやっていたので)腕も太いんですね。

バンド、、、かなり緩いです。あと2つか3つぐらい詰めて僕にはちょうどいいぐらいなのだと思います。

でもこれまた、なんとなくなのですんが、詰めてしまったら父の命も変わってしまうような気がして、詰めることが出来ません。

迷信だとか、占いだとか、人の生き死にについてのことなどはほとんど信じない性質ですが、なんとなくそう思ってしまった瞬間から、もらったままの形で使い続けることを決心しました。

認知症だけれど元気で生きてほしい

認知症、テレビで見る世界かと思っていました。

でも身近に、父がそうなったと知らされたとき、信じがたい気持ちでした。

小さいころの記憶、大きくて、ポマードの匂いがする父のことが思い起こされて、(まさか・・・)としか思えなかったです。

けっこう前に老人ホームみたいなところで、父が何かのお祝いを受けている模様を短い動画で送ってくれました。

昔の父の面影はありませんでした。

こんなときに不謹慎かもしれないけれど、

「くっそ!」と思わず口に出したかもしれません。

ここには、(こんなはずない!)という思いが大きく含まれているものとしてお許しください。

時間は意識すべきだし、後悔のない人生を送ろう

こんなにも時間は儚く過ぎていくものなのですね。昔は一年が早くすぎないかなぁと思っていました。

でも今は、一年よ、どうかゆっくりと・・・こう願います。

周りにたくさんいらっしゃる年配の方々を絶対に敬うべきだし、もっとたくさん話をすべきだと考えるようになりました。

人の一生はほんとうにあっけない。

クッソ!!!!

今日一日を大切に生きていこうよ。

今日一日をかけがいのない一日にしようよ。

今日一日を無事過ごせたことに感謝しようよ。

今日一日を自分のため、そして他人のために過ごそうよ。

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