今、レトロゲームと呼ばれているものは、発売当時は新作だったわけです。昨今のレトロゲームブームはなぜ沸き起こったのか。
BOOKOFF のゲームコーナーでは、新作よりもレトロゲームを探してしまう
僕はゲームを語れるほどやり込んでいないですし、操作も上手くありません。でも少年時代に遊んだゲームや、ファミコンやスーパーファミコン、プレイステーションの初期世代には、ゲーム雑誌をよく読んでいました。
お小遣いがたくさんあったわけではありませんので、ゲーム機やゲームソフトをポンポン買えるわけもなく、雑誌のレビューを見て、憧れとともに面白そうだなぁと漠然と指をくわえていた程度です。
僕らの世代とか、今のお父さん、お母さん世代は、昔のタイトルがとても懐かしく感じていることでしょう。子供たちに、「昔はこんなゲームがあったんだよ」と教えてあげたい、、、そんな回想録めいたものもあるのでしょうね。
今のすごい映像のゲームには圧倒されます
つい先日、妻と一緒に買い物に行ったときに、たまたまゲームコーナーで、プレイステーション4のデモ映像に目が止まりました。俳優の竹中直人氏がゲームの世界で、リアルに描かれていたからです。違うかもしれませんが、どこからどう見ても竹中直人氏でした。
「うわ、すっごいね」思わず声を発し、見入ってしまいました。完全に映画の世界を垣間見るようでした。
技術がどんどん進化して、よりリアルに近づいてきたということです。そんなすっごい映像のゲームの世界と比較すれば・・・
確かにレトロゲームは、レトロらしく、昔っぽい。でもレトロゲームには、良さがある。
ちょうど、今の車やバイク、携帯機器などがどんどん進化して、新しいもののほうが完全に性能も上であることをわかってはいるけれど、旧車がいいね!ちょっと昔のモバイル端末が味があっていいよね!と思ってしまうのと一緒です。
そこには、「味」があるのですね。
今のゲームを否定しているわけではありません。昔のゲームの味から逃れられない何かがあるのです。
おそらくは、こんなことだと思います。
つまり、当時を思い出すことが出来るからです。
10代の多感なとき、20代のまだまだ遊びたいさかりのとき、30代の子供がまだ生まれて間もないとき、そして子が小さいとき、決してゲーム中心の生活ではありませんでしたが、やっぱり遊びましたし、子供にプレゼントを買ってあげるのも嬉しかったですし、一緒にゲームをして遊んだ記憶があるのです。
ポケモンの赤と緑
今から24年前、1996年2月にポケモンの赤と緑が同時発売されました。僕がまだ30前の頃です。
思い入れがある理由は、大人なんだけれど、妻と一緒に遊んだからです。
『赤』がリザードン、『緑』がフシギバナのパッケージでしたね。まさか、このゲームに夫婦揃ってハマるとは思いませんでした。結局全部の種類のポケモンを集められなかったのですが、楽しかったです。
レトロゲームは海外でも!
秋葉原に行くと、特に休みの日には、海外から電化製品などを求めてくる買い物客が大勢繰り出してきます。実はレトロゲームは日本だけではなく、海外でも大人気です。昔を懐かしむファンは、全世界にいるということですね。