とても残念なことがありました。適当過ぎる・・・こんなことがまかり通っていいものだろうか、と言えるぐらいの代物です。
9か月待たされた挙句に・・・
こちらのブログでも新規事業について「もうすぐ!」的なことを書いたのですが、今回はまだ先に伸びそうです。WEB関連の事業を始めることが振り出しに戻ってしまったような様相です。
決済の会社、運送の会社も決まり、あとはシステムにAPI連携するのみという段階で、先方のシステム会社からは10月末には完成するというメールもありました。
待ちに待った10月末・・・先方からの連絡がありません。
どうも不穏な感じがしました。
でもまぁ、ちょっとぐらいはいいかなと本日を待って連絡してみたのですが、驚くべき回答でした。
「年内いっぱいかかりそう・・・」
その内容のあまりにチープさと、適当さが文章からにじみ出ていましたので、再度聞くべきことをしっかり聞こうと問いただす内容にしてみました。
そうすると・・・
「散々待たせてしまっている中申し訳ないのですが
正直なところで言うと、現時点からのリカバリがかなり厳しく
手に負えない可能性があります。
大変申し訳ございません。
以上です。宜しくお願い致します。」
え?ナニコレ・・・
憤りもいいところです。9か月ですよ、、、
こんなことがWEBシステム開発関連のビジネスでは日常茶飯事なのでしょうか?
怒りを通り越して呆れ果ててしまいました。
何故、失敗したのか?失敗を糧にやはり業者選びは慎重にすべきという結論です。
失敗の原因は、僕の業者選択眼の「なさ」です。
どうも変だ・・・と思ったことが1つ、2つと重なりました。
一つ目は、デザイン担当と言っていた社員がどうも消え失せた感じがしたこと。
二つ目は、開発担当の方(この方は懸命に色々やってくれた方です)が突如会社を辞めて違う会社に転職すると言ってきたこと。
最初3人の人と会って、そのうちの2名が・・・。
この段階で、僕にはアンテナが当然立ったわけですが、お金を一部払ってしまっている関係上、あまり強くは出られなかったのが事実です。
また、最後に残った一人は、
この案件は最後まで責任もってやりますと言った言葉を信じた阿呆な僕がおります。
アンテナが立った時点(リスク信号が赤になった)でさっさと案件を引き上げればよかったと後悔しています。
ドエライ教訓を得て、ビジネスチャンスでもあるのかなと思った
世の社長さん、WEB開発を担うべく社命を受けた社員の方、新規事業を打ち立てようとする方、いかがでしょう。
例えば会社のホームページを作ろうとするとき・・・
会社独自のシステムを開発しようとするとき・・・
新サービスをWEBで立ち上げようとするとき・・・
皆さんが一番最初困ったことは何でしょうか。
僕は、
「どの会社を選べばいいのか?」です。ズバリ!
どの会社を選べばいいの?本当に・・・・
自分でサーバーのことを勉強したり、Linuxなんかをかじるのは好きなのですが、さすがに入り組んだ仕組みを自分の想定通りに作り上げるのは、絶対無理とは言いませんが、ほぼ無理です。
やはり餅は餅屋。
まず最初の挙動は、ネット検索で
「WEB システム 開発」などとやるでしょうね。会社のホームページを作ろうとするなら、「ホームページ 作成 業者」とかですね。
いずれにしてもすぐに情報がほしいから色々なロングテールキーワードを駆使して探すと思います。
そうすると目に付くのが「一括見積」系のサイトです。有名なのがありますね。何個か・・僕はそのうちの2つ、利用しました。
そこで紹介を受けたのがこの表題の会社です。ほんと・・大失敗・・・。
とある事業会社さんが言っていたのですが、サイトを作る会社って10000社以上あるみたいで、案件獲得するにもそういう比較系のサイトにお金を払って登録しないと、なかなか案件確保が出来ないとのことで、相当大変なんだそうです。
僕は思いました。
インターネットが当たり前のように使われて、通信速度がどんどん向上して、あらゆる情報がネットに集まっている。
そして、モバイルの通信速度も格段に上がり、アプリも充実し、サービスが手元操作で受けられるようになっている。
これからもそれらは進化し続け、きっと新しいサービスが出るだろうけれど、それがWEB上のサービスであることが圧倒的に多く、WEB完結、手元のスマホで全部完結!そんなのが当たり前になっている。
そういう時代を皆が感じていて、皆が認めているのですから、これから日本で勃興する事業、海外から入ってくる新事業形態は、ほとんどがスマホ一本で、パソコン一つで出来るようになるはずです。
だとすると、それを新規事業にしようと考えるのが普通であって、今ある会社も多くがWEBビジネスへの足掛かりを日夜考えているはずです。
しかしながら・・・
しかしながら、業者の選定は難しい・・・なぜか?
それは自分たちに専門知識がないからです。
WEB開発系の会社の人たちは、たいてい横文字を使います。それも「それってどういう意味ですか?」といちいち聞かないといけないような横文字です。
またパソコンのことはちょっとはわかるけれど、システムのこととなると、全然わかりませんので、使われている言語がどうのこうの、データベースがどうのこうのとか、
これ見よがしに言われてもすぐに理解することが出来ない場合も多いです。
そう、専門知識がないのです。
僕は昔、証券会社におりましたが、テクニカル分析とかやり始めるとそこに登場する専門用語に自分が酔ってしまい、顧客にもかっこつけて使ったりしていました。
ストキャスティクスがどうのこうの、一目均衡表がどうのこうの、相対力指数がどうのこうの・・
今から思うと恥ずかし限りです。
顧客にわかりやすく説明しなくてはいけないところを専門用語でプロっぽさを出してただけのような気がします。
相手の方はほぼ100%が会社の社長さんたちで、僕は偉そうに言ってましたよ・・・ダメですね、これ。
で、ビジネスチャンスと思う理由は何か
こういう業者さんたちって、問合せするとたいていが専門用語のオンパレ~で、理解納得せしめる説明なんて受けたことがないです。
試しにそういう人達に
「サーバーって何ですか?」
と聞いてみてください。
比較のサイトや、紹介サイトからくる業者さんも、結局似たり寄ったりの専門用語バリバリの方々なので、
もしや
かえって個人の方のほうがいいのかもしれんな・・と思い始めているぐらいです。
風穴開けたいですよね。
今は、いわゆるレビュー「口コミ」なんかも
サクラがいると言われています。一時それ問題になりましたよね。とあるデカいサイトで。。。
こうなると情報の渦の中から正しい情報を得ることが逆に難しくなっているわけです。
ランキング!とか
口コミ!とか
そういうものも ちょっと斜めに構えてみなくてはいけなくなったということは、もはや情報のチョイスの手軽さが失われて、完全自己責任(まぁ、当然ですが)で、サービスの提供を受けなくてはいけないわけですよ。
自分の会社、自分で扱っているサービス、自分で売り出している商品を「これは最悪、害悪のものですわ」という人はいないので、みんなが自画自賛するわけですよね。そうなると選ぶのがとんでもなく大変です。
だとしたら、業者A(サービスの提供側)と業者B(サービスを探す側)の間に立つ、業者Cの存在があってもいいのではないでしょうか。それはつまり、比較うんぬんとか、紹介うんぬんではなく、もっともっと深い部分で「Bに寄りそう」業者です。
本来は、Bの代表取締役、Bの中にいる社員、そういう人がプロフェッショナルで人を見る目がすごくて、専門知識でも負けないのであれば、Cなんていらないです。
でも日本にある会社のほとんどが、WEBのことなら任せなさい!なんて・・ないっすよ。
逆にわからない会社がほとんどじゃないでしょうか。