3月10日の午前中ぐらいまでは調子よかったですが、その後急落しているビットコイン、いやはやボラティリティがなかなかすごいですね。
5分足でブレイクポイントを下に抜けて、ガラ!
ビットコイン、アルトコインともに短期売買にも向いているかもしれませんね。
この記事のUPは、3月11日の午前12:01ですが、書いているのは、3月10日13:36です。
まずは下の5分足から見てみましょう
こちらは、GMOコインのサイトのチャート表示機能です。
5分足ですね。
5分足というのは、5分間で一つのろうそく足を形成します。
上に行きたがっていましたが、ダブルトップ形成で売り攻勢となりました。利益確定の売りと、新規の売りが入りましたね。仮想通貨の売買をされている方の多くがテクニカル重視ですので、上記のようにダブルトップから下がってくると、今度は、トレンドを維持できるかどうかを見ます。
ブレイクポイントと書いてあるところ、わかりますよね。
それまでの上昇トレンドがここで破れてしまったわけです。そうすると、ロスカットのオーダーも入りやすくなりますので、ボラティリティが高いとは言え、実はテクニカルに素直な動きをしているようにも感じます。
ただ、マーケットそのものは、ファンダメンタルズなどを追ってみても、ビットコインに対しての需要が急に減退することはないと考えられます。
では続いて、日足を見てみましょう。
日足というのは、一日の動きを一本のろうそく足で示したものです。上記のチャートであれば、赤い線が一日の初めから終わりにかけて上昇したろうそく、緑色が一日の初めから終わりにかけて下降したろうそく、ということになります。
現段階(一番右の緑色のろうそくをご覧ください)は、緑色の線の上にちょろっと「ひげ」が伸びていますね。
今日の途中経過ですので、何ともいえないですが、
この形成状態を「上ひげ(うわひげ)の陰線」といいます。
上にひげ(途中高値がある状態)がついて陰線(はじめから終わりにかけて下降した線)となった状態です。
赤く真横に引いた線が直近の高値ですので、これはレジスタンスライン(抵抗線)といいます。
ビットコインをやっている人にとっては、その直近高値近辺で買っている人も多く存在します。なぜ多く存在するかというと、新高値を目指すときには、それなりの買い注文が入らないと目指せないからです。
ぐい~んと上がったパワーというのは、とどのつまり、買い注文が多かった場面であるということです。
その直近高値を前にして「上ひげの陰線」展開(あくまでも今のところ・・・ですが)となると、レジスタンスライン到達前に下落に転じましたので、買いの手が控えられて、売りものが成行注文も多くなり、するする~と下げてしまうのです。
なので、ここでの見方としては
下値追いして狼狽売りを誘うのか、それともダマポジ維持(だまってポジション維持=買いを維持)になるのかでしょうね
米国の株式マーケットは、一般投資家も先の急落に動じずに、機関投資家も動じずに、尚且つ新規買いが入っているようですので、
いわゆるマーケット周りとしては、現時点で大慌てする必要は全くないと思っております。