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桜の木の下で一瞬見た光景に物語を感じた

写真に納めればよかった、今の時間になってもそう思います。桜の木の下で一瞬見た光景。とても感動しました。

ツバメも活動を始めるぐらいのとてもいい天気

3月24日水曜日、今日はいつもより出勤する時間が遅くなりました。

でもそれによって、素晴らしい光景を見ることが出来たので良かったと思います。

勤務場所の屋根のところには、ツバメが舞っています。そろそろ巣作りを始めるのでしょうか。

去年生まれたツバメなのかもしれないですね。

桜の木の下で一瞬見た光景とは

ジョルノ号での出勤でした。

いつもより少し遅い時間、陽気もよくて、晴れが全開!カーブを曲がったところに、とてもきれいに桜が咲いているポイントがあります。

比較的大きなマンションの前の歩道沿いに桜の木があるのです。

「ブ~~~ン」とカーブを曲がって、

「ん?」と思いました。

車いすに乗ったお婆ちゃんに寄り添うようにして立つ娘さん(または介護の方)の写真を撮る、お爺ちゃん

バイクだったので、一瞬です。

でも一瞬に目に焼き付きました。

「なんと素晴らしいのだろう」と。

お婆ちゃんは車いすにのって春の陽光を浴びて微笑んでいらっしゃいました。

隣には、娘さんなのか、または介護士の方なのか、優しそうな女性が立っていました。

そして、中腰で、写真におさめようとするおじいちゃんがカメラを構えて、まさに今、写真を「パシャリ」と撮ったのではないか、そんな光景です。

桜の花びらがほんの少し舞っていて、やわらかい風がそよいでいました。

お爺ちゃんはどんな気持ちで写真におさめようとしているのでしょう。

そしてお婆ちゃんは、どんな気持ちで写真に納まろうとしているのでしょう。

その時、父母を想った

バイクで通り過ぎたあとも、また戻って、写真に撮りたいなという衝動にかられました。

でもやめておきました。

通り過ぎたあとも焼き付く光景というのはあるものですね。

そして、父母を想いました。

元気にしているだろうかと。

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