GMOコインもcoincheck も取引所はこれから大儲けでしょうね。仮想通貨(暗号資産)の裾野拡大で、これから投資も面白くなるはずです。
初めての方は現物取引を推奨します
株式の現物取引、仮想通貨の現物取引、このあたりが初心者の方はいいです。いきなりレバレッジを利かせた取引をすると、相場の急展開についていけなくなったり、先物取引のように、限月のある取引だと、本当の仕組みを知っていないとやけどしてしまいますので要注意です。
現物取引は、いわゆるリターンは、証拠金取引と比べて少ないですが、リスクも少なくなります。
日中の値動き、朝方の値動き、夜中の値動き、影響を与えるファンダメンタルズの状況、テクニカル要素の変化など、現物取引で研究しながら、ここぞという場面があれば、証拠金取引などもいいでしょうね。
証拠金取引の必勝テクニック
例えば、現物の数パーセントの証拠金で取引が出来たとします。(実際、証拠金取引というのはそういうものです)
投資効率として考えれば、現物なら10%ちょいの儲けだけれど、証拠金取引で同等の取引をしたら利益率が300%とかぶっとんだ利益を取ることも可能です。
でも思惑と反対方向に動いた場合には、すぐに「追証」というものが必要になってきます。
狙ったポジションがその後、追証を積めば回復する可能性があるならそれでもいいのですが、完全に的外れだった場合、地獄になってしまいます。
従って、証拠金取引をする場合には、現物取引と違ってロスカット(損切り)のルール設定をしておく必要があります。
思惑と違ったら切る!っていうことです。
この切る判断は早いほうが良いですし、遅きに失して、大きなお金を失うよりは!という感覚で感情を抜きにして決済です。
このとき・・・「いや、待てよ、明日は回復するかもしれない」という気持ちになるのはよくわかるのですが、このパターンでお金を積み増ししていくのは、正直あまりお勧めできないです。
ではどうしたらいいか
ロスカットと新規買いを同時に行い、ナンピンではなく、純然たる最良ポジションを持つべき
買値の平均値(売値の平均値)を下げる(上げる)方法がナンピンです。これ、難平買い(なんぴんがい)とか、難平売り(なんぴんうり)って言います。
さらにナンピンして、買値平均値を下げていくのを難平買い下がりといいます。売値平均値を上げていくのを難平売りあがりといいます。
ややこしいので、ここからは「買っているケース」で。
でもこの方法、パッとみた感じ、ドルコスト平均の手動バージョンに見えますが、平均値が下がったとしても実際には投資資金はそれなりに増えていますよね。
通常、買いを入れたいタイミングというのは、叶うかどうかは別として、底値を買いたいものです。
しかし、相場はずっと動いていて、例えば今の仮想通貨のビットコインみたいに、500万~600万オーバー(僕の個人的感想は、ほどなく700万をゆうに超えてくるとは思っていますが)で動いている場合、大元の価格のとんでもない破格金額まで下がるのは、ちょっと現時点は考えにくいです。
つまりエントリーしようとしているのが、今なわけですから、2年前、3年前の値段が来るのを待つぞ!っていうのは、無理があります。
でもエントリーしようとしたら、やっぱり昨今の動きの中で、「下がったところを買いたい」というのが人情でしょう。
そこの値段が底かどうかはわからずとも、将来の値上がり希望観測があれば、どこかで買いは持ちたいはです。
現物なら、多少のずれはあってももちもちポジションでいけますので、安心して買ってください。
でも証拠金取引のようなケースでは、
買って失敗したら切るべきです。
実は切って、また買うんですよ。
ロスカットしてまた買う。
「何それ?」って思いますよね。決済してまた買うなら決済しなきゃいいじゃん!と。
でもこれ、心理的にもその後のエントリーの幅が増えることでもロスカットして買い戦法はとてもオススメです。
特に証拠金取引の場合は、です。
何故かというと、証拠金取引の場合、逆方向に行けば証拠金を積みますか、切るしかないからです。
証拠金を追証として投入して持ったとします。
でもそれって、元の値段に戻らないと値洗い上の1円も特にならないですよね。
そしてそのように追証を入れて、持ちこたえて戻ってきたとして、そのあとちょっとでも下がったら、まだ持っていようという気持ちになかなかなれないはずです。
要は、追証でけっこう耐えた、値段が戻ってきた、ふ~もう怖いからここで切ろう・・・結局儲けを狙うというよりも心理的負担に負けてしまって決済してしまうことが多いです。
ですから、チャート上のダブルトップとか、三尊天井みたいなものが存在するんですね。
高値で買っちまった恐怖を何とか耐えた人は、自分の買値まで戻ったら、そのまま持ち続けるか、切ろうかを必ず思います。
ところが、ロスカットして再度ポジションを持ったとします。
100円だったものが90円になった、切って90円で買った。また下がった、80円になった。ここで切って80円で再度ロング。
その後相場が好転して100円に戻った・・・
こうなると、80円の買いポジションしかないのですから、値洗い上20円の+です。
こうなってくると、心理的にも余裕がありますし、証拠金取引でこのパターンになると相当大きな利益が乗ってるはずです。
そのガッツリ利益が乗ったポジションを利食ってもいいのですが、それを計算上の利益の状態で残したまま、次のトレードをやるのです。
そうすると、値洗いプラスの状態のものがあるがために、トレードの幅が拡がります。
ちょっと冒険しても万が一の場合は、80円のロングポジションと一緒にバサッと切れば、新たにトライしたほうとの抱き合わせで元本が大きくやられることはないということです。
冗談抜きでこの手法、僕の友人とか、相場のプロの人がやっていて、勘定を見させてもらってぶったまげるぐらい成功しています。
例えばビットコインを100万円ぐらいのときに、ガッツリ買っている人がいたならば、今の状態は500万円、600万円ですので、含み益がたっぷりありますよね。
その人は、恐らくアルトコインや株式、FXと幅広く分散投資をしていたとしてもさほど怖くないはずです。
ガッチリ利益が乗ったものを保有している状態であれば、次の一手が打ちやすいですし、メンタル面も壊れないし、変な不眠症になることもありません。
ポジションをいかに有利に保有して、含み益の状態で、次の一手を忍ばせるかです。
100円のものが80円まで下がって100円に戻ったときに、ホールド状態とか、追証を払って持ちこたえた場合は、損得なしです。
100円のものが80円に下がってロスカットして80円で再度買った場合、20円分損を確定しましたが、その後100円まで戻っているので、20円+状態でやはり損得なしです。
もちろん手数料を考慮すれば、後者のほうが若干損です。
でも後者は含み益が20円ある状態です。
利乗せもしやすいし、別銘柄(別コイン)で新たに買うことも出来ます。一番は心理的なものです。
是非今度やってみてください。
ロスカット+再度買いは、その味を知れば、証拠金取引の怖さをかなり緩めてくれます。