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小説

只今36000文字 小説書いてると登場人物が勝手に動き始める

twitterのライトノベルは書いてると面白いです。最近、登場人物が頭の中で勝手に動き始めるという実感を持ち始めました。すると今度はそれを追うのが大変です。

小説を書いてて、難しいなぁと思うこと、その①

それは、人物同士の会話の場面です。

「●●●●」と言った

「▲▲▲」と答えた

誰かが言って、誰かが応答するじゃないですか。(独り言は別として)

Aさんが何かを言う、その相手はBさんである。Bさんが対して答える。この単純なやり取りの文末表現がとっても難しいんです。

プロの小説家の人たちが書いているのを見てみると、実に多彩なんですよね。単に「言った」「訊いた」「答えた」程度ではなくて、様々な表現があって、読者もすんなり読めてしまう。

ああ、言葉って難しいなぁと実感しております。

これ、どうしようかなと考えた結果、例えばですが、

Aは、あくびをかみ殺して「●●●」と、しょぼしょぼの目をBに向けた・・・

こんな風にして、その前後を工夫すればいいのかなぁと思ったのです。

小説の書き方を本格的に習ったら、こういう技法的なことも教えてもらえるのでしょうか。

小説を書いてて、難しいなぁと思うこと、その②

時間軸の流れですね。

下手したら、1シーンの描写をとりとめなく書いてしまっていることに気付きます。

例えば、単に食事のシーンなのに、そこに会話が含まれるので、なんか長たらしくなってしまうとかです。

春→夏→秋→冬への意識とか、

1月→2月→3月・・・・10月→11月→12月という移り変わりへの対応も、とても大切なことなのに忘れがちです。

下手したらいつまでも夏とかね(笑)

また、せっかく季節を描いても、それらしい表現が下手であることと、実際、夏ならもっと夏全開の状態を書いて、読者にも暑くなってほしいのに、書けていないとか・・ですね。

でも 面白いなぁと思えることが最近増えてきました。

登場人物の声が浮かび、動き始めている

勝手に登場人物を創造して、名前をつけて書いていくと、性格とかも決まってくるんです。服装とか髪型とか、特徴とかも頭の中でイメージが出来てきて、

ああ~~漫画にしてほしい!ぐらい思っちゃいます。

また、例えば少年なら少年の声、女性なら女性の声が頭に浮かぶんですよね。それから口癖とかも。

そうこうするうちに、登場人物が動き始めるのです。

ですから、シナリオというか、行先不明の状態で物語を進行させているため、途中、新たな登場人物もすぐに決まって、また書いていくと、キャラクターも出来上がってくるんです。

だから、映画とは違くて、アニメっぽい映像が頭の中で動いているような感じです。

これって想像の遊びの部類なのかもしれませんが、とても楽しいです。

この楽しさを知ってから、ああ、書くことって楽しいなぁ!と思えるようになりました。