仕事柄、帰宅が遅いことが多いです。鳥ちゃんたちが僕の部屋に住んでいて部屋の明かりをつけると眩しくてかわいそうかなと思い、数年来、夜は明かりをつけない暮らしになっています。
部屋ではもっぱらパソコンの前に
帰宅後は、先に風呂に入るか、ご飯を食べるかです。冬は、とんでもない寒さの中、ロングな道のりをバイクで帰宅ですので、お風呂が先ですね。夏はご飯かな?
それらが一段落しますと、楽な恰好で部屋にこもります。
テレビは見ないので、リビングで過ごすことはほとんどありません。やはり自分の要塞部屋が落ち着くのです。
押し入れから、ゴソゴソ・・ゴソゴソ・・と音がする
ルチノーのオカメインコのメス、「きみちゃん」は、いつしか押し入れに住むようになりました。最初からケージ飼いに慣らしておけばよかったのですが、最初の赤ちゃんのときは、プラスチック容器、少し大人になったときからは、もう僕の部屋で自由に暮らしています。(注:本当はケージ飼いすべきです)
大人になったきみちゃんは、部屋の押し入れの上のほうに住むようになりました。
押し入れ・・というか、壁のクローゼットですね。
画像の真ん中には、鳥ちゃんが休めるような竹の棒があります。クローゼットには、布で目隠しをしていますが、まぁ・・押し入れですので、色々なものが所せましと入ってますよ。
布の目隠しの上端のところに少し隙間がありますよね。
ここがきみちゃんの家の入口です。よ~く見ると、押し入れ内の上の壁紙が、べりべりと剥がされてます。これは、きみちゃんが、巣づくりのために剥がしてしまったものです。(まったく)
さて、夜になるとどうなるか・・・・・・。
「あらぁ、遅かったわね~」
きみちゃんは、僕が作業をしていようが、キーボードの上に乗ってきます。体重が100g以上ある、ちょっとおデブちゃんなので、ズシッズシッと歩きます。たまにキーボードの隙間にある餌なのか、ゴミなのかをガツガツガツガツッ!と突いて食べてます。
セキセイインコとか、コザクラインコと比べても身体も大きいし、ずっしり重いので、キーボードに乗れば、それなりにタイプされてしまいます。
たまに会計資料のための弥生を打ち込んでいたり、重要なメールを書いていたりするときでもお構いなしに乗ってくるので、油断すると、文章の中に
「rrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr」
こんな風に永遠に文字が書かれていることがあります。
「キーボードの隙間が気になるのよぉ~」
じっとり隙間を見ています。
とにかく食いしん坊なので、餌っぽいものを見つけると突くので、気を付けないといけないです。
しばし、隙間漁りを続けたあとは・・・・
「早くなでなでしてちょうだい!」と
たいてい、僕の右手を軽く小突いてきます。きみちゃんは、とても優しい鳥なので、ガブっと噛まれたことは一度もないです。軽く、チョンチョンという感じの小突きですね。
そして、頭を下げます。
「早く、なでなでしてちょうだい!」(メスなのでこんな口調かなと)
撫で方が少し適当だと、
「あんたね!そんな撫で方で、あたしが満足すると思ってるの!」と言いたげに、不満を露わにします。
不満の表明の仕方が、高速小突きです。
コツコツコツコツコツコツ!と指を軽く小突いてくるのです。これも全然痛くないぐらいの優しい小突きです。
「わかったよ、きみちゃん(笑)」思わず笑みがこぼれるぐらいの高速小突きの催促もやたら可愛いんです。
頭を撫でられるときのきみちゃんは、うっとりしています。目をつぶってうっとり~~~です。
でも、撫で方のムード、雰囲気でわかるんでしょうね、気持ちが入ってるかどうかとか。
すると、
「クワッ!」と目を見開いて(2枚目の写真)、その後は、高速小突きがまた始まります。
「あなたね~、この時間まであたしは待ってたんだよ。ちゃんとなでなでしなさいよ!」
このような様相です。