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散歩の小道とアブラゼミと抜け殻と。

ウォーキングとまでは、おこがましくて言えないので敢えて散歩と称します。コースを変えると色々な発見があるものです。

家を出て右のコース

午前8時過ぎ、まだ少し身体が寝起きから完全に活性していないころ、少し身体に鞭打ち、右のコースへ向かいました。

これは家を出て帰宅までに35分のコースです。

とりあえず、T字路にぶつかるまで歩き、そこから右の折れて、再度突き当りは川なので、小道を歩いていきます。

散歩途中の小道
散歩途中の小道

人が歩く場所は砂利っぽいですが、さほど歩きにくくありません。

右側から大きく川方面にせり出している木は、桜の木です。ここは、春になるととても綺麗なんですよ。

左手の川は、自然な感じではなく、人口的に整備されたものです。水の中をよく見ていると、たまに銀色の魚影が見えるので、鯉か何かが住んでいそうです。

でも流れが川らしくあるわけではなく、水もせせらぎがほんの少しあるだけで、緑色っぽいので、誰も釣りはやっていないですね。

蝉しぐれに儚さを思う

アブラゼミが鳴いてます
アブラゼミが鳴いてます

たぶん、ここの桜の木のすべてに蝉がとまっていることでしょう。蝉しぐれがなかなかすごかったです。

たまたま、見やすい場所にいましたので撮影しました。

僕が見つけたら、微妙に横にずりずりと移動をはじめました。

蝉の抜け殻
蝉の抜け殻

地中に長く生息していた幼虫は、外に出て、このように木に止まり、見事に脱皮します。

成虫は、ひと夏どころか、すぐに死んでしまうんですよね。実際、調査した人が居て、一週間以上生きるらしいのですが、

それが20日になって何になるのでしょう?

それが30日を超えて何になるのでしょう?

ひと夏で確実に死ぬのですから、一週間の命と、そっとしておいてほしかったね。

そのかわり蝉は幼虫として土の中にいる期間が長いです。だいたいアブラゼミで6年だそうです。(僕は子供の頃7年と習った記憶が・・)

だから、人に蝉のことをいうときには、

「幼虫として7年も土の中にいて、地上にでて、たった7日間で死ぬんだよ・・・」と話しをします。

儚さが伝わるでしょ。