実際、けっこう前にSecond Lifeというゲームの中で、リアルマネーが稼げることが話題になり、中には億稼いだ人もいるとかで凄かったですよね。あんな風に、仮想世界の中でも生きられる、お金をリアルに稼げたらいいのにと思います。しかも普通に誰でも。
仮想世界でも質感を出せれば売れると思う
電子媒体からイメージをもつというのは、例えばコミックとか、小説とかはすでに電子版がかなり浸透していて、利用者も多くなっているじゃないですか。
あれって、電子書籍になって確かに紙の質感とか、本の重み、ページをめくる喜びみたいなものは犠牲にはなっていますが、大量の本をスマホ内に収めることが出来るとか、ペーパーレス=資源保護みたいな大義もあって、実際試してみると「けっこういいじゃん!」となる人が多くなってきたのではないでしょうか。
音楽CDや映画などのDVDにしても集める喜びも確かにありますが、サブスクをよしとするアーティストがだんだんを増えてきて、配信されるものをDLすることで、音楽や映画のコレクションをパソコンとか、モバイル端末に集めることが出来、しかもかさばらないので、これまた時代の流れとして認知が拡がっていますよね。
DVDを週末に2泊3日で借りてとか、コミックをまとめて10冊借りて、とか、以前はけっこう当たり前のように言ってたTSUTAYAにも行かなくなってしまいました。
そのかわり、amazon とかhulu とか、netflixが台頭してきて、パソコンと回線の処理能力と速度があがったため、今ではほぼストレスフリーで自宅にいながら映画や海外ドラマ、見逃したドラマなんかをみることができます。
しかも付加価値がついているのですよね。特にamazonは口コミなんかで、配送料も無料になるし、音楽も映画も「見放題」的な人々の口コミです。実際には、最新の音楽や映画はお金がかかる場合がほとんどなのですが、伝わるのは「無料だし、月500円だから、絶対得だよ!」ということでバンバン拡大しているんですよね。
こういうデジタル化されたデータであっても、その商品そのものが劣化するわけでもなく、すぐに自宅のパソコンとかで体感できるものは、全部ネットで!となってるのでしょう。
でももっと時代が進化したら、「参加してる感」とか「その場にいる感」なんてものが出てくることでしょう。
例えばサッカーの試合とか、アーティストの演奏とか、およそ自分では登れないエベレストの山頂とか、そんなものがまるでリアルに感じられるぐらいの高精度な映像とともに、感動が伝わるサービスがどんどん出てくるように思います。
実際、映画も本当は映画館で観たほうが迫力あるし、ポップコーンとコーラを買って、館内が暗くなって、映画の前のCMすらも楽しんでのほうが僕的には好きです。
でもこれさえも仮想世界で、「らしく」演出すれば、もっともっと面白くなるし、チケットを買うところから座席の予約までも、なんだか現場でやってるようにすれば、本当に自宅にいながらにして、よりリアルに近い映画館を味わえるようになると思います。
服とか眼鏡とか、メークとか、髪の毛カットとかも可能性あるよね
現実の世界で、服を買いに行く・・・眼鏡を買いにいく、ちょっと変わったメークをしてみる、床屋さんやパーマ屋さんで今までとは違うカットにトライしてみる・・なんていう欲求っていっぱいあると思うのです。
でも、実際現場に行ったらどうでしょうか。
リアルな現場で、たくさんの服があるところで、自分に合うデザインとか、自分の体形に合う服とか、そういうものを自己判断で探し出すのはちょっと面倒だったりします。
店員さんが寄ってくることを嫌う人も多いですよね(僕もそう)
本当は、もっと時間をかけて選びたいけれど、店の数、商品の数が多すぎて、選び疲れてしまうこともあるでしょう。
モールなんかに買い物に行くと、服の店、、、、どんだけあるの?あれって、入り口に比較的近い店が有利ですよね。それに、あまり遠いと歩くのも億劫になったりします。また、でかいモールだと地図が必要ですよ。じゃないと僕なんか方向音痴ですから無理っぽい。
我が家の近くにそういうモールありますけれど、もう10年以上住んでいますが、いまだにモール内で行ったことのないお店もあります。
なんか、買い手側も売り手側ももったいないですよね。
それに、服選びでけっこう面倒なのが、試着です。試着の目的は自分に合うかどうかだったりしますが、やはり一番はサイズでしょう。日本ではMサイズ、Lサイズとかですけど、これが海外商品だと40号とか、なんだかサイズ感もよくわかりません。
ですから試着ルームには、きっとこの号数なら大丈夫だけど、念のためこっちも・・・と持っていきますね。そうするとあの狭い空間の中で、自分の服を脱ぎ、試着して、次のアイテムを試着して、、とやってるわけですよ。
んなもん、正直面倒です。
試着が楽しいわ~なんて思わないので。
ですから仮想現実みたいな世界がありますと、自分を全方位カメラで撮影して、身長も体重もまるでリアルみたいな自分が画面の中にいれば、あとはテレポートとか、検索機能みたいので、それこそ、ガンガン試着できるようにして、
「お、これけっこういいね!」というのが見つかったら、今度はリアル店舗に予約するとか、そのまま買い物ができればと思うわけです。
眼鏡も現場に行って、自分でかけてみないと自分に合うか合わないかわらんね~という場合がほとんどですよね。
ずっと黒縁眼鏡をしていると、自分は黒縁しか合わないと勝手に思い込んでしまいますが、銀縁とか金縁も合うかもしれないし、形が違ったものもトライしてみたい。
でも僕みたいにかなり視力が悪いとですね。フレームを現場で探すにしても、売り物のフレームですから、それを顔にかけても鏡に思い切り寄らないと見えないわけですね(笑)
あのシステム、マジでなんとかならんかなと思います。
自分の顔の輪郭とか目や眉のつくりなどから、この眼鏡が合うぞっていうのは、これまた仮想世界で試せたらなぁと。
きっと未来はそうなるんだろうけれど、もっと楽しみながら!
今まで僕は、たくさんの人に会ってきましたが、中にはなかなか外に出られない人もいます。
自分をうまく表現できない人もいます。コミュニケーションがちょっと苦手という人もいます。
でも彼らのほとんどは、ネットとかすきな分野においては活き活きしています。
ネット内で生きてもいいじゃん!
生活の場とか稼ぎの場がネット内にあれば、別に家に閉じこもっていたとしてもその人の楽しみ方だし、生き方なのですからまったく問題ないですよ。
買い物はできる。でもほしいのは稼ぐ場。
ネットとかバーチャルな世界での買い物は絶対もっと発展するのですよ。
でも稼ぐ場がほしいですね。
資本主義社会ですので、誰でも平等に、、、、というのは難しいにしても今は「個の時代」と言われているのですから、もっともっと手軽に給料的なお金をとれるようになれたらと思います。
これって甘い考えかもしれないけれど、可能性はありますよね。
ネット内だけで会社が作れれば。
ネットやバーチャルな世界に会社をつくることができれば、一人で何もできそうにはない人にとっても面白くなると思います。
現実世界における会社だって、社長がとんでもない何でも屋気質で、なんでもできるスーパーマンというわけではありません。
逆に自分にはない能力を持った人を雇うことでカンパニーパワーをあげているのだと思います。
絶対、たくさん、可能性のある人たちが埋もれていますよ。どうでしょうか。
そういう人たちが仮想世界の中でつながってビジネスができるようになれば本当にいいのに、そう願います。