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電気ブランと言えば、森見登美彦の小説

先日、何気なくスーパーのお酒コーナーを見ていたら、「電気ブラン」を見つけてしまいました!

電気ブラン(小瓶)
電気ブラン(小瓶)のパッケージ表面

どうですか!このノスタルジックなパッケージ。これぞ電気ブランであります。

電気ブラン(小瓶)パッケージ
電気ブラン(小瓶)パッケージの裏面です。この説明書きもいいね。!

電気の気の部分が「氣」になっています。

神谷の電氣ブランデー「電氣ブラン」はブランデーをベースにジン、ワイン、キュラソー、ハーブなどがブレンドされていますが、その配合だけは未だに秘伝となっています。

泣けるね~

ほんの少し遊び心があって、いいじゃないですか!ものすごく気に入りました。

そして、

電気ブラン(小瓶)
電気ブラン(小瓶)

もろに「電気ブラン」と書かれているこのラベル、そして周りの模様と、中のトレードマーク的なマーク、かっこいいですな。

今まで飲んだことがありません。

ですから、小瓶ではありますが、これを入手して頗る楽しみなのです。

『夜は短し歩けよ乙女』及び『有頂天家族』に登場する偽電気ブラン!

僕が電気ブランを知ったきっかけは、大好きな小説家の森見登美彦の小説からです。

電気ブランを真似て作られた、狸の間で親しまれているお酒が偽電気ブランです。夷川家が夷川発電所の裏にある工場でこっそりと製造しているのですね。

これが森見作品にはけっこうな頻度で登場します。いかにもおいしそうですし、いかにも飲みたくなる!

この偽電気ブランから電気ブランの存在を知ったのです。最初は、架空の飲み物かと思っていたのですね。

ある日、何気なく「電気ブラン」と検索したら・・・

「おわ、あるんだ!?」

そんな驚きですよ。

電気ブランとして本当に存在していました。見つけた瞬間ネットで買おうと思ったのですが、さほどお酒が好きなわけではありませんので、見るだけにとどめておいたのです。

ところが、スーパーで小瓶を見つけてしまって、速攻でかごに入れました。