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古くていいものは価値が下がらず、逆に上がる

古いのに価値が下がらないもの、逆にあがるものって、この世の中にたくさんあります。

もちろん古くなれば、価値が大幅に下がり、売るにしても二束三文か、お金がとられる場合もあります。

ずっと維持すべきものか、早々に売ったほうがいいかを判断

bookoff とか、古着専門店とか、街中のusedを扱っているお店とか、中古販売のお店を見てみましょう。

「え?なんでこんな値段なの?」と驚くようなプライスがつけられている商品ってありますよね。

それって、「驚く!!」わけですから、新品ではなく中古価格としてたいていは驚くということです。

新品としてこの世に登場したときに値段は、オープンプライスのものも多いですが、だいたいは「こんぐらいの値段でしょ」という値付けがされますよね。

マーケティングをバリバリやって、市場調査して、対抗価格とかつけられるものは、日用品とか消耗品とか、そういう家電製品とか、食料品とか、服とか、、、確かに種類も豊富にたくさんあります。

A店では3000円だけれど、B店では1980円なんてこともザラにあるでしょう。

新品として世の中に登場した瞬間からプライスダウンが始まるのが、新製品の悲しいところです。

パソコンでもモバイル機器でも出た当初の値段は、すぐに市場調査されて、値段が下がったりしますし、第一、パソコンなどの世界は、開発が秒進分歩なので、3か月、6か月もすれば、せっかくの「おニュー」で買っても、あっという間に値が下がってしまいます。

かといって、パソコンとかモバイル機器なんかは、新製品の性能が旧製品を凌駕していることがほとんどで、わざわざ古くて遅いマシンを好む人はそうそういないので、新しいものが次々登場しては、やっぱり売れるわけですよね。

でも・・・忙しくないですか?

僕なんか、そのパソコンでさえも中古で十分いいマシンが買えると思っておりますし、現に今使っているノートは、SSDモデルで、CPUもさほどでもないですが、サクサク動きますので、十分に使えます(秋葉原で30,000円なり!)

僕はよく、ゲームソフトとか、新品で買った漫画や小説なんかはすぐに売ってしまえ~と思うほうです。

ゲーム機なんかも一年のうちさほど使わないのであれば、サッサと売って、クリスマスとかにどうせ登場する新機種を予約して買ったほうがいいだろ?というタイプです。

つまり5万ぐらいで、ゲーム機とソフトを買ったとしたら、すぐに終わらせて、どちらも売ってしまえば、たぶん買い取り価格としてさほど値崩れしていない状態でしかも人気機種だったら、強気の売値を提示できますので、そういう新品を5万で買って、一年間の使用用途が少ない予想であれば、高い値段で買い取ってくれるうちに売ってしまう。そうしたら、たぶん実質1万とか、2万でそれらのゲームを一通りは堪能して売るということになるのので、現金がバックされていいじゃないですか。

(僕はあまりゲームしないからかも)

で、最近のオンラインゲームは、PC版も数多くあるので、ゲームはPC主体にして(FPSでもPC勢のほうが圧倒的に強いはず)

売れてるゲーム機のPS4とか、スイッチとか売ってしまえ~~~なのです。

そのかわり、ずっと大事にして維持したほうがいいものもありますよね。

ずっと維持しても値段が下がらないどころか、上がるものがある

例えば、それなりの楽器、、、いかがでしょう。

Fender とか、Gibsonとか、本チャンアーティストも好むメーカーのもので、made in USAでしたら、まぁ値段下がらないっす。

売るときも下手したら買ったときと同じ値段、もしくはそれ以上で売れることもザラです。

その代わり、USAモデルとか、USAのCUSTOMモデルは、買うときも高いですよね。でも正直、JAPANモデルは新品でたいそう大切に使おうが売るときは、けっこうたたかれますよ。

USAの1950年台とか、1960、1970年台モデルなんかを持っていた暁には、それはそれは大事に大事にメンテしながら使っていたほうがいいでしょう。

当然、ギターであればネックの反りやよじれの状態とか、フレットの減り具合とか、ボディの傷とか、擦れ、ピックアップの状態とか、ケーブル接続部の状態、正確にピッチが出るかどうか、など、販売するときには、査定側もしっかりと見ると思うのです。

でもボディの傷とか擦れは、楽器の世界だと年代物であれば、それこそが「味」であるため、それ自体を好むプレイヤーは多いんですよね。

また、ボディの材質とかから、「乾いた音がする」とかいろいろ好みが出てきて、JAPANにはないUSAの良さを求める人が多いのです。

また、Gibsonはご存じのように、2018年5月に倒産しました。世界中にGibsonファンはいます。

倒産=新しい楽器は作られない=今の品物しかない=いずれ値段は必ず上昇する

こういう図式になりませんでしょうか。

そのメーカーが作る製品はもう世の中に出回らないのです。年が1年経過するごとに、1年ずつオールド化していくのですよね。

Gibsonといえば、「レスポール」そして「SG」です。

これらのUSAを持っている人は、それはそれは大切に弾きながらメンテナンスを丁寧にやっていくといいでしょうね。

「鳴きのレスポール」ですよ!

YAMAHAも真似したSGですよ!

どちらも名作ですし、どちらも同一のものはどこも作れません。

もし、ご自宅に壊れてしまったものがある!というのであれば、早めにリペアしないと、部品供給もどうなるかわからないですからね、

特にブリッジとか、フレットとか、純正ピックアップなんてそのうち手に入らなくなるでしょう。

SGで多いのが、ネックがぽっきり折れちまったぜ!というパターンです。あの部分、Fender と違って、ネック形状がグイっと反り返った形ですので、力の入れ方とか、置き方とか間違えると折れやすいんですよね。

でもそういうのを直す専門のリペアもありますので、信頼できる業者さんに頼んで直してもらうといいですよね。

年代物になってくると、傷とか擦れは味に変わります。人々が受ける印象でしかないですが、少なくとも好む人が多いのは事実です。

同様にバイクなんかもそう!

僕が乗ってるベスパって、ピアジオというメーカーですが、オールドタイプを再生産するっていう選択肢はありますでしょうか。

あまりないと思うのです。あの時代の特殊なワイヤー機構とか、キャブ、片持ち、鉄の状態とか、作ろうと思えば作れるかもしれませんが、わざわざ50年前、100年前のモデルを新製品で作るっていうのは、なっかなかないですよね。

ですから、生産されないモデルには、当然価値がついてくるということです。

いわゆる「当時もの」と「復刻版」「レプリカ」とはちょっと違うどころか、マニアにとってはおおいに違う!ということになるのです。

マツダがロードスターを復刻させましたよね。でも車の部品って他の会社が部品で大きくかかわっているので、完全同じものって作れないと思うのですね。

ですから「復刻」となります。

やはり、当時もののユーノスロードスターには、その当時の味が残っているのですよね。

資産として考えてもいい

友達で「ハコスカ」に乗ってる人がいますよ。

ハコスカとかケンメリって、1972年が最終生産だと思います。今から48年前の車ですよね。

相場っていくらぐらいだと思いますか?

中古車市場で、430万から700万ぐらいですよ。

きっと買ったとしてもメンテナンスでまたお金かかるのがわかっていても欲しい人はいるんですよ!

じゃなければ、そんな中古車相場があるはずがないです。

バイクのRZ250もそうです。60万から300万ぐらいです。

当時は30万ぐらいのバイクですよね。

そうなると資産として考えてもいいぐらいです。バイクや車は乗ってなんぼというのが僕の信条ですが、コツコツとメンテしながら大事に大事に乗って、でっかい事故さえなければ、きちんといい値段がついてきます。

値段が下がらない、または将来上がりそうなものをアイテムとしてもっておこう!

一点豪華主義でもいいじゃないですか。

何か一つでもいいので、そういう商品(アイテム)を持っていると何となく心強いものです。また、一年年を取るごとに、商品の価値も上がる可能性がありますからね。

じゃ、どんなものを維持したほうがいいのか!?でしょう。

それは「確実にマニアがいる」商品群です。

マニアがいる!例えば ウルトラマンの怪獣が好きな人がいたとします。そういう人たちは、フィギュアとか集めますよね。手に入らないような昔のものは高値で取引されています。

さらには「男のロマン」的な商品群です。

僕は車とかバイクになるのですが、男は趣味にお金かけるんですよ。

現実的に女性よりも男性のほうがそうです。

古き良き時代の!あの頃の!俺が生まれたころの!

100年以上の昔の!そんなテイストにぞくぞくくるわけですね。