今年のGWは、どこにも行けない感じですよね。青空が拡がっていて、いつもの年なら、大渋滞!どこに行っても混雑!ってことになるのでしょうけれど、今年は「みんながんばってる!」
ベスパET3の掃除
買い物ついでに掃除しました。
ホームセンターで売ってるパーツクリーナーとCRC-55と雑巾があれば、それなりに掃除出来ます。
本当は水をぶっかけながらブラシもしたいのですが、そういう器具がありませんので、手を汚しながらセッセとやりました。最初は日陰でやっていたのですが、けっこう風が強く、半そでTシャツ一枚だと少し寒かったので、日向へ移動です。
まぁ・・・汚いけれど、これでもきれいにしたつもりです。ベスパの右サイドカバーはコックをひねるとすぐに開けられますので、プラグ交換なんかも楽にできます。
画像の右上にあるのがプラグキャップです。これは手で簡単にカポっと取ることが出来ますので、あとはプラグレンチがあれば交換は簡単ですね。
エンジン接続部のカバーがどこにあるかは知っておきましょう。
フットブレーキのちょっと奥にあるのが、エンジン接続部のカバーです。
これも油でぎっとりと汚れていましたので、パーツクリーナーできれいにした(つもり)です。
ここは一応、電気系統のトラブル時にチェックしたほうが良い箇所なので、どの位置にあるか覚えておきましょう。
真ん中にマイナスドライバーであけるネジがありますよね。ここを開けると、接触不良があるかどうかの確認が出来ます。
以前に、ヘッドライトとテールライト、ブザーが同時につかなくなったときの原因は「この中」にありました。
T字型の金具で線と線がつながっているのですが、この接続がたぶん振動か何かで甘くなっていたのですね。
結構盲点なので、重要なチェックポイントだと思います。
ベスパ乗りなら気になるオイル漏れ!たいていはここに伝わります。
ベスパは個体によって、オイル漏れが起こる場合があります。僕は前に、ベスパPX150 EURO3というバイクを所有していたことがあります。けっこういいバイクだったのですが、悩みの種は「オイル漏れ」でした。
ミッションオイルがにじんで漏れたのか、はたまた違うオイルなのか、よくわかりませんでした。
東京の有名な某ショップに駆け込んだときには、ろくに見もしないで、「ベスパはそんなもんですよ、たいていオイル漏れがあります」とアホなことをぬかしていました。
なんでこんなショップが蔓延ってるのか、よくわかりません。
上から目線のモノ言いと「オイルが漏れて当たり前」的な、およそバイクのことわかってんかな?というような無知な回答に愕然としたことがあります。
ベスパのオイル漏れは、普通ではないし、当たり前でもありません。
飽きれてしまって、こいつらはバイク乗りの気持ちは全くわかっていないし、ショップをやる資格ねえな、と思った次第です。ベスパを扱うショップが少ないものだから、殿様やってる感じでしょう。いずれ早晩こういうショップはなくなります。
さて、ベスパのオイル漏れの件ですが、上記画像のカバーの下に薄っすらと滲んで、下にポトポト・・・となることが多いです。
ベスパのオールドタイプを買う人は、オイル漏れがあるかどうかのチェックをしたほうがいいでしょう。
また遠隔地からネットで購入する場合でも、「オイル漏れはありますか?」と必ず確認して、仮に到着して一晩経って漏れていたら思い切りクレームを言ってもいいです。
しっかりしたショップであれば必ず対応してくれます。
漏れという漏れは、バイクで経年で起こりうる事態ではありますが、それが「普通」とか「そういうもの」と片付けることは断じて危険です。
特にエンジンオイルは、人間でいうところの水分、血液と一緒なので、放置したらエンジンに悪い影響しかなく、最悪は発火します。
ちなみに僕のET3は、遠隔地からの購入です。今まで行ったこともない場所からです。でもすごく丁寧でしたし、対応がしっかりしていました。もちろんオイル漏れもありません。
ベスパET3のシフトワイヤー調整はけっこう面倒
この画像はどこから撮影したかというと、2つ前の画像を今度は「下から」撮影したところです。
タイヤとリムが見えますよね。
これでなんとなく位置関係がわかりますでしょうか。
とにかく下から撮影です。
ワイヤーが2本、ニョキっと出ています。
これがシフトワイヤーです。
ただ、このままだと調整は出来ませんので、画像の右側にある黒いカバーを外して、調整します。
本当はカバーを外して・・・撮影・・・と思ったのですが、ちょっと面倒なのでまた今度。