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部屋の放し飼いでも意外と出来るインコの トイレしつけ

犬とか猫と違って、鳥のトイレのしつけは相当難しいです。そもそもケージ飼いをしていれば、ほぼ鳥のトイレしつけは必要ないのですが、部屋で放し飼いしたい人にとってはなかなか頭の痛い問題です。

鳥の💩は、放置するとこびりつきます

オスとメスだと、オスのほうがスマートな💩です。メスは発情すると、交尾をしていなくても無精卵を産む可能性があります。そのため、卵を産み始めると、一定期間は自分の身体で卵を温めるため、巣からなかなか出てこなくなります。

唯一、ご飯を食べるときや、用を足すときに、卵から身体を離します。その際、いわゆる「溜め糞」・・・とでも言いましょうか、身体の中に結構長い時間溜め込んだ💩を一気に放出するわけです。

当然、量も多いですし、けっこうな匂いもします。オスは、病気でもない限りは、ほぼ一定の大きさの無臭の💩ですので、そういう観点でも飼いやすいのはオスと述べているわけです。

また、鳥の糞は、たいてい皆さんご想像のとおり、放置するとこびりついてしまいます。フローリングの床なんか落ちた糞を放置すると、がっちりこびりついて、ティッシュで拭ったぐらいじゃ取れないですし、デオグリーンみたいなウェットペーパーでこすってもサクッと落ちはしません。それなりに力を入れてこするか、しばし水などを付けて置いておかないと取れないぐらいです。

フローリングの床にはもともと輝きやツヤを保護するために、

アクリル系塗装(ワックス)、ウレタン塗装、シリコン塗装やUV塗装などが施されています。

日常の普通の生活であれば、長期にわたりキレイな状態を保てるのですが、過度に加えた力でゴシゴシとこすってしまえば、そのワックスも取れちゃいますよね。

それぐらい、こびりついたら厄介なのが鳥の糞ということです。

(特にメスの糞は上記のとおり、量と匂いが想像以上ですので、部屋での放し飼いをされる場合は、その点の対策を講じていく必要があるでしょう。)

果たして、鳥(インコ)のトイレしつけは可能なのか!?

結論から言って、十分可能であると言えます。

実際、

僕は、ブログ内でも多く述べておりますように、オカメインコ(メス)とコザクラインコ(オス)を自分の部屋で飼っています。

リビングには文鳥2羽がケージ飼いされていて、柴犬もいるからです。

コザクラインコの「ちーちゃん」とオカメインコの「きみちゃん」ですね。

手前が手に乗っているコザクラインコ、奥で餌を食べているのがオカメインコ
手前が手に乗っているコザクラインコ、奥で餌を食べているのがオカメインコ

↑はい、このようにコザクラインコも自宅にいるときの多くの時間を部屋で放し飼い状態になっています。

画像の奥には、オカメインコが餌を食べている様子がわかりますよね。

餌場は一定の場所においておけば、特別に教え込む必要などなく、彼らは勝手に食べてくれます。遊び道具も適当に置いておけば、暇なら戯れています。

極力目が行き届く場所に置いておくと安心ですね。

ご飯と、遊び道具・・これらについては問題ないです。どんなセットの仕方をしても大丈夫だと思います。

問題は、トイレです。

鳥は、一日に何十回も💩をします。

そうですね・・・・下手したら10分~20分に一回ぐらいはするのではないでしょうか。

ケージの中であれば、特段問題ありませんが、放鳥時とか、僕みたいに放し飼いの場合は、トイレ問題はけっこう大切です。

インコ用の簡易トイレはどんな風に作るの?

オカメインコのきみちゃんがいつも💩をする場所
オカメインコのきみちゃんがいつも💩をする場所

では、簡易的な一定場所トイレシステムのご案内です。

上記の写真だとかなりわかりにくいのですが、まず土台は、金属製のロッカーです。たぶん高さ150cmぐらいです。

そのうえに、スーパーで無料でもらえるダンボール箱をちょっと加工しておいてあります。

箱は、サッポロ一番みそラーメン(僕の一番好きな袋麺です)の空き箱です。5個入りの袋麺が6パック入る大きさですね。

上を8cmぐらい切込みを入れて、中に押し込みます。

そうすると上記画像のような形になりますよね。こんなのは所要時間は、1分もかからないです。カッターでサクサクと2つの辺を切って箱の内側にグイッと押し込むだけです。

これだけですと、オカメインコが上でトコトコ歩いたりするだけで不安定な揺れがおこりますので、箱の内側に使わなくなった辞書とか、100円ショップで買った芳香剤を入れてあるんですね。

要は重石の役割です。

特にオカメインコにトイレしつけをしていきました。

理由は、僕が飼っているオカメインコは、メスで無精卵も生んでしまうため、💩の量が多いし、匂いが・・「うぅ・・・」と唸るぐらいなのです。

ですから、このトイレシステム導入前は、パソコンのキーボードの上とか、お気に入りのラジオの上とか、椅子の上とか、ドアノブのすぐ近くとかに、いっぱい・・・大量の💩をされてしまい、「ひ~~~、!!」と夢に出てくるぐらいでした。

これは、トイレのしつけをしていく必要があるぞ!と思い立ったわけです。

その際、ネット検索して、鳥のトイレしつけは可能かどうかについて、「まぁ、出来ないこともない」的なことが書かれていた記事を見て、やってみるかと一念発起したわけです。

具体的にどんなしつけ方法をとったのか!?インコのトイレしつけのやり方!

これはあくまでも僕流ですので、無茶に真似しないでくださいね。

①まずは上記のように、段ボールで簡易的なトイレシステムを作る

②トイレが振動とかで落下しないように重石を入れたり、テープで補強止めするなどの安全を確認する

はい、あとは、実行あるのみです。

オカメインコのきみちゃんはメスで無精卵を生んでしまうことは先に述べました。そのため、溜めた💩を一気に出すときがあるのです。それは、朝ですね。

鳥ちゃんは、毎日のルーチン的な飼い主動作を覚えていきます。また、音でも判断します。

僕は極力毎朝同一ペースで、鳥たちの餌と水交換をするようにしています。

そうすることで、餌を入れるときの「サラサラサラ~」という音であったり、水やり入れものとカチャカチャとセットする音が定期的に朝鳴りますよね。

それを聞いて、オカメインコもコザクラも明確に反応することがわかりました。

この発見が第一歩でした。

続いて、オカメインコのきみちゃんは、押し入れの住まいからこちらの部屋の餌置きに飛ぶ前に、一度大きく伸びをして、滑空して降りてくるという習性も掴みました。これが第二の発見です。

そして第三の発見が、

オカメインコのきみちゃんは、必ず朝、大きな💩をすることがわかりました。(まぁ、発見というより、生き物みんなの習性ですな)

その際、足場が安定したところで、ムニュ~~っとするのです。

でっかい💩です。見ていて、「おい、人間かよ」と突っ込み入れたくなるような。

足場が安定しているところであれば、どこでもいいわけで、それが、ドアノブだったり、椅子だったり、餌場だったりとバラバラだったのが、💩が散乱して「ひ~~」となった原因でもあるのです。

これを一定の場所でさせることが出来たらいいな・・・僕は考えました。

(どうしたら一定の場所にさせることが出来るのだろうか)

このあたりになると、ネットで答えをみつけるよりも試行錯誤ですね。自分でやり方を発見しましたよ。

簡単に言うと

オカメインコが糞をしようとしているところを妨害する!

という、マネしちゃいけないだろう?っていうやり方を決行したわけです。

ドアノブのところ、椅子のところ、餌場、机の上、など、してほしくないところで、💩をしようとしたら、すぐに手とかで払っていきました。

そして、上記写真のトイレシステムのところに滑空したときだけは何もしないようにしました。

これが実にファンキーな結果を出してくれたのだ!!

なんと、あっさりとトイレの場所はここなのね?とオカメインコは認めてくれたのです。

ああ、いとおしい。

オカメインコのきみちゃんよ!!

そんなわけで、写真のところにペーパータオルを敷いてるのが見えますよね。あそこにボタボタと💩をしてくれます。

ですから、簡易!簡易!簡易!なのですよ。

ここまでの説明で、切込みを約8センチ程度入れて、箱の裏側に押し込んでおく理由がなんとなくわかりますよね。

つまり、鳥ちゃんは、箱の上に💩をするのではありません。箱の「ふち」に止まって、う~~~んと、、、やって💩をします。ですから落ちる場所は箱の内部なのですね。だから切込みを入れて、落ちる場所にペーパータオルを敷いているということです。

この結果、

朝、オカメインコのきみちゃんが💩をし終わったあとに、ペーパータオルを捨てて、新しいのをセットすれば完了!という実に楽な方式に変わったのです。

自分で言うのもなんですが、画期的。

見た目は段ボールで、イマイチかもしれませんが、無料です。ペーパータオルなんて、150枚ぐらい入ったもので200円ぐらいで売ってますよね。一日の消費量が、その他の場所に使って、5枚程度ですから、一か月分ぐらいです。

いかがでしょうか。

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