カテゴリー
バイク

ベスパET3 クラッチとブレーキのワイヤータイコと、エンジンブレーキについて

久しぶりにベスパET3で通勤しました。手軽な足という面では、スクーターのほうが便利(次の行動に早く移れる)ので、このところずっと2ストジョルノ号に乗っていました。

気温が上がってくると乗りたくなるベスパET3

春の訪れが近いです。

気温が上がってくると、心も浮かれて参ります。そうすると、バイクもちょっと磨いてあげたくなります。そんなわけで今日はベスパET3で通勤でした。

出発前にシートから、タイヤ、ボディをきれいにしてあげました。

ベスパET3は、エンジンブレーキは極力使わないようにしましょう。

普通にギヤ付きバイクを乗っている人は、クラッチを切ってシフトダウンすることによって、エンジンブレーキがかかることを知っています。車も同様です。マニュアル車の場合もシフトダウンするとエンジンブレーキがかかります。これ、エンブレっていいますね。

エンブレは、下り坂とかで使うこともありますし、停止するときに使うこともありますし、普通に使っていいのです。

でも・・・

ベスパのクラッチ式の車両で、特にオールドタイプは、あまりというか、ほとんど使わないほうがいいです。

停止するときにはフットブレーキメインで、止まる寸前にフロントブレーキで、止まる位置を調整する。

これがベスパ乗りのデフォルトです。

エンジンブレーキは、ご存じのようにミッションに負担をかけます。ベスパET3は古いバイクなので、長く大切に乗っていきたいですね。

ミッション系のトラブル、エンジン内部トラブルになったら、けっこう修理代高いです。

なので、長く大切に乗るために、エンブレは非推奨ということになります。

運転前のチェック、運転後のチェック、特にワイヤー系は要注意です。

ベスパは、あちこちがワイヤー操作になっています。

ワイヤーが切れると厄介ですので、グリスアップは必須ですね。

また、タイコの部分もチェックしておきましょう。

ベスパET3左側クラッチのタイコ部分
ベスパET3左側クラッチのタイコ部分

こちらは、左側のクラッチを全握りした状態で撮影です。画像中央の丸い部分がありますよね。

これが「タイコ」です。

クラッチのほうはまだいいけれど・・・・

ベスパET3 右側のフロントブレーキワイヤーのタイコ部分
ベスパET3 右側のフロントブレーキワイヤーのタイコ部分

こちらは右側のフロントブレーキのほうです。

さすがに、全握りはできません。もし、全部握れたら、それはNGです。ブレーキが全く効かないということになりますからね。

さて、この状態です。

グリスがべったり・・・

うーん、タイコが小さくなっている。いや、違うなぁ・・・

ブレーキ側のまるい円がいびつになっているのがわかりますよね。これ、タイコですり減らされている状況ですね。

・・ということは、ブレーキレバーを交換したほうがいいというところでしょうか。

これも中古で買ってからまだ手をつけていない部分ですが、さすがにこの円が変な形に擦れているのは、気になりますね。

ベスパET3 今日のフロントマスク
ベスパET3 今日のフロントマスク

今日のフロントマスク・・・

いや、特に意味ないですね(笑)

ただ、この のっぺりとしたフロントマスクは大好きなので、撮影しました。

ベスパに乗って楽しい季節=春がやってきます。

暖かい日に、釣り道具でももって、川に釣りにでも行きたいものです。