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アカハライモリは大切に飼えば数十年生きる

カエルみたいな両生類を飼育してみたいと思ったら、アカハライモリが飼育も簡単ですし、長生きしますのでいいかもしれません。

アカハライモリってどんな動物?

日本で「イモリ」と言ったらアカハライモリのことです。背中が黒くて、少しざらすいていて、お腹の部分がオレンジ色(赤)と黒の斑点になっているんです。体長はだいたい尾っぽも入れて10センチぐらいでしょうか。

このお腹の部分は捕食しようとする他の動物への警戒色として機能します。

水田とか流れの少ない、沈静化したような淡水に住んでいますので、ペットショップで買わなくても夏場、そういう場所で見つけることもできるかもしれません。ペットショップだと何百円で売ってますね。

アカハライモリの飼育はかなり楽です。

アカハライモリの飼育は楽
アカハライモリの飼育は楽

これ、我が家で飼っているアカハライモリです。

プラスチックケースに水を4~5センチの水位まで入れて、あとは、寝床となるようなものを入れておくだけです。

本当は砂とか砂利みたいのを入れて、ぶくぶくも入れてあげるといいのでしょうけれど、

実際、そこまで本格的じゃなくて大丈夫です。

ちなみに水は水道水で大丈夫です。水の交換は2日に一回です。

たったこれだけのセットですが、このアカハライモリのいもちゃんは、もう何年だろう・・・7,8年ぐらいでしょうか。生きています。

実際、極端な劣悪環境とか、食べ物を与えない的なことをやらずに水をちゃんと交換して飼育すれば、何十年も生きますよ。

何十年・・・なんかすごいですね。

かと言って、大きさは、サンショウウオと違いますので、だいたい10センチどまりですから、スペース的にもとりません。

飼育下では、脱皮の様子も観察できます。脱皮はけっこう数多くやります。脱皮をするときには、下手すると一回、二回と、なぜか連続でやるんですよね。脱げた皮は黒くぬめぬめしていますので、水がその分汚れますから脱皮時期は水交換を毎日にしてもいいかもしれません。

あのぬめぬめは、模型の岩とか、水槽内部もちょっとぬめぬめ感が残りますのでスポンジでとってあげます。

模型の岩は、いらない歯ブラシでシャカシャカと洗ってあげます。多少ゴツゴツしたところをクリアにしておいてあげないと、うまく皮が脱げないからです。

たぶん脱皮の皮は放置していても自然に取れますが、推測としては、ゴツゴツした部分をつかってうまく脱いでるのかなと思っております。

脱皮時期は、模型の岩の部分にぬめぬめがよく移っているいるからです。

餌は乾燥アカムシでOK

ペットショップとかホームんセンターで売っている乾燥赤虫がいいでしょう。

キョーリンの乾燥赤虫です。

金額もとても安く、この袋の中に、すくう用の透明プラスチックの小さなスプーンが入っているのですね。

ひとさじ分よりも少し少な目の量で充分です。あまり多く与えると、食べきれない乾燥赤虫がふわふわといつまでも浮いているので、スプーンすりきり一杯じゃなくて、少し少な目で。

一日経った時に、乾燥赤虫が浮いていない状態ぐらいがベストだと思います。

人に慣れるかどうかはわからないけれど、ウチのは頭をゆっくり撫でても逃げないです

もう長い付き合いです。いもちゃんとは。

2日に一回の水交換のときに手の平に乗せながら、内部をササッとスポンジで洗うのですが、大人しく乗ってます。

真正面から顔を見ると、けっこうキュートなかわいい顔してるんですよ。

で、頭を撫でてあげます。

そういうふうにしても逃げないです。

これ、野生だったら、すぐに誰かに食べられちゃうね・・。

そう、野生生息のイモリたちには敵がいっぱいいます。食べられちゃう場合もあるし、イモリって共食いもするんですよね・・・。

油断も隙もあったもんじゃないですな。

だから、いもちゃんには、我が家に来てよかったね!と声かけてます。

もちろん反応はゼロです。

なんかいつもおっとりしているんですよね。ボケ~~~っとしてます。