TikTokは決して子供ツールではないと思います。使い方次第で色々な可能性を秘めているので、今後、膨大な拡大を遂げると思われます。
話題性が凄まじいTikTok
こちらはTikTokの公式サイトです。
のっけから大きいフォントで
「見つけよう、次の瞬感を。」と書かれています。この文字見てちょっとだけ違和感感じませんか?
「しゅんかん」という言葉、普通は瞬間と変換されますし、瞬感という字を出すには、きっと「瞬」と打って、「感じる」とか打つことになります。
意図的な漢字なのでしょうね。
TikTokは中国の会社で、ByteDanceという会社が作ったものです。携帯向けの映像プラットフォームで、upload出来るのは短い動画です。
これがきっと10代の若者たちに、気軽さとして刺さったのでしょうね。
日本で流行の兆しが見えたのは2年前、2018年です。恐らく誰もがTikTok(ティックトック、とかティクトクとか)というサービスの存在は知ることとなったはずです。
米国で国家安全保障上の問題があるぞ!ということで、2019年には軍隊とか政府におけるTikTok利用を禁じました。その後2020年夏には、マイクロソフトからの買収の話が出たということで、ニュースが世界を駆け巡ることとなったのです。
トランプ大統領もTikTokの米国事業を禁止する方針を発表するなど、もはや、中国だけとか、一部の国だけではなく、あっという間に全世界を席巻するほどの勢いとなりました。
どんなニュースであれ、世界を駆け巡るのですからすごいですね。(事業がぶっつぶれさえしなければ)
使ってみなければ人気の理由も良さもわからない
TikTok、僕もやっています。やっていますというか、この12月に初めてアプリをダウンロードして使い始めました。
僕なりの感想ですが、
TikTokというのは、動画版のTwitterと言えます。
動画というとyoutubeを思い出されると思いますが、youtubeの顧客アプローチと、TikTokのそれはかなり違います。
Twitter は140文字以内のツイートが主体です。昨今Twitterもどんどん機能が良くなって、文字と、Gif と、画像と動画と載せることが出来ます。
音声のみのTweet も実験として行われたいたようですが、こちらはまだ標準装備ではないですね。(是非実装されてほしいですが)
ただ、アピールの主体は「文字」です。
自分の思いを140文字以内でつぶやくという手軽なスタンスは昔も今も変わっていません。
一方のTikTokをyoutubeとは似て非なるもので、Twitter の動画版と書いたのは、やれば必ずそう感じる人が多いと思ったからです。
動画、、、と言ってもTikTokの動画UPはとても簡単で、説明書など読まなくてもだれでも簡単に出来ます。
また、動画というものにちょっと拒絶反応をもつような方であったとしても、自分が撮影した画像などがあれば、そこに文字を載せてUPすることも出来て、音楽もBGMとしてチョイス出来ます。
とにかくまぁ~ 手軽なのですよ。誰でも出来る!
で!
一番Twitter の動画版と思った理由は「いいね」の存在です。
Twitterの「いいね」は、このツイートいいなって思えば、簡単に♡のところをタップすると、💛(実際は赤ピンク)に代わり、相手に「いいね」をタップしたことを伝えることが出来ます。
これと同じ機能が、TikTokにあるのです。
そして、この「いいね」にまつわる「フォローのしやすさ」と「フォロワーの集めやすさ」はtwitterの気軽さの数倍上です。
まず、Twitter は、サービスが黎明期から、成熟期に入っているためか、規制が厳しいです。フォローのやりすぎだとすぐに規制が入り、書かれている文言も半ば脅し的です。
でもTikTokは、フォロー、フォローバック、いいねからのフォロー、などがものすごくやりやすく、フォロワーの1000人などは、たぶん2週間あれば出来ます。しかも空き時間のみで。
本気出して、やるぜ!モードだともしかするとフォローが早すぎますという警告文は出るかもしれませんが、数日で達成できます。
もしかすると、TikTokの将来的には、フォロー、フォローバックの規制が今よりも厳しくなるかもしれませんが、自由度というか、ワチャワチャ度は、twitterよりも高いと思われます。
そして、いわゆるTikTokのバズる秘密は、動画を簡単に共有できることにあります。
例えば、
それなりにいい15秒でも60秒でも、動画が出来たとします。それをUPすると、TikTokの場合、素人だろうが、一番上に来ます。そうすると必ず誰かがみてくれます。
その動画が「お!けっこうおもしろいじゃん!」ということになれば、自分の投稿のようにシェア出来ます。
①このシェアが為されると、とんでもないバズが起こります。
②また、Recomend つまりオススメに掲載された場合も尋常じゃない、ぶっ飛ぶぐらいのバズが起こります。
この2つのバズ効果で、脳天が溶けるぐらいの驚くことが起こるのです。
リロードするたびに、100回ぐらいずつ動画再生がされている様子とかを見たら、きっとyoutubeで
「う~~ん、視聴が伸びないなぁ」と悩まれている方は、
え、うそ、まじ、ええ?え?なんこれ?と
なることでしょう。
よって、こんなに爆発性の高いサービスが廃れるとは考えられず、よほどの事態が起こらない限りは、
世界有数のSNSへの仲間入り・・・どころか、
ナンバー1になる可能性もあると思います。
中国は凄いですね。