ベスパの一応の盗難防止策は、ハンドルロックだけでは心元ありません。自宅の駐輪場などに置くときには、是非チェーンロックも忘れずに!
ベスパのタイヤチェーンロックは、普通のやり方では無理っぽい
まずは画像で見てもらったほうが早いですね。
チェーンロックは、チェーンがじゃらじゃらタイプよりもこういうビニールや布みたいので覆われているものが使いやすいと思います。
タイヤを見てもらえばわかりますが、ベスパはその形状から、普通のバイクみたいに、タイヤのリムを通してロックすることが出来ません。
なので、↑ この位置、わかりますでしょうか。
片持ちサスペンションのタイヤの右手のこの部分、ここからタイヤチェーンロックの先端を通します。
こちらロックする前なので、チェーンロックの先端を通した画像です。
あとは、カチッとロックするだけです。
うちのマンションは、自転車とかバイクの駐輪場に、下から鉄のパイプみたいのが出ていますので、そこを通してロックしています。
ベスパでタイヤチェーンロックを購入するときの注意点
ベスパは、サイドスタンドじゃなくて、センタースタンドですよね。
もちろんオプションパーツで、サイドスタンドも売ってますが、サイドスタンドとセンタースタンドを共存させる形がほとんどです。
サイドスタンドは・・・それなりにがっちりした作りのものを付けないと、ちょっと前後に揺さぶると倒れやすい構造なのですね。
(経験者は語る・・・)※倒れはしなかったけれど、やばかった。
ですから、駐車するときには、極力センタースタンドのほうがまだ安定すると思います。
国産スクーターのサイドスタンドはそれなりに作りががっちりしていて安定性もあるのですが、どうもベスパに適用するサイドスタンドは、角度が深すぎて、車体とサイドスタンドの角度が直角に近いため、安定性が悪いようです。もう少し鋭角的に切り込んでくれたらOKなのですが。
で、ベスパ用のタイヤチェーンロックを購入するときの注意点は、それなりに長めのものを買ったほうがよいということです。
何故かというと・・・
上記のように、センタースタンドをかけて駐車するわけですが、ベスパのセンタースタンドって、先端のゴム(アルミ)の部分を路面に設置して、後ろに車体を引いてスタンドをかける仕組みなのですね。
ですから、センタースタンドをかけると、必ず所定の位置よりも位置が下がります・・・つまり、タイヤロックチェーンの長さが短いと、車体全体が後ろに下がるのですから、ロックしにくくなるのです。(チェーンの部分を回しこみますので)
国産スクーターのセンタースタンドは、ヘリの部分に足を上からかけて体重を上からかければ簡単にかかりますよね。
ベスパの場合は、車体を後ろに引く要領なんです。
地面から出ている鉄パイプから遠ざかってしまうイメージですね。
センタースタンドをかける=車体の位置が後ろにずれる、ということです。