人は皆、何かしらの悩みや問題を抱えているものです。悩む事態、困った事態、落ち込むような事態に陥ったとき、小さいものから大きいものまで、きれいさっぱり全部解決した!と言える日なんて、もしかしたらないかもしれないですね。
人間の悩みを羅列したら、地球を何回転もすることになるかも。
自分の悩み、家族の悩み、知り合いの悩み、友達の悩み、取引先の悩みと人ベースで考えてみても、とかくこの世は悩みで渦巻いています。
本来は、「自分の悩み」で精一杯なのだけれど、「他人の悩み」も一緒に考えてあげなければいけないこともありますし、知らずに巻き込まれてしまうこともあります。
難しいものですね。そして、悩みは一定ではなく、時間とともに減ったり増えたりします。
例えば季節の変わり目・・・それまで普通だったのに、寒くなることで身体の古傷が痛みだしたり、アレルギーが出たりします。これは自然が影響を及ぼすことなので、自分の力じゃどうしようもない場合もあります。
自分の努力次第で解決できるような悩み(例えば、試験だったり勉強だったり、スポーツの記録だったり、何らかの目標だったり・・・)は、前を向ける気持ちがあれば、悩みではなく、試練として受け止めて逆に燃えることが出来たりします。
大なり小なり、並べたらとんでもない数になりそうですよね。
人の悩みを聞いて、全部解決してあげたいけれど、時間的に無理、経済的に無理、場所的に無理など・・・。
まず自分の悩みを棚にあげておいて、他人の悩みを優先したとしたらどうなるか・・・です。仕事上でもあるだろうし、プライベートでもあるでしょう。
他人の悩みを自分の時間を使ってリカバーできる場合もありますが、時間、お金、場所的に難しい場合も多いです。そんなとき、相手を苦しめたままの状態にしてしっているかも・・・考えると、今度は自分が苦しくなってしまいます。
かと言って、頭から切り離してドライになれるかというと、なかなか、そうはいきません。
そんな風にして、悩みは頭の中に蓄積されていってしまいます。
優先順位をつけて解決していく努力をしていこう!
自分自身と他人の悩みを、極力その難易度を冷静に判断して、序列させて、優先順位をつけていかなくてはいけません。ひとまず新しい悩みが出たら、それはどの位置に入るのかを見極めていくようにしましょう。
ここで、本来は「命」に関しての悩みが優先であるのは間違いないのですが、命を救うことが外科的要素、内科的要素があったとしたら、自分にはその技量がないし、医師ではないのでやれることがかなり限定されます。
悩みにはこういう類のものもあるのですよね。
つまり、悩み解決の直接実行者になれるかどうか・・・。
病気を治してあげられるのは、やはり専門知識のあるお医者さんですので、自分が出来るのは病院に連れていくとか、そういうお医者さんがいる病院を探し、コンタクトをとることぐらいになってしまいます。
直接実行者にはなかなかなれないということです。
従って、悩みを「僕自身の手で」解決できるかどうかという判断も優先順位を決定する決め手になるのかもしれません。
つまり、悩みを解決することを他人に委ねなくてはならないのか、はたまた自分の手で解決できるのかということです。
悩みという大きなカテゴリを2つに分割して考えていかないといけないでしょうね。
会社の社長は、悩みの解決を自分自身の手でやらなくてはいけない。
大きなカテゴリに選別したら、自分の手で出来ることは自分でやらなければいけません。
ましてや会社の代表であり、僕のところみたいな零細の場合は、僕自身が代表であり、僕自身が取締役で意思決定をしなくてはいけないわけですから、誰に相談しようと最終的には自分で判断して決断を下さなくてはならないのです。
これが・・・けっこう大変ですよね。
だって、「決断」するんですから。優柔不断にはなれないんです。また決断から逃げることも出来ません。
決断から逃げること=問題の先送りになるからです。問題や課題は先送りしていいことはありませんので、ヤバイこと、まずいこと、悪いことから着手しなければいけません。
「よし!会社で慰労だ!飲み会やろう!」なんていう明るい話題の決断なんて、やろうと心で決めるまでの時間なんて1秒ぐらいでしょうから、悩みでも何でもありませんし別にあまり大事じゃないんです。
そんなことより、良くないことが起こったときの決断を放置してはいけないということです。
今日は悩み多き日である
うん、まさに今日は悩みが多く勃発した日でもあります。でも大原則に基づき、悪いことからは逃げない、逃げてはいけないのですから向かいますよ。
それは・・愚痴の一つも言いたくなります。だけれども・・・社長の愚痴を聞く人なんていないです。社長は自分自身に愚痴を言い、自分自身で解釈して、自分自身で愚痴の捌け口にならなくてはいけません。
今日、夜中過ぎまで、頭をグルグル働かせなくてはならない日になることでしょう。
そして明日は、実際に諸々着手しなくてはいけないことでしょう。
絶対に立ち止まらないぞ!と決めた以上、どんな困難でも乗り越えていきます。