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ベスパET3 まさかの修理結末。ワハハハ!その1

ベスパET3で夜、帰宅途中、急に突然メーターのあたりがかなり明るくなりました。「あ、やっちまったな」と停車してみると、案の定、ヘッドライト、ホーン、テールランプが点かなくなってしまいました。はい、またまた電装系トラブル発生です!

突然のショート、爆発めいたメーター球の明滅!

「うぉおお、メーターが明るい!」なんて喜ぶことはできませんでした。なぜなら、6VのベスパET3に暗くなるのを覚悟で、12Vのメーター球を入れていたのですから。

それがまるで、花火のように明るくなったのです。

走ってる途中、何度か明るい光の明滅があり、今度はベスパの前の暗い道が、漆黒の闇に包まれたことは言うまでもありません。

この電球の切れ方は、「あああ~どっかショートしたなぁ」です。

テールライトのカバーレンズを開けてみると

案の定、尾灯のフェストン球は、球切れどころか、なんだか燃え尽きたようになっていました。⇒テールライト一貫の終わり

ヘッドライトは、どこをどう操作しても点きません⇒ヘッドライト一貫の終わり

ホーンも鳴りません⇒ホーン一貫の終わり

この状態でしたので、夜中の暗い道を多少なりとも安全に帰宅するために、ウィンカーをつけっぱなしで運転しました。

きっと自分で修理できるや!

・・・そう思って、翌日は早めに起きて、自分で修理することを敢行しました。

でも結論から言うと、「だめだこりゃ!プロにお願いするしかない」というお手上げ状態でした。

ヘッドライトとホーンが同時に機能しなくなったのは、これで

2回目ですので、エンジンに近いところにあるボックス内の接触不良または、銅線の被膜剥がれによる銅線同士の接触に伴うショート・・・僕はこう思ったのです。

ですから、けっこう慣れた手順でその場所を開けてみたのですが、はい・・・確かにボロボロでした。

にわか修理ということで、ビニールテープなどを駆使して自分なりに努力してみたのですが、結局ダメでした。

その日のうちに、僕が最も信頼しているバイク屋さんに電話をして、修理の依頼を予約しました。

「すみません、前と同じ症状です。」

そう、こちらのバイク屋さんとは、RZ50を乗ってる頃からのお付き合いをさせて頂いています。

今まで、こりゃ無理じゃね?という修理も頼んだことがありますが、100%修理完了してくれている実績のあるお店です。何度でもいいますが、これぞバイク屋さん!という素晴らしいショップなのですね。

ですから、前回、ヘッドライトとホーンが同時に点かなくなってしまったときにもこちらのお店に頼んで直ったわけです。

でも、またやっちまった・・・・。ということでまたお願いすることにしました。

原因の洗い出しをやっていこう!

ベスパET3のスイッチボックス
ベスパET3のスイッチボックス

スイッチボックスかなぁ?

見た目汚いですが、線の接続はしっかりしていますし、通電もしているようです。

ステーターコイルを疑う!

前回は、エンジン部近いところにある黒いボックス内の配線が微妙に取れかかっていて、それをちゃんと再接続したら直りましたので、今回も同様だろう!ということで、油まみれの黒い配線ボックスを開けてみると、

うん、確かに銅線の被膜はもうボロボロで、寿命を超えている様子で、本来の銅線のキラキラした輝きなどありませんでした。

「うん、きっとこれでしょう!」

ということで、

ベスパET3配線を思い切り切断してギボシ接続にしてみました
ベスパET3配線を思い切り切断してギボシ接続にしてみました

けっこう深いところで4本とも切断してしまって、ギボシ接続バージョンにしてもらいました。(上記画像)

期待感満載状態で、エンジン始動! あれれ

上記の修理を完了し、さてエンジン始動!復活するかなぁと。

ブロロロン!

エンジンをかけてみたけれど、点きませんでした。

ガーン!

続くで候

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