ベスパのスモールがいいね!そう決心されたならば、あとは排気量の問題です。
改造前提か、ノーマル前提かで50sかET3かを迷いました
ベスパのラージモデル ベスパPX150EURO3のときには、マフラーの交換はすぐに決断しました。もふ~~~って感じで上が回らなかったからです。EURO3ですからノーマルのままだとバリバリ規制のマフラーでしたので、あの交換は大正解で、交換後は上が小気味よく回るようになり、それだけでも「おお、やったぜ」と喜びましたね。
さて、スモールモデルの代表格といえば、50s、そしてET3です。
50sにするか、ET3にするか、けっこう悩みまくりましたね。売ってる金額を比較すると、排気量の差もあり、50sのほうが安いのですが、だとすると、どうせ改造することになるでしょう。
一般的なのが、30キロ規制と二段階右折を免れるために、やはりボアアップなのかな。
車体の大きさは50sもET3も同じなのですが、ハンドルの幅が若干ET3のほうが広いです。またメーター形状も50sは丸くてかわいいメーターですが、ET3は扇型っぽい形をしています。
正直メーター形状からすると、50sのあのちっこいメーターにソソラレルわけですが、トータルで考えました。
おそらく50sを選択していたら、ほぼ間違いなく、ボアアップキットと頼み、チャンバーに交換していたことでしょう。それだけでは飽き足らず、足回りとか、キャブとか全体に手をかけてしまっていた可能性があります。(僕の性格から考えて)
じっくり考えました・・・・
つまり費用対効果ですよ。
改造経費として考えてみても50sのほうが高くつくんじゃないだろうか?という考えでした。
ET3であれば、ノーマルの状態でも90キロ、100キロ出るとサイトのいろいろなところに書かれていましたので、(さすがに怖いと思いますが)、取り急ぎ改造することはないかなと思いました。
本当は、今ついている・・何マフラーっていうんだろう・・・
ET3のノーマルのマフラーはチャンバーに交換したい気持ちがうずうずしております。
でもエンジンは調子いい感じですし、普通に街乗りでも不便を感じないし、車の流れにも余裕で合わせられますので、改造しなくてもノーマルで十分という考えに変わりつつあります。
自分でボアアップキットとか、マフラーを選んで自分なりのベスパに改造していこう!という風に思う人は、その意欲が掻き立てられる50sが面白いのかなと思います。
でも実用重視で、あまりコストもかけるつもりもなく、街乗りで普通に乗れればよく、改造は僕みたいに「プチ改造」で満足できるのでしたら、ET3は本当に面白いバイクです。
50sをノーマルのまま乗るのもいいでしょうけれど、交通ルールの中の30キロ規制とか、二段階右折とか・・・あれ、けっこうきついと思いますよ。
50ccのバイクでも国産であろうが、海外であろうが、まぁ・・・アクセルをひねれば、簡単に50キロとか出ちゃいますよね。また、国産のスクーターなら性能がとてもいいので、スムーズに60キロのリミッターまで出てしまうと思います。
そうすると、20キロオーバーとか、30キロオーバーとか・・・切符切られたら、けっこう泣くぐらい痛いです。
国内においても桃尻(ピンクナンバー)の人気がとても高まった理由は、上記の50ccの制限から解放されるからですね。
さらには、保険とか税金もそんなに50ccバイクと変わらないんですよ。
ですから多くの方が桃尻を選ぶわけです。
そういう観点から立っても50ccのバイクを50ccのまま乗るよりもちょっと手を加えるというのは、多くの人が考えることです。
しかし、改造っていうのは、一度はまると、改造ループにはまってきます。
こちらを直せば、今度はここ!みたいな感じですね。
また、改造するとバイクが本来持っている価値という面で失われてしまう可能性があるのですね。
例えば、改造バイクとノーマルバイクであれば、ノーマルのほうが売るときの査定が高いです。
総合的に考えて、コスト面とかを考慮すると、スモールを気に入ったら、択一で、ET3でしょう!!