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ベスパET3 再生産前のモデルと再生産モデルの違い

最初、僕もベスパET3の再生産「前」のモデルと再生産モデルの違いがわかりませんでした。

今、サブスクーターとして乗ってるジョルノも相当古い年式のものですが、やはり心のどこかに、古ければ古いほどいいなぁというのがあるため、ちょっと気になっていました。

ベスパET3の再生産前モデルと再生産モデルの違い
ベスパET3の再生産前モデルと再生産モデルの違い

リアブレーキの場所は皆さんもご存じですよね。ベスパET3は、フットブレーキですので、この場所です。

フットブレーキが押し込まれる場所の輪郭は「四角形」ですよね。スクエアタイプです。

旧モデル、すなわち再生産「前」のモデルは、この部分が丸いのですね。

まぁ、現行出回っているのは、たぶんほぼほぼ再生産型のモデルではないでしょうか。

ちなみに、このフットブレーキのアルミのパーツ、けっこうよくないですか?

元々は、黒いゴムで、それはそれで雰囲気出しているのですが、フットブレーキのアルミパーツは、変に新しさを出してはいませんので、お気に入りのプチカスタムパーツではあります。

ベスパって奥が深くて、ネットとか見ているだけでもわくわくしてくるのですが、あまりはまりすぎると、お金もポンポン飛んでいってしまいますので、

まずは、エンジンの調子、ミッションの調子、フレーム、前後ブレーキ、など外側よりも内部機関に注目して選んだほうがいいでしょうね!

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ベスパET3 時代を感じさせるステッカーとロゴマーク

14日の土曜日は、まさか!?の雪が千葉県にも降りました。今年は雪降らなかったので、あの寒さと雪には、驚きましたね!

今回はベスパのステッカーとロゴマーク(トップマーク)についてです。

やれた感じは、オールドベスパには必須であります

成川商会のステッカー
成川商会のステッカー

こちらは、ベスパ乗りなら誰でも知っている株式会社成川商会のステッカーです。1953年の設立から2017年まで運営されていました。

成川商会さんがなかったら、今あるベスパの再生産モデルはなかったわけですから、やはり感謝ですね!

一度は生産は終わり!となったものを成川商会が本体のピアッジオと粘り強く交渉してくれたからこそ、再生産モデルと出会えています。

結果、1987年から2000年の間だけ、ベスパET3の再生産モデルが作られることになりました。

つまり僕のET3は、この間のいずれかで生産されたものだということです。

この歴史の重みを小さなステッカー一枚で表してくれています。だからこそ、このステッカーは貴重なのです。

ベスパはイタリアで

ベスパはmade in Italy
ベスパはmade in Italy

このステッカーもね、箇所箇所が少しだけ破れていて、やれた感じがgood でしょう。

別にイタリアに特別な思い入れはないのですが、一応イタリアで作られましたよという証です。

ライセンス生産されたインドのLMLとかありますけれど、やっぱり本家本元が良いです。

ベスパET3のロゴマーク(トップマーク)は、やっぱり旧型がいいね!

ベスパET3のロゴマーク(トップマーク)旧型
ベスパET3のロゴマーク(トップマーク)旧型

これがロゴマークです。トップマークというのが正式かもしれません。最近のモデルは、六角形ですが、旧型は長方形です。

PIAGGIOのさりげないマークがシンプルでおしゃれですよね。

こういうロゴマークとか、変えようと思えば自分好みのものに変えることが出来ます。

でも僕は、この透明部分がくすんでしまった、古い質感のあるロゴマーク(トップマーク)が非常にお気に入りです!

暖かい春が来たら、きっとベスパの記事が多くなるかも

通勤でも使ってるベスパですが、普段は仕事モードですのでゆったりと楽しむことは出来ません。そのかわり日曜日とか休みの日は、特に用もないのに三番瀬海浜公園とか行ったりします。

ベスパにビニールバケツをぶら下げて、ハゼ釣りに行ったりもします。

そんな内容の記事も暖かくなったらUP出来ることでしょう。

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ベスパET3 古くてメカニカル

銀色のベスパET3に乗ってます!古いけれど、機械油の匂いがしそうな、メカニカルな雰囲気が随所にあるのです。

今回はハンドシフトの紹介です。

ベスパと言えばハンドチェンジ!このシフトフィーリングを味わったら逃れられませんよ。

まずは、こちらの画像をご覧ください。

ベスパET3の特徴であるハンドチェンジ
ベスパET3の特徴であるハンドチェンジを司る左側ハンドル部分です。

う~ん、相変わらず写真撮影は下手ですな・・・。

ハンドル部分に数字がうっすら見えますよね。これは、上から、「1 ・ 2  3  4」と書かれています。

たぶん新車のときには、赤く綺麗に描かれていたはずですが、経年劣化で色もくすみましたね。

左のレバーは、後輪ブレーキではなく、クラッチレバーなのですね。普通のマニュアルバイクに乗られている方でしたら、すぐに慣れますが、スクーターからベスパへの乗り換えだと、少し練習が必要でしょう。

操作方法は簡単です。

1と2の間に「・(ポチ)」がありますよね。ここがニュートラルの位置です。とは言え、ピッタリとニュートラルの位置が「・」で遊び0(ゼロ)だと、かえってシフトフィーリングがよくありませんので、ニュートラル状態にして、遊びが3~5mmぐらい上下にあったほうがいいです。

最初僕はこの遊びがあまり気に入らなかったので、けっこうカツカツに締めたのですが、う~ん、あまり遊びがないと乗りにくいことがわかりました。

ですから今は5mmぐらいの遊びにしてあります。カツカツ状態のときには、高速走行の際に3速、4速あたりでギヤ抜けがあったのですが、今は操作ミス以外ではなくなりました。

ギヤ抜けが頻繁に起こる方は、この遊びは少し変えてみるといいかもしれませんね!

はい、話を戻します。

操作の第一段階は、

クラッチを握り、左グリップを上に回します。上に、、、、っていうとちょっとわかりにくいかもしれません。

ハンドルを普通に握っていたら、手の甲が見えてますよね。上に回すと、自分の指が見える感じになりますよね。その方向です。そして1に入れる。要はローに入れるということです。

このとき、クラッチは握ったままですよ。ローに入れて、いきなりクラッチを離してしまうと、エンストしますね。

クラッチを握ったままローに入れて、少しアクセルをふかしてみましょう。(アクセルは右側のハンドルですね)

第二段階は、発進です。

少しアクセルをふかして、エンジンの回転数が上がる様子を確認してみてください。

握ったクラッチをゆっくり話しながら、右手のアクセルを回してゆっくり発進してみましょう!

そしたら、今度は、またクラッチを握って、左手のハンドルグリップを2の方に回します。1のときには、上に回しましたが、今度は下に回します。

1から2へシフトチェンジするときには、ニュートラルの位置を飛び越えていくわけですが、あまり怖がらずにスコンと回せば簡単に2に入ります。ちなみに2はセカンドといいますね。

あとは、また少しスピードが乗ってきたら、再度クラッチを握って、今度は3(サード)・・・さらにスピードが乗ってきたら、再度クラッチを握って、今度は4(トップ)とシフトアップしていきます。

ハンドシフトやってみたくなりましたか?

というわけで、僕はベスパを再度拡散していきたいという思いがあるのです。

バイクは趣味の乗り物ではありますが、僕にとっては足として毎日使っているので、趣味と実益を兼ねております。

また、バイクに乗ることが「やべーこんなに楽しいの?」と少しでもファンが拡大すればと目論んでいるのです。

ベスパ50Sも魅力的ですが、強烈にET3をお勧めします。50Sを改造して、(ボアアップなど)爆裂マシンにするのも面白いそうなのですが、最初からET3を買っておけば、パワーもそこそこありますし、ピンクナンバーで30キロ規制から逃れられます。二段階右折からも逃れられます。

おっと、高速道路は乗れませんよ~

この点だけ気を付けましょう。

で?で?どうですか?

ハンドシフトやってみたくなりましたか?

中古しかないですし(もう生産してませんので)変なショップから買うと、よくありませんので、もし買おう!と決めたら、念入りに調べて買ってくださいね。

僕は個人的に、オススメのお店があります。知りたい方はコンタクトからお伝えください。

たぶん・・・僕の紹介だというと、いいことがあるかも!?しれません。かと言って、縁者でもなんでもないですよ。

逆に、このショップは辞めたおいほうがいいという情報も与えられると思います。当然ながらそういう負の情報はお店にも悪いのでブログには書かないです。

けっこ~ベスパショップは電話したり行ったりしましたからね、それなりの知識はついたつもりです。

なにげに気に入っているグリップ!

再度上の画像を見てほしいのですが、このグリップ、とてもシンプルですよね。

国産スクーターのグリップの握り具合と比較して、若干太いです。

基本、バイクは夏でもグローブをして乗ったほうが安全面でもいいですし、ずっと日焼けしているとなんか皮膚によくなさそうですよね。夏は夏のグローブをして乗りましょう!

で、ベスパの場合、注油とか調整にもよると思いますが、シフトが重くなったりする場合があります。あまりにもシフトの入りが悪いとか、重いと感じたら、ほとんどが「ワイヤーに原因」がありますので、いっそのこと、ワイヤーのインナー部分だけの交換、もしくは、ワイヤーのアウターとインナーの両方交換をやってしまったほうが気持ちよく乗れます。

でもこの交換作業はアウターとインナー両方の場合なんかは、やっぱりプロに依頼したほうがいいかもしれませんね。

えっと、その場合も見積もりちゃんととってくださいね。

いいなり払いをしてたら、大変ですよ~(外車は特にそう)

あまり見積もりが高ければ、それも一度ご相談ください。

さてさて、このグリップで何が気に入ってるかというと、その絶妙な太さもそうなのですが、一番はやっぱりこのクラシカルな縦線のみという、これですよ!

飾り気のない縦線!

ん?縦線・・でいいのか?それとも横線か??

う~ん、つまりこの線ですよ、線!ラインです。どうですか、絶妙でしょう。

グローブを着用して使用してちょうどいい感じです。

こんな感じでディテールまで チマチマと紹介していきます。

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ベスパET3 プチ改造

プチ改造っていうのは、自分が満足出来ればいいわけですから、完全自己満足の世界ですね。うん、プチに関わらず改造はたいていそんなもんかもしれません。では、ちょっと紹介します。

6Vでバッテリーレスだから、電装品はつけられないです

でも春うららの陽気だったら、軽く迷惑にならない程度の音楽をかけて走らせたいです。う~ん、どうしようと悩みました。6V車でバッテリーがない・・・わかってはいたけれど、この点は、電装品好きの僕からすると一番痛かったところです。

実際、12Vバッテリー仕様にすることも出来ると言えば出来るのですけれど、部品もけっこうなお値段ですし、工賃もけっこうかかると思います。

そこで!

ベスパET3ここにラジオをぶら下げてます
ベスパET3ここにラジオをぶら下げてます

僕は、こんな風に「カタビラ」を付けて、そこにホームセンターで買ったジッパーケースをつけて、チャックは開けっ放し状態にしつつ、ラジオをぶっこんでます。

別にジッパーケースじゃなくても、どうせ開けっ放しですからね、何でもよかったのですが、パッと目にして「あ、これでいいや」と即買いしました。

底のほうには、100円ライターも潜ませています・・・。

緑色の柄のドライバーは、プラスドライバーです。ほら・・・ちょっと前に、テールライトがしょっちゅう切れてましたよね。テールライトレンズを取り外すのに、いちいち工具箱から出してとか面倒だったので、こいつだけは、ジッパーケース常駐となりました。

ラジオはですね、

ここで買いました(アマゾン)

“prunus” と書かれているのですが、たぶん中国製品だと思います。

金額も2,000円台で、デジタルチューニングできて、表示が綺麗ですよ。

家で使ってもいいぐらいなのですが、ベスパET3専用ラジオとなりました。

一度、急な大雨にやられて、電源入れてもつかなくなってしまったのですが、日向で乾かしたら、復活して普通に使えるようになりました。防水じゃないですからね・・・さすがに大雨はまずかったです。

画像で、「カタビラ」がついている黒い金具あるじゃないですか、これはホームセンターで適当に見つけたやつです。L字型なので、コンビニで何か買ったときとか、袋を下げられるので、意外と便利です!

ベスパET3に金具装着
ベスパET3に金具装着・・ですが画像がピンボケ

ううう・・・。

まずは、このピンボケをお許しください。焦点が向こうにある車にいってしまったようです。

L字型の金具は、この位置につけました。

ミラーをつけるための金具を取り付ける場所ですね。ネジも適当に買って、クルクルとやっただけです。この金具を取り付ける場所って、工夫次第で色々つけられそうな気がしますね。

続いては!

ベスパET3に取り付けた自転車用のボトルホルダー
ベスパET3に取り付けた自転車用のボトルホルダーです!

ベスパET3のスペアタイヤを組み付けてあるところに、自転車用のボトルホルダーを取り付けました。

真っすぐじゃないのは上の部分が引っかかって無理だったので、斜めに取り付けました。

ちょっと拡大します。

ベスパET3に自転車用のボトルホルダーを取り付けました
ベスパET3に自転車用のボトルホルダーを取り付けました(拡大図)

斜めになってますが、ペットボトルとか缶コーヒーとか、入れられますしなかなかgood ですよ。

さほど、景観も壊してませんよね。

はい~プチ改造であります。

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ここです!ここを直したいのです

もうね、毎日のようにテールライトが切れるから、毎日この部分をあけてますよ。ネジ2本でとまってるだけなので、開けるためのドライバーは、ベスパの前のほうにステーをつけて、そこにラジオを格納するためのソフトラバーの入れ物があるのですが、そこに放り込んでいます。

スチャっ!とすぐにドライバーが取り出せますよ!

電池式はんだこてでさっさと直したい

ベスパET3のテールライトのレンズを外したところ
ベスパET3のテールライトのレンズを外したところです。ちょっとメカニカルでしょう。

これ、テールのレンズを取ったところです。黄色いコード見えますよね、それが金具のところでハンド止めされているのですが、それがちょっとほつれてきているんですね。

拡大画像も見てみましょう!

ベスパET3のテールライトのレンズを外したところ(拡大)という
ベスパET3のテールライトのレンズを外したところを拡大撮影しました。

ド~ンと!

この銅線みたいのがクリクリとなっていますよね。これはホームセンターで、銅線を買って、クリクリ巻き付けたのです。

黄色の線の内部配線のほつれは、この画像だとよくわからないですが、とにかくほつれてしまっています。

それにしてもフェストン球の存在感がいい感じでしょう

この電球形式は、フェストン球と言います。

上がブレーキランプ、下が常時ついているテールランプ(ナンバー灯)ですね。

今回、ダメになっているのが、下の方です。

僕の読みですは、この黄色い配線がほつれてしまっているのを一回バシッと切断して、黄色い皮膜をもう少し剥いて、しっかりとした銅線を出してそれをはんだ付けすればいいのでは?ということです。

電球が止まってしまっても右へ左へとぐりぐりやるとつくんですよね。電球内のニクロム線が切れてしまっているわけではないので直せるはずです。

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ベスパET3 ライトは暗いです

スモールベスパ6V車は、総じてライトが暗いですね。LED化も出来るのですが、敢えて・・・敢えて6Vの電球を使います。レトロなムードを残したいからです。

夜の走行時は、けっこうヒヤヒヤ

ベスパに最初乗り始めたときには、ライトが想像以上に暗いことに驚きました。普通の12Vバイクも年式の古いタイプで電球仕様のものは、やはり暗く、エンジン回転数の上昇である程度の光度が保てますよね。ま、同じだと思えば気楽なのですが、あまりに暗いと夜の運転はちょっと怖いです。

特に、停車時は、テールライトがちゃんと光を出しているのか、不安になることがあります。

テールがついてなければ、追突される危険性もありますからね。

運転中でもヘッドライトの明かりが対向車に届いているだろうか、と思えるぐらいの暗さですし、ハロゲンやLEDタイプと違って、柔らかい光で光度も若干不足ですから、暗い道で、歩いている人を視認するのに、ワンテンポ遅れてしまうこともありました。

故障をきっかけにバイク屋さんにみてもらった結果

以前、ヘッドライトとテールライトとホーンが同時にとまってしまったことがあります。

回転数を上げてもダメ、スイッチのON OFFをしてもダメ、右側のスイッチボックスを開けてもらい通電チェックをした際も、普通に電気が来ていましたので、何故だろうとバイク屋さんも色々チェックしてくれたわけです。

通電チェックの際に、少しバラツキがあり、その点若干不安でしたが、電気がきていることには変わらないということでした。

次にチェックしてもらったのが、エンジン側の端子ボックスです。

エンジン側端子ボックスの中身は要チェック!

ベスパET3のエンジン側にある端子ボックス
※宇賀神商会様!申し訳ありません、画像を使わせて頂きました!

宇賀神商会さんで売っています。

上記の画像は宇賀神商会さんの画像です。きれいに映っている画像がなかったのですみません・・・。

こちらがエンジン側にある端子ボックスです。ネジ止めされているのですが、普通にネジをとれば開きますので、中身をチェックしてみましょう。

この中で、平型端子で配線と配線が接続されているのですが、ここの配線が「少し」緩んでいるだけでも、またはきちんと刺さっていないだけでも接続不良で、ヘッドライト、テールライト、ホーンが同時につかなくなりますし、鳴らなくなります。

「少し」でもです。

ですから、ここのボックスを開けて、しっかりと平型端子同士が接続されているかどうかを確認してみましょう。

たったこれだけのことで、ヘッドライト、テールライト、ホーンが同時につかなくなった現象が即解消されました。

そして、特筆すべきことがあります。

この作業をやってもらった後ですが、ベスパET3の光の量がアップしたのですね!!

アイドリング時のベスパET3のヘッドライト
アイドリング時のベスパET3のヘッドライトの光の量が若干アップしました。

↑こんな感じです。

夜の撮影だから明るく見えるのかもしれませんが、気のせいではなく、それ以前より光量アップです。回転数を上げると、まぁ見られるね!ぐらいに回復したので良かったです。

アイドリング時のベスパET3テールライト
アイドリング時のベスパET3テールライトの光の量です。どうでしょう?

テールは真正面からだともう少しまともに見えるのですが、ちょっと斜めからの撮影ですと、う~ん、もうちょっとほしいかなと思います。

でも以前は、アイドリング時には、「うわ・・これライトついてるの?」というぐらいでしたので、かなりの改善です。

なんでLED仕様にしないのか!?

ええ、このように暗いライトではありますが、LEDにするつもりがないです。

LEDの光って、白っぽいですよね。

どうもオールドベスパには、あの白い光が合わないような気がしてるからです。

RZ250のときにも、今の古いジョルノでもLEDにはしないで、ドノーマル状態です。

色々な意味で不便、色々な意味で古い!だけど!

だけど、それがいいのです。

手がかかる子ほど何とやらといいますね。まさにその心境です。

故障もなく、メンテナンスの頻度もさほど高くなく済むようにしたいのであれば、今のバイクは性能が本当に良いので、そういうものを買い求めれば済みます。

昨今の旧車需要の高まりは、手がかかること前提に買っている方が増えたことをあらわしています。ショップの店員さんも販売の仕方で重要事項として、あまりよくない部分の説明もしてくれますよ。

でも手がかかることすらも楽しみの一つとして捉えている人が多いということです。

僕が好きな海外ドラマで「シカゴファイア」があります。

その中で、セブライド小隊長が、ある日ハーレーダビッドソンの古いのを買って、消防署内で修理するシーンがあります。

ハーレーは、修理のかいあって、ドルルン!と息を吹き返すわけですが、まさにアレです。

今の新車は車もバイクもどれも興味がわかない

それにソソラレナイ・・・です。

旧車が好きなのだから仕方ないですね。今の新車がダメというわけではなく、性能面を見たら、旧車など足元にも及ばないものもあります。

だけど、形、デザイン、色合い、風味、時代感のすべてにおいて、今の新しい車や新しいバイクには、そそられません。

「なんで馬鹿みたいに修理にお金かけるの?新車買った方がいいじゃん」

はい、ごもっともなご意見です。

でもすみません。

ハコスカと言われたスカイラインと、新型スカイライン、どっちかをあげるよ?と言われたら、0.1秒で、「ハコスカ!」と答えるでしょう。

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ベスパET3 シートの下にロマンがある

今日は、ベスパET3のシートの下をお見せします。

どうですか、そそられるシートでしょう。

このスプリングがビロビロビロビロと伸びた感じで張り巡らされている様子が素敵です。コイルスプリングというのでしょうかね、すごく気に入っています。

乗り心地は?と聞かれると、「最高!」は言い難いのですが、20キロ、30キロ走ってもそんなにお尻が痛くなるわけではありません。

ただ、国産スクーターのシートのほうが座り心地はいいかもしれませんね。

好き嫌いの問題もあるでしょうけれど、シートバックのコイルスプリングは、シートを開けたときに醸し出すレトロ感をいい具合に演出してくれています。

シート下の収納ボックスはどうなってるのか

ベスパET3シート下の物入
ベスパET3シート下の物入はこのようになっています。

ボックスの中には、2ストオイル、布切れ(オイルとかガソリンを拭くため)、計量カップが入っています。

オイルは縦置きして、こんなに突出していても大丈夫です。シートを閉じたときに、結構上部空間がうまれます。

この物入ボックスは、両サイドに突起がありますね。そこに手をかけて、そのままスポッと取り外すことができます。取り外すと、すぐにキャブレターにアクセスできますので、回転数の調整とか、すぐにできます。

画像下部のUSE 2% MIXTUREと書かれているところがガソリン給油口です。蓋は、ねじ止めするタイプで、これまたムードが良いですね!

ガソリンとオイルを給油する際には、給油口周りなどを布で拭くようにしています。そのため、布切れを入れてあります。

混合給油だからこそ計量カップが必需!

ガソリンを入れたときには、必ず2ストオイルをガソリンに混ぜなくてはいけません。現行の普通の2ストバイクは、分離給油といって、2ストオイルは別のところに入れるようになっています。

分離給油の場合、オイルが少なくなってくると、警告灯がつきますので、その際、2ストオイルタンクの規定量に満たすまで入れればOKですよね。

混合給油は、ガソリンを入れるたびごとに、計量カップで計って入れなくてはいけません。最初、この作業はかなり面倒なのでは?とベスパを購入する前は思っていました。

ところが、実際にやっていると、まるでこの「ガソリンを入れるたびに計量カップで計ってオイルを入れること」がベスパのための儀式のように感じてきて、今では一つの快感要素になっています。

ベスパET3には、ガソリンが減ったときの警告灯などありません。ですから、メーターの距離数を見て「あ、そろそろガソリン入れる頃だな」と入れる時期も意識します。

僕のベスパは、リッター25Km ぐらい走ります。ですから、100kmぐらい走ったら、たいていはガソリンを給油する時期だとわかるわけです。

走っている途中で、ガソリンが切れそうなのはすぐにわかります。アクセルを開けても、モコモコって感じになったら、すぐにリザーブに切り替えて、いちいち停まって、エンジン再始動しなくてもいいようにしています。

これもけっこう慣れだと思います。

ガソリンコックは、右側に倒すとリザーブになります。リザーブ走行状態になったら、ガソリンスタンドに寄って、給油します。

たいていは、4リッター給油したあとに、計量カップで計りながら2%分のオイルを入れます。計量カップの目盛りで、4Lのところまでオイルを注ぎ、ガソリンタンクに流し込むだけの作業です。

オイルはいつもこれ!AMALIE TC-W3 RL

ベスパET3にオススメの2ストオイル
ベスパET3にオススメの2ストオイル(AMALIE TC-W3 RL ENGINE OIL)

AMALIE TC-W3 という2ストオイルを入れます。

最初から、このオイルを使っていますが、色々なベスパ専門店が推奨オイルとして紹介していますので、安心して使えます。

実は気になるオイルがあって、このベスパを買った当初に入っていたオイルの匂いが鉱物的というか、機械油っぽいというか、レトロっぽいものでした。

2ストオイルが燃焼したときの匂いは、2ストが好きな理由の一つでもあるのです。

この「気になるオイル」と出会える日もあるかもしれません。

敢えて、買ったバイク屋さんに「あのオイル何?」と聞かずにいるのは、

「あ!!あんときの匂いだ」というプチ感動もあるからです。

アイドリング時の小型船みたいな音

ベスパET3でノーマルマフラーを付けている場合には、アイドリング時に小型船みたいな音がします。

この小型船みたいな音に最もマッチする匂いが「機械油の匂い」なのでしょうか、なんだか僕はそう思うのです。

果たして、なんという名前のオイルなのか、見つけることが出来たら、またブログで発表します。

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ベスパET3壊れやすいウインカーはサクッと交換

ベスパET3や50Sなどのスモールベスパのウインカーは、ハンドルバーのエンドに搭載されているため、何かがぶつかったり、立ちごけなどしたらすぐに割れてしまいます。

一回やってしまった立ちごけ

帰宅途中、一度ヘッドライトがついてないなぁと思って、コンビニの明かりが届くところで停めたのですね。

センタースタンドを立てようとしたときに、左のハンドシフトを少しひねってしまったのでしょう。「あれ?」と気づいたときには、ミッションに動力が伝わり、「あれれれ」と立ちごけしてしまいました。

けっこう手と足で踏ん張ったのですが、あまりにも意外な現象だったため、力の加減と方向性を間違って、コテンと倒れてしまいました。ギリギリまで踏ん張ったのですが、結局、右のほうに倒れて、当然ながら右のウインカーレンズが取れて、むき出しになったユニットからも電球はこぼれ落ち、尚且つ負荷がかかったのでしょう。ユニットの金具も曲がってしまいました。

根本にガタがきたベスパET3ウインカー
根本にガタがきたベスパET3ウインカー内部ユニット

こちらがそのときのウインカーユニットですが、この金属部分の空洞のところに、ウインカー用のフェストン球がハマっているわけであります。

曲がってしまった金属部分は、手で整形したのですが、どうやら、もともと古かったためか、根元にガタがきていました。

よく見ると、金属部分が少し外側に反ってしまっているのがわかるかと思います。

新品買うなら宇賀神商会さん

ベスパ乗りでは、知らない人がいないぐらい有名な宇賀神商会さんは、レスポンスも鬼速で、質問にもいつも丁寧にお答えいただける超優良ネットショップです。

宇賀神商会さんのサイトはこちら

早速、新品を手配しましょう

ベスパET3 新品ウインカー内部ユニット
ベスパET3 新品ウインカー内部ユニット(宇賀神商会さんで購入)

上記の内部ユニットを購入すると、本体と真鍮で出来た部品と、スペーサーみたいなものとバネが一つのセットとして送られてきます。

ウインカーユニットの交換は、はじめどうやるのだろうと途方にくれましたが、なんとか自分でもできました。

最初にウィンカーのレンズを取り外しましょう。こちらは、ウインカーレンズの先端部に+ドライバーでとまっているだけなので、簡単に外せます。

そして、

①グリップをめくりあげます。

めくりあげるという表現がぴったりなんですよ。とにかくグリップを外側から思い切りよくめくってみましょう。

②ハンドル部分にネジがついているはずです。それを取ります。

これは画像付きのほうがわかるのですが、今回は言葉だけで失礼します。

ハンドル部分に結合されたネジをはずせば、ユニットは取れます。ネジを外さないで無理に取ろうとすれば、壊れてしまいますので、その点は要注意です。

③古いユニットを取り外します。

これも慣れが必要な作業になるかもしれません。

僕はけっこう苦労しましたが、この作業すでに3回ぐらいやっていて、1回経験したら自信がつきますよ。

④逆の手順で取り付けします。

なんだったらウインカーレンズも交換しましょう。

ユニットと同時にレンズ交換もやってしまうといいかもしれません。

ベスパET3 新品ウインカーレンズ(オレンジ)
ベスパET3 新品ウインカーレンズ(オレンジ)宇賀神商会さんで購入
ベスパET3 新品ウインカーレンズ(オレンジ)
ベスパET3 新品ウインカーレンズ(オレンジ)上から見るとこんな感じです。

新品のレンズはこんな感じになっています。

先ほど、ウインカーレンズは、プラスネジでとまっているだけと申しましたが、そのプラスネジがおさまる場所が、上記画像の先端の穴の部分です。

レンズをはめる位置は、方向とかも決まっているので、すぐにわかるはずです。この形ではまるというポジション通りのところに溝があるので、軽く当ててレンズをくりくり回してみたら、「あ、この向きだな」ってわかります。

問題は、ウインカーレンズにプラスネジを通して、内部でオーリングを通すこと。

ウインカー部分に限らず、ベスパって、振動もそれなりにありますので、単にウインカーをネジ止めするだけだと、がたついてしまいます。

ですから、ウインカーにプラスネジを通した後に、通った内側にオーリングを噛ませるのですね。

これがけっこう大変です。あの手この手で自分がやりやすい方法を見つけましょう。

立ちごけの際にレンズ交換は左右やりましたので、経験値があがりました。

タイトルでは「サクッと交換」って書きましたが、うん、最初はサクッと・・・ではありませんでしたね。

うまく他の工具とかドライバーをつかったりしながらというコツがつかめれば、サクッと交換になるはずです。