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バイクのメッキ部品 錆び落としならクエン酸

バイクのメッキ部品は、少し放置したり、雨ざらし状態だとすぐに錆びてしまいます。

メッキ加工したその下側で錆びが出るとメッキがボコボコになります。

金たわしとか、真鍮のブラシでガシガシやって錆を落とすよりも最高に効果があるのは

騙された!と思ってダイソーのクエン酸を使ってみましょう

これは本当に、ドエライ効果です。

100円ショップダイソーで売ってる「落ち落ちVのクエン酸」これのスプレータイプではなくて、粉タイプのものがいいです。

準備は簡単です!

錆びたパーツがどっぷり浸かるバケツを用意します。そこにお湯を入れましょう。

そして、粉タイプのクエン酸を・・・量的にはどのぐらいが適量かわかりませんが、僕は100円なので、一袋ざら~~~~っと全部入れてしまいます。

お湯ですから、すぐに溶けるはずです。

そしたら、錆びたパーツを一昼夜入れてみてください。

かなりの錆び錆び状態のものでしたら、二日間とかでもいいです。

こする必要もなく、労力ゼロで錆びは落ちます

錆を落とすのに、とてつもない労力を使って、全身汗だくでやるなんて、体力の無駄遣いですね。

とにかく上記の方法でやれば、錆は落ちています。

先日、散髪用の鋤ばさみが錆びてしまって、切れ味が悪そうになってしまったので、一晩寝かせたら、新品同様にピカピカになりました。

切れ味も恐ろしいぐらい復活して、軽く手でなぞると手の皮が薄っすらと切れるぐらいです。

クエン酸の代わりに、レモンとか色々ありますが、僕の実感としては手軽で手も汚れず、楽で、何もしないで最高の効果があるのは、クエン酸の粉タイプだと実感しています。

ご自宅に錆びてしまって、どうしようもねぇ!というものがありましたら、100円で出来る簡単な方法なので、試してみてください。

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ベスパET3 ハンドチェンジの様子

ベスパは、見た目のソフトな印象とは違って、乗ってみると武骨なバイクです。「乗る楽しさ」を感じるのは、やはりシフトチェンジですね。

ハンドチェンジの様子を今回は画像でご紹介します。

まずは大きな画像で、ニュートラルを確認してみてください。

「・」の位置ですね。

ハンドチェンジするには、クラッチを握ります。人差し指と中指の2本がけとか、中指と薬指、小指の3本がけとか、皆さん好みがあると思うのですが、ベスパの場合、確実なミートを心がけているので、今は全指がけです。

クラッチを握ったら、ローに入れます。(カコン!という感じ)

そして発進するときには、握ったクラッチをゆるめながら、右手のアクセルを回していくのですね。

ある程度、エンジン回転が上がったら次は2nd(セコ)にシフトアップします。その際もクラッチを握って⇒ハンドシフトで2の位置に合わせて⇒アクセルをひねるという手順です。

その後、3rd(サード)に入れるときも、4th(トップ)に入れるときも、クラッチを握ってハンドシフトを3とか4の位置に合わせて、アクセルをひねる!この流れですね。

最初慣れないうちは、数字の位置が合ってるかどうか気になりますが、慣れてきたら、左の手元数字など見なくても手の形で覚えていきます。

また、不安な方は、シフトチェンジした左手を人差し指と中指を軽くシフトレバーに添えておくとその指の角度とか、触れ具合で、今はセコだな・・・サードだな・・・ってわかります。

たいてい、ローとトップは、数字を見ないでもわかるのですが、セコとサードの位置が最初はちょっと不安に感じるかもしれません。

うん、でもすぐですよ、すぐに慣れます。

ベスパは女性も乗れるバイクですので、是非女性にも乗ってほしいですね。

ローのときには、手前にグイッという感じで回しますが、セカンド、サード、トップと向こう側に回していく感じです。

上からの画像だとわかりにくいので・・・

ベスパET3 ハンドシフトをトップにいれたところ
ベスパET3 ハンドシフトをトップにいれたところ

右手側のレバーはブレーキです。

左手側(つまり画像だと右側ね)がクラッチです。

右と左のレバー角度を見てほしいのですが、クラッチ側はけっこう下に向いていますよね。

はい、トップに入れるとこんな感じになります。

ですから走行中は、そうですね・・・トップに入れたところは、左手が逆Vの字で、レバーにかかった感じに自然となるんですよ。

皆さんがよくやるピースマークをほぼ真下に向けて、逆Vの形にした人差し指と中指をクラッチレバーにちょいがけした様相ですね。

さすがにその写真は、どうやっても撮れないので、想像してみてください。

また、ベスパにご興味を持たれた方は、ショップで実際に触ってみるといいでしょうね。

注意)ベスパを購入する際は、「この店はやめておいたほうがいい」っていうところもあるので、ご相談ください。

店では「即買い」をせずにちゃんと見るべきポイントを洗い出してから購入するかどうかを考えたほうがいいでしょう。

ベスパET3 トップに入れたところ、前から確認
ベスパET3 トップに入れたところ、前から確認

こちらの画像のほうがわかりやすいかな。

クラッチレバーがグインと下向いてますね。

ベスパET3 トップに入れたところ、運転席側から確認
ベスパET3 トップに入れたところ、運転席側から確認

一応、運転席側、シート側から撮影してみました。普通のスクーターだと、こんな風に左のレバーは下に向きませんよね。

そう、普通のスクーターは、左手のレバーは、後輪ブレーキのレバーです。

ベスパの左手のレバーは、クラッチです。

クラッチをひねってシフトする、つまり手でハンドシフトを行うバイクなのです。

停車しているときは、シフトはとても入りにくいですよ

上に画像群は、このブログにUPするために、停車してシフトレバーを動かしています。

本来、シフトチェンジというのは、メンテナンス時は別ですが、普通は走行中に行うものです。

ですから停車中にシフトをチェンジするコツは、シートにまたがって、バイクを前後に動かすのですね。そうすると停車時のシフトチェンジがしやすくなります。

また、ベスパのシフトワイヤーは、あまりに無理な力を入れるとワイヤーが伸びてしまうことがあります。

ですから、特別な場合以外は、あまり停車中にシフトをグリグリ無理にやらないほうがいいですね。

もちろん、走行中はそんな無理な力は必要とせずに、カコン、カコン!とシフトチェンジ出来ますからワイヤーの伸びなど気にしなくていいです。

シフトチェンジがやりにくい!重い!と感じたら

もし購入前にその現象を知ったならば、ショップにシフトワイヤーとアウターを両方交換してもらうよう交渉しましょう。

ベスパで個人メンテナンスが出来る方は、シフトワイヤー、ブレーキワイヤー、アクセルワイヤーと交換できるのでしょうけれど、ここに「アウター」が絡んでくると、まぁ・・・一人でやりきるのは、相当の手練れにならないときついのではないでしょうか。

もし・・・もしですよ。シフトワイヤーのアウター交換を無理やり個人でやろうとした場合、ベスパの構造上、もし失敗したら、アウターを元の場所に戻すのは、至難の業となってしまいます。

「アウター」というのは、ワイヤーが通ってる外側の部分です。アウターは、経年劣化とかで、途中でひび割れたり、裂けてしまうと、ワイヤーの滑りが悪くなります。

それがシフトの重さ、スムーズではないシフトの動きの原因となることが多いです。

従って、購入前にスムーズにシフトチェンジが出来るかどうかを絶対に確認しなくてはいけないのです。

同様に、アクセルの重さ、クラッチの重さ、フットブレーキの効き、フロントブレーキの効き、など見てくれの外面よりも重要なチェックポイントがありますので、どうか注意されてください。

見た目が再塗装が施されて、綺麗だなぁ!という部分よりも

走る、止まる、曲がるがきちんと出来るバイクなのかどうかの確認のほうが何倍も重要です。

また、ベスパは、鉄ボディですので、オールドタイプは多少の錆があるかもしれません。タッチアップで対応できるぐらいの多少の錆とか傷なんかより、上記のチェックポイントを重視しましょう。

シフトワイヤーとアウターが新品交換されていて、まともなワイヤー調整がされていれば普通はカコン!カコン!とシフトが小気味よく決まります。

これがもし決まらない・・・なんか重い・・・なんか疲れる・・そう感じたら原因を取り除く必要があります。

ショップの人が

「いや、ベスパってこんなもんですよ」と言ったら、その場に1分いるのも時間の無駄ですから立ち去りましょう。

バイク屋の「オールドはこんなもん」「旧車はこんなもん」「ベスパはこんなもん」は絶対に信用してはいけないです。

本当にメンテを知ってる人、本当にバイク乗りを大切にしてくれるショップの人は、「〇〇はこんなもん」などと口が裂けても言いません。

それどころか、何かトラブったら、徹底的に原因を追究してくれます。そして直してくれます。

残念ながら「〇〇はこんなもん」と平気で言う輩が居ますので、その点だけはどうかどうか注意してください。

乗り味はとても大切である

バイクに乗る人は、自分のバイクの乗り味を気にします。バイクのちょっとした不調を耳とか身体、手で感じることが出来ます。

一番わかるのは、そのバイクの乗り手です。

ドライバーです。

但し、ある程度の期間乗ったからこそわかる感覚というものがありますので、買ったばかりだとどこが調子悪いのか、悪そうなのかわかりにくいですよね。

または「買う」という喜びが先走って、若干舞い上がってしまっているかもしれません。

だから冷静にチェックする必要があるのです。

ひとたびバイクを買って乗り始めたら、いい意味での相棒ですよ。

相棒の調子が「なんか変だな」とわかってきたら、修理やメンテナンスが必要なサインです。

音が変だな、シフトフィーリングが妙に変わったな、曲がるときにちょっと違和感を感じるな、シートに伝わる振動がいつもと違うな・・・などなど、だんだんと自分でわかってくるのですよね。

そのうえで、バイク屋さんを訪ねるわけですから、

きちんと診断してくれるところがいいですね。

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ベスパET3 給油のやり方

ベスパET3は混合給油です。

混合給油?となる方もいらっしゃると思います。

簡単に言うと、ガソリンを入れるときに、2ストオイルも決まった割合で入れてあげるということです。

混合給油だからって別に面倒じゃないですよ

給油方式で「分離給油」とか「混合給油」とか出てくるのは2ストのバイクですね。

分離給油は、オイルランプが点いたら、ホームセンターとかバイク屋さんに行って、2ストオイルを買って、オイルを入れる専用口にドボドボ~っと入れるだけです。

混合給油は、ガソリンを入れるたびに、2ストオイルを「ガソリンを入れるところと同じところ」に決まった量を入れる方式です。

ベスパET3は、混合給油なのですね。でもこれはベスパ乗りにとっては、けっこう楽しい作業ではないでしょうか。面倒じゃないです。ガソリンスタンドでほんのひと手間かかるだけです。

ベスパET3ガソリンを入れるぞ
ベスパET3ガソリンを入れるぞ

はい、ということで、いつものガソリンスタンドに到着しました。

停める位置はこのぐらいがちょうどいいと思います。↑

ベスパET3のシートを開けましょう
ベスパET3のシートを開けましょう

シートを開けて、ガソリンタンクの蓋を開けましょう。

ガソリンを入れるときに、満タンとか定量金額って書いてありますよね。

別に満タンでもいいのですが、僕はいつも定量金額にします。定量「金額」とありますが、実は「ガソリンの量を定量指定」も出来るのです。

エネオスですと、上記画像のような感じです。ここで「お好み」というボタンをタップして、続く画面で「4リットル」に指定するのです。

なぜ、4リットル指定?

指定項目の中には、4リットルというのはありませんので、ボタン操作で、「4」というボタンで4リットル指定してください。

なぜ、4リットル指定なのかというと、ベスパET3は、ずっと乗っててわかったのは、だいたいリッター25キロなのですね。

つまり一回の満タンで、100キロぐらいは走行するということです。実際は、もっと距離出るはずなのですが、僕は100キロごとに給油するよう心掛けています。

ベスパET3などのオールドベスパは、いわゆるバイクなら当然ついている「ガソリンの警告灯」がありません。

だから慣れないうちは、街中で突然エンジンストールみたいな現象が起こって焦ることもあるでしょう。

「え?なんで止まったの?」と。

でもご安心ください。そうそう壊れないですから。

ガス欠になる前兆は、アクセルをひねったときに、「なんかアクセルの動きについてこないな。ボボボって感じだな」と思った瞬間です。

走行中でも慣れてれば、足元のガソリンコックレバーを「R」が上になるようにひねればリザーブタンクへ切り替わりますので、エンストは免れます。

しかしながら、走行しながら、しかも慣れていないうちは、どっちにひねればRだっけ??とプチパニックになる可能性がありますし、片手をハンドルから離すことになりますので若干危険です。

そうこうするうちに、エンストしてしまうでしょう。

もし走行中にガス欠でエンストしたら、慌てずにバイクを安全に左側に寄せて、ガソリンコックを「R」と書かれたほうが上になるようにしてひねってください。

そして、エンジンを再始動すればかかります。

ガス欠したあとだと、キャブのガソリンが失われた直後ですので、リザーブ「R」に切り替えてもすぐにかからないかもしれません。でも慌てないで、何回かキックすればかかります。

キックの際は、すでにエンジンが暖まっているのですから、チョークを引く必要はありません。

さて、4リットル指定の話に戻ります。

つまり、4リットルで100キロ走るんだな、って覚えておけばいいです。あとはメーターの距離計のところをチェックしつつ、概ね100キロぐらい走ったら、ガソリンスタンドに入る習慣が出来ればいいですね。そうすれば、街中でのふいなガス欠で、止まったりはしないです。

そう、4リットル消費したら4リットル入れるというサイクルだということです。

ベスパET3給油中
ベスパET3給油中

はい、とうことで給油しています。

4リットル指定にしたということは、4リットル分のガソリンがしっかりとノズルから出てきます。

でもたまに、ちょっと早めにガソリンスタンドに入った・・・ならば、4リットルをそのまま入れると、ガソリンが溢れてしまうことがありますので、よく見ながらやってください。

4リットルまで入れたら、あぶれそうだな・・・と判断したら、ガソリンスタンドの供給メーターがクルクルクルクルと動いてますよね。あれが3.5リットルぐらいのところで入れるのをやめましょう。

とにかくガソリンタンクのところをしっかり見ながら、ガソリン供給のメーターもちゃんと見るのですよ~

画像だとわかりにくいですね。

そうですね、ガソリンをなみなみ、表面張力いっぱいいっぱいまで入れるのはNGです。なぜなら、このあと2ストオイルを入れなければならないからです。

その分の容積をちょっと残しておかないといけませんね。

ですからこの画像上ではわかりにくいのですが、5mmから1cmぐらい下のところまで(満タン満タンにしないで)入れるといいでしょうね。

はい! 上記画像のとおり、ベスパのオイル計量カップに2ストオイルを入れます。入れる量は、4リットルガソリンを入れたならば、「4LITERS」と書かれたラインぐらいまで入れればOKです。何もどんぴしゃりの量じゃなくても、そんなに心配しなくていいです。

ただ、少なすぎるのはよくありませんので、極力狙いを定めて、4リットルガソリンを入れたら4LITERSのところまでですよ。

もちろん、わかると思いますが、3.5リットルしかガソリンを入れてなかったならば、このオイル計量カップの3LITERSと4LITERSの中間ぐらいまでオイルを入れてください。

画像は4LITERSの目盛りをほんの少しオーバーしていますよね。2ストオイルって、けっこう粘り気がありますので、計量カップからガソリンタンク内に入れたとしてもカップ内にオイルが少し残るんですよね。ですから、僕はいつもほんのちょっとラインより上にしてるのです。

ベスパET3のガソリンタンクに2ストオイルを入れているところです
ベスパET3のガソリンタンクに2ストオイルを入れているところです

こんな感じですね。

計量カップはベスパ用です。これも普通は車体に付属しています。なければ宇賀神商会さんとかで買いましょう。

入れているオイルは、アマニーです。

これですね!アマニーの2サイクルオイルです。

↑このオイルはまぁ、定番のうちだと思います。

ベスパET3のガソリンタンクの蓋
ベスパET3のガソリンタンクの蓋

はい、それではガソリンを入れて、2ストオイルを入れ終わったら、こちらの蓋を閉め忘れることがないよう注意してください。

パコっと締めて・・・

ベスパET3のガソリンの蓋、ネジを閉め忘れないように
ベスパET3のガソリンの蓋、ネジを閉め忘れないように

最後にネジをしっかりと締めましょう。

オイルを入れて、ガソリンタンクの蓋を閉めたら

はい、乗りだしOKです。

オイルを入れたあとに、軽く車体を左右に揺さぶってもいいのですが、別にやらなくてもダイジョブです。

元々残っていたガソリンから先にキャブ到達しますので、そのままエンジンかけて走り出しても問題ありません。

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ベスパET3は、音がいいんです!

乗ってる喜びが感じられるバイク、それがベスパET3です。大型バイクの乗り回しに疲れた方、街乗りメインの方(遠出もできるけどね)、ふと!スクーターの面白さに気づいてしまった方、、、などなど是非是非ベスパに乗ってほしいものです。

スクーターのブィィィ~~~ンとは違うんだな

普通のスクーターって走っているとき、けっこうブィィーンと軽めですよね。マフラー交換したりしてれば別ですが、普通のマフラーだと、だいたいどのスクーターも静かにブィィーーンです。

対してベスパET3の走行中の音ですが、機械チックです。音の表現がちょっと難しいですね。けっしてブィィーーンではないのはわかるのですが、はて擬音はどうやるのか!?

機械チックと書きましたが、うん、まさに。

スクーターはギヤチェンジ操作がないです。アクセルを回せば前に進むというもので、簡単に言うと自動変速されるのですね。

で、スクーターの駆動系をあけてみるとわかるのですが、普通のバイクのようにチェーンで動くのではなくて、ゴム製のベルトで動きます。Vベルトっていうのです。

遠心力で回っているベルトの位置が外側にずれていく仕組みで、高速回転になっていくわけです。

ギヤチェンジをする必要がないスクーターは駆動がスムーズでアクセルひねるだけなので、疲れないですし、街乗り、チョイ乗りにはもってこいなのでしょうね。

これらのスムーズな動きがゆえに、静かなのです。

ではベスパは?

こちらはギヤチェンジをしていきます。

そうそう、国産バイクだと、カブがありますよね。足のつま先、またはかかとでギヤをチェンジしていくあれです。

カブは足でやりますが、ベスパの場合は、ハンドシフトです。でもニュートラルからローに入れるときの「ガシャコン」というカブ独特の音は、若干ベスパに近いかなぁと思います。

でもカブのほうが「ガシャコン」がけっこう大きく響き、重そうですよね。

ベスパは、あそこまで「ガシャコン!」とはならないです。

「カコン!」という感じです。

そして走り出すと機械チックと書きましたが、何をもってそう感じるかといいますと、やはりギヤをチェンジしていくときに機械的な動作を感じるのです。

まずクラッチを握りギアを2ndとか3rd、4thと上げていく

手で握り、手をひねり、ワイヤーを伝わって後部のギヤに伝わっていく機械動作の一連が、いかにも機械チックで、楽しいのです。

これはね、乗ってみないとわからないと思います。

惚れるのは、アイドリングの音ですぜ、旦那!

バイク好きな人は、バイクの「音」に魅了される人がとても多いです。(僕もその一人)

4ストのブォン!ブォン!という音が好きだったり、2ストの加速したときの「コォォォォォォォォン!」という音が好みの人もいるでしょうし、ハーレーみたいな「ドッドッドッドッド!」という鼓動のような音を好む人もいることでしょう。

何にしても自分が乗ってるバイクの音に、それなりに魅了されているわけですよね。

車なんかでも、ミニクーパーなんかがセンターマフラーつけていい音出しているときには、思わず振り向いてしまいます。(今のミニクーパーじゃないよ、昔のだよ)

ランエボとかで、野太いサウンドさせてる車もいいですね!

まぁ、今の車・・・とりわけ電気っぽいやつは、おい!エンジンかかってんのか!?とわからないほど静かすぎて、つまらないです。

あれ・・後ろから迫ってきたら音が聞こえないので、恐怖ですよね。音が聞こえない⇒道路横切っちゃった⇒轢かれた・・・とか、そういう音が聞こえなかった事件ってないのかなと不思議に思います。

さて、ベスパET3のアイドリング音ですね。

本当は、youtubeとかで動画アップして皆さんに聞いてほしいのですが、今まで動画アップをしたことがないため、二の足です。

言葉のみでご勘弁ください。

ベスパET3のアイドリング時の音は、いやぁ~~~本当にほれぼれしますよ。

マフラー、チャンバー交換なしのノーマルとしてです。

イメージ的にはですね、、、う~ん、難しいな・・・。

近いのは、昔のディーゼル車のアイドリング時の音に似てるかな。昔のセドリックとか、ディーゼル車がありましたね。あんな感じの音です。

いや、わからんと・・・ですよね。

では、小型船舶の音かな。

ポンポンポンポンポン!という響きですね。

これもね、機械チックなんです。

うまく表現できていなくて申し訳ないのですが、オイルも小型船舶でも使うような油を使うものですから、そのように頭に浮かんだのですが、近いです。小型船舶の音。

これもね~ 一度聞いてみてほしいですよ、マジで!

つまり何を言いたいか

ベスパって、全体にスチームパンクムードが漂っていて、機械が目の前で息を吹き返し鼓動している様相なのです。

ボディも鉄ですし、どこか、ガシャコン、ガシャコンっと機械が唸っているようでもあり、静かにしているときには、ポンポンポンポン!と全体を微妙に震わせつつ、音に合わせて待機している・・・そんな感じなんですよ。

今風のマシン!ではありません。

でもどこか人間的、マスコット的、ロボット的なのです。

ベスパET3、本当にオススメのバイクです。

見た目がなんとなく丸みを帯びていて「かわいい」という人も多いかもしれませんが、僕はどちらかというと、内部の機関全体とか、鉄のボディから漂う質感とか、機械を感じさせる全体に漂う哀愁に惹かれます。

ハンドシフトの楽しさを一度味わったら、ずっと乗っていたくなりますよ。是非是非乗ってみてください。

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【買取】買い取ってもらおうと思ったら、まずネームバリューは無視したほうがよい

車の買取、バイクの買取、たくさんありますね。自分が今乗っている車やバイクを買い替えようとか、不要になったときに考えるのが、買取業者選びです。

車からバイクと数多く買い取ってもらった経験

10代から今に至るまで、たくさんの車とバイクと出会いました。新車で買ったこともあるし、中古で買ったこともあるし、単に買い取ってもらった経験、及び下取りに出した経験と一通りは経験しました。

僕の持論は、車やバイクは移動手段で、買ったら乗りまくろう!であります。

すっごくお金持ちでしたら、世界に何台という車をコレクションしてみたいところですが、それでも乗り物は乗ってなんぼ!の世界だと思い込んでいるので、乗り回さないと気がすまないのですね。

キーを回して、息を吹き返らせる、、、そんな儀式めいたあの瞬間がたまりません。

最初に原付バイクの免許を取ってから・・・生活の中に、バイクもしくは車がなかった空白期間はゼロです。

そして数多く買い取ってもらった経験から言うと・・・

でかい会社だからいい査定を出してくれる!?わけじゃない

これが結論です。

車の買取なら~~~〇〇〇とか

バイクの買取なら~~~〇〇〇と、ふと頭によぎる業者さんの名前は、コマーシャルとか広告を数多く見たために、勝手に頭に刷り込まれたものです。

よく考えてみてほしいのですが、比較して、何故「差があるのでしょうか」

それぞれの業者さんが、バイクまたは車の現物を見に来て、これ見よがしに、バインダー上の書面に、チェック項目がずらりと並んだものに、チェック、チェック、チェックとやっていきます。

まるで何かの儀式のようです。

で、時間をかけてチェック、チェックチェチェチェーーーックとやったわりには、「はい5万円です」とか 腰砕けになってしまうことがありますよね。

あれって、チェックしながら、「この人、いくらって言えば納得してくれっかな?」と、チェック項目とは違うことがを考えているに違いないと思えるのです。

僕ら、もうネットとか情報を簡単に入れられるので、だいたいもうわかってきてるんですよね。

ですから、別にネームが通ってる会社だからいい査定じゃないってのは、わかってることです。

というか、ねーむばりゅぅがある会社は総じて、しぶいです。

もっとも「これ見よがし」なパターンはこれ

査定金額を出して、売り手側が「え~~何とかならないですか、もうちょっと」と軽ゴネしたとしますね。

そうすると、査定する人は困った感じを装いつつ、売りての熱意に負けた風を装いつつ、「本社」または「上司」なるものに連絡をします。

そして、なかなかちょっとヤキモキする程度の時間を目の前で演出します。

しかしよく考えてほしいのですが、査定に来た人に決裁権がないのは、いかがなものか?と思いませんか。

そう、そういうところは、査定はよく出ません。

こういう業者が良し!!

まず前提として、業者は1社択一にしては「絶対に」いけません。

もうこれは絶対です。

だって、電話を1本、2本多く受けるだけで、見積もり依頼を1件、2件と多くするだけで、「確実に」査定金額が変わるからです。

①決裁権のある査定員がきてくれること

②車やバイクへの愛着度合を感じ取ってくれること

③これみよがしのチェチェチェーーーックはNG

④高く買い取ってくれること(そりゃそうだ)

僕はRZを売ったときに、査定金額はA社とB社で30万ちがいましたよ。

しかも改造したRZです(通常RZに限らず旧車はノーマルが有利)

買取で名を馳せているのは、買取金額が安いから!?という見方をしてもいい場合がある

一概には言えませんが、やはりでっかくなってるところは、それなりに「ネゴシエイト術」があります。

つまり営業がうまいんすね~

「今、決めてくれたら15万ですぐに現金お渡しできます」とか、そういう風に言ってきても業者がいっぱいありますので、2社目、3社目、4社目とどんどん見積もってもらいましょう。

さすがに10社とかになると、疲れるし、どの会社がいくらの査定出して、どのような対応をしてくれたかとか、忘れちゃいます。

3~4でいいのではないでしょうか。

電話応対がそもそも悪いところは電話の段階でやめたおいたほうがいいです。

また電話も女性オペレーターがコールセンター的に対応してるところも多くあります。折り返しかかってくる査定員がどんな人かです。(ここ重要)

要するに、現場に来る人次第なんですよね。

見極めが難しいのは、「愛があるフリをする人」もいますので、気を付けましょう。

売った、買ったの世界ですので、

相手に「思い切りがある」かどうかで査定額が違ってくることが多いです。

そう、その人次第だということです。

金額を引き出すためには、希望を伝えることです。

50万で売りたいなら、「希望は70万です」と。

希望を超える金額を言ってくることは皆無なので、落としどころの読みをして、上の金額を伝えましょう。

こういうのって、交渉なので、若い人とか、けっこう業者さんに言い値になってしまう可能性があります。

若い=売却経験は少なかろう=楽だ・・そんな風に思われたくないですよね。

ですから、しっかりと落としどころの金額の上を伝えていいのです。

う・・もちろん新車価格を超える金額を言うとか、中古車相場からとんでもなくかけ離れた金額を言えばいいという意味ではありませんよ。

経験上、1社目ではなくそのあとの会社がけっこういいかも

見積もりって、業者さんから情報を仕入れることもできますので、1社目で希望金額が出なければ、丁重に断って「なるほど俺のバイクはこういう査定なんだな」ということを知るだけでもいいかもしれません。

その情報を元に、2社目、3社目に伝えることが出来ます。

経験上、飛びつきの早い会社は、日ごろの訓練なのか、えらい早いです。

でも金額はそんなに出してくれないことが多いと思います。

あと、買取比較サイトを利用しないで、普通に名の知れたバイク屋(全国チェーンのような)にもっていっても「相場が、相場が、、、」とオウムのように言われるだけですので、それはやめたほうがいいです。

買取比較サイトを利用することで、複数必ず連絡がありますので、利用してみましょう。

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ベスパ50sにすべきか、ET3にすべきか!?

ベスパのスモールがいいね!そう決心されたならば、あとは排気量の問題です。

改造前提か、ノーマル前提かで50sかET3かを迷いました

ベスパのラージモデル ベスパPX150EURO3のときには、マフラーの交換はすぐに決断しました。もふ~~~って感じで上が回らなかったからです。EURO3ですからノーマルのままだとバリバリ規制のマフラーでしたので、あの交換は大正解で、交換後は上が小気味よく回るようになり、それだけでも「おお、やったぜ」と喜びましたね。

さて、スモールモデルの代表格といえば、50s、そしてET3です。

50sにするか、ET3にするか、けっこう悩みまくりましたね。売ってる金額を比較すると、排気量の差もあり、50sのほうが安いのですが、だとすると、どうせ改造することになるでしょう。

一般的なのが、30キロ規制と二段階右折を免れるために、やはりボアアップなのかな。

車体の大きさは50sもET3も同じなのですが、ハンドルの幅が若干ET3のほうが広いです。またメーター形状も50sは丸くてかわいいメーターですが、ET3は扇型っぽい形をしています。

正直メーター形状からすると、50sのあのちっこいメーターにソソラレルわけですが、トータルで考えました。

おそらく50sを選択していたら、ほぼ間違いなく、ボアアップキットと頼み、チャンバーに交換していたことでしょう。それだけでは飽き足らず、足回りとか、キャブとか全体に手をかけてしまっていた可能性があります。(僕の性格から考えて)

じっくり考えました・・・・

つまり費用対効果ですよ。

改造経費として考えてみても50sのほうが高くつくんじゃないだろうか?という考えでした。

ET3であれば、ノーマルの状態でも90キロ、100キロ出るとサイトのいろいろなところに書かれていましたので、(さすがに怖いと思いますが)、取り急ぎ改造することはないかなと思いました。

本当は、今ついている・・何マフラーっていうんだろう・・・

ET3のノーマルのマフラーはチャンバーに交換したい気持ちがうずうずしております。

でもエンジンは調子いい感じですし、普通に街乗りでも不便を感じないし、車の流れにも余裕で合わせられますので、改造しなくてもノーマルで十分という考えに変わりつつあります。

自分でボアアップキットとか、マフラーを選んで自分なりのベスパに改造していこう!という風に思う人は、その意欲が掻き立てられる50sが面白いのかなと思います。

でも実用重視で、あまりコストもかけるつもりもなく、街乗りで普通に乗れればよく、改造は僕みたいに「プチ改造」で満足できるのでしたら、ET3は本当に面白いバイクです。

50sをノーマルのまま乗るのもいいでしょうけれど、交通ルールの中の30キロ規制とか、二段階右折とか・・・あれ、けっこうきついと思いますよ。

50ccのバイクでも国産であろうが、海外であろうが、まぁ・・・アクセルをひねれば、簡単に50キロとか出ちゃいますよね。また、国産のスクーターなら性能がとてもいいので、スムーズに60キロのリミッターまで出てしまうと思います。

そうすると、20キロオーバーとか、30キロオーバーとか・・・切符切られたら、けっこう泣くぐらい痛いです。

国内においても桃尻(ピンクナンバー)の人気がとても高まった理由は、上記の50ccの制限から解放されるからですね。

さらには、保険とか税金もそんなに50ccバイクと変わらないんですよ。

ですから多くの方が桃尻を選ぶわけです。

そういう観点から立っても50ccのバイクを50ccのまま乗るよりもちょっと手を加えるというのは、多くの人が考えることです。

しかし、改造っていうのは、一度はまると、改造ループにはまってきます。

こちらを直せば、今度はここ!みたいな感じですね。

また、改造するとバイクが本来持っている価値という面で失われてしまう可能性があるのですね。

例えば、改造バイクとノーマルバイクであれば、ノーマルのほうが売るときの査定が高いです。

総合的に考えて、コスト面とかを考慮すると、スモールを気に入ったら、択一で、ET3でしょう!!

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ベスパ ラージにすべきか、スモールにすべきか!?

あなたはどちら好み?

ベスパには、ラージモデルとスモールモデルがあります。

僕が前に乗っていたのは、ベスパPX150 EURO3 (あちこち改造)です。そして今は、ベスパET3 となりました。

結論から言って、僕はスモールが好みです。

ラージモデル(PX150とか200とか)は、高速クルージングは確かに楽なのですね。そして、12Vなので、電装系もつけられるし、色々どっしりといじれる感じです。

でもサクッと売っぱらって、スモールのベスパET3にしたのには、理由があります。しかもベスパ50Sではなく、ベスパET3ですね。

ラージモデルは、確かに安定性があります。でもそれは高速での安定性ということで、街乗りの場合に重視したほうがいいのは、何はともあれ「取り回し」です。

ラージの場合、小回り効きそうですけれど、乗ってみたらわかるように、けっこう「うんしょ、うんしょ!」となります。小回り効きそうで、意外と効かない。

こけたことも立ちごけもありませんが、けっこう車体重量がありますので、重いっす。

そんなに力がないわけではありませんが、街乗りスタイルには、軽くて、小回りが効いて、取り回しが楽なほうが疲れないんですよね。

例えば、250とか400とかのバイクらしいバイクの場合

GSX-R400とか、RZ250とか、NSR250とか、いわゆるバイクバイクしているバイクも乗って、それなりにスピードとか加速を十分に楽しみ、今はスクーター熱があるわけですが、それらのバイクを乗るときには、「気軽さ」よりも「やったるぜ感」が先に出て、気負ってバイクを乗るような感じでした。

RZ250で立ちごけしたときには、ひ~ひ~言いながら起こしましたよ。あれれれ~って立ちごけすると、みっともないのですが、起こすときに、力の入れ具合とか忘れてしまって、手だけであせって起こそうとすると、なかなかあがらない・・・。そんな経験もあります。

街乗りしてて、まぁ、一般道ですので、車の流れに沿えばそれなりのスピードになりますし、道がすいてたとしても「バギャっ!」とアクセル開けて、ドバーーーーっと疾走なんてなかなか出来る場所もありません。早朝とか夜中過ぎなら出来るでしょうけれど・・・。

でももう僕もそんな年ではなく、まったりと楽しみたくなったので、スクータータイプに落ち着き、尚且つベスパというちょっと手のかかるバイクをとりあえずの最終系として選んだ次第です。

(まぁ、将来、どうなるかわかりませんが・・・)

気負って乗るのではなく、手軽に乗りたいということですね。

街乗りが80~90%なら、断然スモールを選んだほうが楽しいです

例えば、25キロぐらい離れたところに行くことが仕事の関係であるのですが、それでも357号を通れば、高速を使ったほうが確かに早いけれど、さしてストレスもかかりません。

ベスパET3は桃尻(ピンクナンバー)ですので、高速は乗れません。

それでも357みたいな道路でしたら、余裕で車の流れにも乗るし、それで到着時間が大きく遅れを取ることもないのですね。仕事で25キロ(往復50キロ)ってけっこうな距離ですよね。でも逆に、一般道を楽しみながら乗れるのですごくいいですよ。

ベスパPX150EURO3のときには、その25キロの距離で高速を使って移動したりしました。でもベスパみたいな車体ですと、高速安定性は良いとは言ってもやはり、上述の250とか400に比べると劣ってしまうのです。

従って、80キロクルージングから出してもちょいオーバーぐらいなのかな。

それぐらいで、安定感を感じることが出来ます。しかもETC付きでしたから、ゲートもサクッと通れますので、その点は快感でしたけどね。

高速安定性とかゲートのサクサク感なんかよりも、普段の足として使っていて、80~90%が街乗りなのであれば、デカい排気量のバイクの うんこらしょと乗る必要がないのです。

ツーリングが趣味で、休みの日には遠出するんだ!という方でしたら、高排気量の車種で、ゆったりと高速クルージングできたほうが疲れないですよね。それはよくわかります。

でも僕は、街乗りメインなのです。

街乗りメインは、断然乗りやすい排気量が90ccとかの黄色ナンバーとか、125ccのピンクナンバーで車体重量が軽く、取り回しが楽なバイクが、それこそ疲れません。

バイクも車も乗ってなんぼだと思う

僕はよほどのことがない限りは、ほぼ毎日バイクに乗ります。乗れば距離数も伸びるのは当然ですし、タイヤの減りも早いですし、ガソリン、オイルの消費も早いし、その他の機関も使用劣化と経年劣化が進むことでしょう。

しかしながら、愛着ある乗り物ですから、乗ってなんぼだと思います。

飾ってコレクションして、磨いて、うふふ・・・という風にはなかなかなれず、乗って乗って乗りまくって、乗り倒すぐらいが後悔なくていいかなと。

去年、とんでもない台風が来たときに、あちこちでバイクがぶっ倒れていました。

たぶん、ガシャーンと倒れた感じですよね。乗らないで傷つくなら、乗って傷ついて、味がある傷がついたほうがいいっす。

そんな考えであります。

これからベスパ乗るなら、ホント、スモール選んでみ~

と、、、声高く伝えたいです。

どちらも乗ったことがあり、やはりスモールの選択は良かった!と僕自身とても満足しています。

ラージに乗ったときに、

「ベスパなんでけど・・・なんか違う」と違和感を感じました。

つまり、この乗りやすさは!!ちが~~う的な違和感です。

ベスパはお尻の下で、機関部の動きを感じとれるバイクです。この感覚は、スモールに乗ってみたら絶対わかります。

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ベスパET3のハンドル 傷防止

ベスパET3は、2本のカギを使います。こちらのブログでも何度か触れましたが、いちおうおさらいしておきましょう。1本は、エンジンをかけるときのメインキー、もう1本はハンドルロックをするときのキーです。

メインキーの差込口は粋なところにあるのですが、工夫しないとハンドルが傷だらけ

ベスパ乗りの人たちは、それぞれ自分なりの工夫をして乗っています。とにかく、いろ~んなところが、普通のスクーターとは異なりますので、スクーターの常識で立ち向かうと、面倒でもあり、楽しみに変わることでもあるのです。

キーが2本あってそれぞれの用途で使い分けることもそうです。でも「2本のカギがある」ことを「面倒!」と捉えるか「フッ、なんかオツだね」と捉えるかは人次第。

そりゃ最初は僕も「なんでー面倒!」という第一印象でした。ところが、まずカギの形が面白いですね。

ベスパET3のカギ、ZADI
ベスパET3のカギ、ZADI

画像の左側がメインキー、右側がハンドルロックのキーです。

ZADIってイタリアのメーカーで、〇の中に一本棒みたいなシンプルなマークがなかなかいいですよね。

で、想像できますよね。

このメインキーを挿すと、ロックキーがぶらぶら状態になるのです。キーのストラップも金属製のじゃらじゃらしたものはつけられないです。それこそ、振動やら何やらでメーターの透明プラスチック面にジャラジャラジャラ~~となって、すぐに傷だらけになってしまうことでしょう。

まず1点!

ベスパのキーのストラップは、こういうソフトビニール製のものをつけるか、またはストラップもつけない!ということです。

キーが当たってしまうところに何かしら貼ることで、少しは緩和できるでしょう。

ベスパET3のキー差込口とメーターの間にシールなどを貼ると傷防止になる
ベスパET3のキー差込口とメーターの間にシールなどを貼ると傷防止になる

気にとめないで乗ってると、傷だらけになりますよ~という悪い事例です(笑)

傷がつきやすいのは、メインキーの差込口とメーターの間の部分です。画像ではすでにビニール製のMALOSSIのステッカーを貼ったあとですがステッカーの下がいったいどのようになっているのか、画像を注視していただければわかりますね。

無精な僕は、けっこう傷、傷状態で放置していましたので、塗装が剥がれてしまっています。もっと放置していたら、もっと傷が拡大したいったことでしょう。

実は以前、こうなる前に、100円ショップで携帯電話用のフィルムをカットして貼っておいたことがあるのですが、すぐに風で飛ばされて「ピュ~~~~ン」となくなりました。

こういう感じです。

①「そうか!ここ傷になるから100均で何かフィルムみたいのを見つけて貼っておけばいいじゃなん」

②「お!携帯用のフィルムか、これいいね。ハサミで切って使えばいいよな」⇒そして購入

③ハサミでいい感じで切って、自己満足。「うん、我ながらgood idea だね」

④ブルルン!エンジン始動、そして出発

⑤10秒ぐらいで、剥がれて スララ~っと飛んでった。the end.

全然意味ねえ!全くダメだ!時間を返せ!

ビニールテープでも良かったのですが、なんとなくビニールテープの印象って、夏の太陽が照り付けると、ベトベトに溶けて、結局むにゃむにゃ~って変な取れ方して、うわ、ベトベト!ってどうせなるのが読めているので、却下しました。

たまたま、MALOSSIのブレーキシューを買ったときに、シールとかステッカーがおまけでついてきたんですね。

その中の一つがなんとなく大きさ的にもちょうどいいね!と思い立ち、貼ってみました。

MALOSSIの「MA」のちょうど下に、三角形の危険地帯がありますよね。

メーターは丸くカーブを描いているので、どうしてもここに三角形危険地帯がうまれます。

MALOSSIのシールを貼ったあとの、残骸を見たら、なんと!ちょうどひし形っぽくシールの残りがあったので、それをちょきちょきと切って貼ってみました。

なんというフィット感!

MAの下の危険地帯をリカバーしてくれたではありませんか!

透明で傷が目立ってしまっていますが、まあいいでしょう。

あとで、すっごく時間があれば、ベスパの銀色の塗料を買って、塗ってからまたシールを貼ればいいのです。

これ見たらわかりますよね。傷がつく前に対策を打っておきましょう。

ちょうどこの場所にロックキーがじゃらじゃらしてしまう
ちょうどこの場所にロックキーがじゃらじゃらしてしまうので、傷の原因となります

直の上の画像でわかりますよね。

メインキーを挿しこむと、ここの位置付近で、ロックキーが跳ね踊ることになるのです。

こういう傷も「やれ感演出」という意味では、まぁ・・・いいんですけどね。でも乗るたびにここの傷は拡大するので、禿げおやじになる前に対策しておいたほうがいいでしょう。

しかし、MALOSSIのこの透明シール、いやにフィットしてんな?

見ると、キー差込口の上部も傷をタッチアップした跡がいっぱいありますね。

このアタッチメントは、買ったバイク屋さんで予めやってくれていた箇所なのですが、う~ん、色が違うぞ・・・・。

ベスパの銀色って、そこらへんには売ってませんがネットで探すとありますね。でも高いぞ!

この妙なメタリック感は、ソフト99のタッチアップペン売り場でもなかった(トヨタとか日産とかの車メーカーのものは豊富でしたが)ので、やはりネット購入しかなさそうです。

ハンドル部は、乗ってるときにいつも見える場所なので、それなりに綺麗にしたいね

そ~なんですよ。

乗ってるときに一番見える場所、バイクでも車でもコックピット部とでもいいましょうか。ここはきれいにしておきたいものです。

サイドカバーが何かに擦れて、傷ついちゃったよっていうのはね、毎日毎日その傷を見てたら、見なかったことに出来るんです。わかりますか?

でもハンドル部は、毎日毎日見るごとに傷が拡大するとね、見なかったことには出来ないものなんです。

だからそれなりにメンテナンスはしておきましょう。

(しかし・・こんな傷だらけになる前にもっと手を打てばよかった)

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ベスパET3のタイヤチェーンロックは、この場所

ベスパの一応の盗難防止策は、ハンドルロックだけでは心元ありません。自宅の駐輪場などに置くときには、是非チェーンロックも忘れずに!

ベスパのタイヤチェーンロックは、普通のやり方では無理っぽい

まずは画像で見てもらったほうが早いですね。

チェーンロックは、チェーンがじゃらじゃらタイプよりもこういうビニールや布みたいので覆われているものが使いやすいと思います。

ベスパのチェーンロックはこの場所から挿入しましょう!
ベスパのチェーンロックはこの場所から挿入しましょう!

タイヤを見てもらえばわかりますが、ベスパはその形状から、普通のバイクみたいに、タイヤのリムを通してロックすることが出来ません。

なので、↑ この位置、わかりますでしょうか。

片持ちサスペンションのタイヤの右手のこの部分、ここからタイヤチェーンロックの先端を通します。

こちらロックする前なので、チェーンロックの先端を通した画像です。

ベスパET3 タイヤチェーンロックのやり方
ベスパET3 タイヤチェーンロックのやり方

あとは、カチッとロックするだけです。

うちのマンションは、自転車とかバイクの駐輪場に、下から鉄のパイプみたいのが出ていますので、そこを通してロックしています。

ベスパでタイヤチェーンロックを購入するときの注意点

ベスパは、サイドスタンドじゃなくて、センタースタンドですよね。

もちろんオプションパーツで、サイドスタンドも売ってますが、サイドスタンドとセンタースタンドを共存させる形がほとんどです。

サイドスタンドは・・・それなりにがっちりした作りのものを付けないと、ちょっと前後に揺さぶると倒れやすい構造なのですね。

(経験者は語る・・・)※倒れはしなかったけれど、やばかった。

ですから、駐車するときには、極力センタースタンドのほうがまだ安定すると思います。

国産スクーターのサイドスタンドはそれなりに作りががっちりしていて安定性もあるのですが、どうもベスパに適用するサイドスタンドは、角度が深すぎて、車体とサイドスタンドの角度が直角に近いため、安定性が悪いようです。もう少し鋭角的に切り込んでくれたらOKなのですが。

で、ベスパ用のタイヤチェーンロックを購入するときの注意点は、それなりに長めのものを買ったほうがよいということです。

何故かというと・・・

上記のように、センタースタンドをかけて駐車するわけですが、ベスパのセンタースタンドって、先端のゴム(アルミ)の部分を路面に設置して、後ろに車体を引いてスタンドをかける仕組みなのですね。

ですから、センタースタンドをかけると、必ず所定の位置よりも位置が下がります・・・つまり、タイヤロックチェーンの長さが短いと、車体全体が後ろに下がるのですから、ロックしにくくなるのです。(チェーンの部分を回しこみますので)

国産スクーターのセンタースタンドは、ヘリの部分に足を上からかけて体重を上からかければ簡単にかかりますよね。

ベスパの場合は、車体を後ろに引く要領なんです。

地面から出ている鉄パイプから遠ざかってしまうイメージですね。

センタースタンドをかける=車体の位置が後ろにずれる、ということです。

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ベスパET3 ハンドルロックのやり方

ベスパは、2本キーがついているのですね。

1本は、エンジンをかけるときや左側サイドカバーを開けるときのキー、もう1本は、ハンドルロックをするときのキーです。

ベスパのハンドルロックのかけ方は、ちょっとコツと慣れが必要

まずは、ハンドルロックするためのキーを鍵穴に差し込みます。ハンドルの真上じゃなくて、横にあるところです。(真上はエンジンをかけるときの)

ハンドルロックをかけるときには、ハンドルを左にひねった状態にします。そしてハンドルをひねった状態のときに、キーを回します。

そうすると

やり方①と②の画像を見比べてほしいのですが、②のほうが内部が奥に引っ込んでますよね。この状態にします。キーは自然に垂直に戻ります。(内部が奥に引っ込んだまま垂直にします)

③では、キーを抜いた状態です。

これでハンドルロック完了です!

念のため、ロックがかかっているかどうかをハンドルを軽く左右にやってみてください。きちんとロックがかかっていますよね。

2つのキーを使い分けるので、けっこう面倒ですが、これも味のひとつとして、楽しんでほしいです。

ロックを解除するときには上の手順と逆です。

キーを挿して、左にひねると、内部がぴょこんと元通りになりますので、その状態でロック解除です。