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ベスパET3 テールライトユニット内部修理(プロの知恵)

ベスパET3の電装系トラブルで、今回またまたテールライトです。でもプロの修理はやっぱり違う!ということがよくわかりました。

もう何回もテールライトで困っていました

【テールライトで困っている様子】

ユニット内部でガタがきていたころの記事

テールライトの接触不良をはんだ付けで修理をしたころの記事

テールライトの赤いレンズ部分を何度開けて、何度修理トライしたことか・・・。

最後は、はんだ付けをやって、「おお!これが最終系に違いない!我ながらいいアイディアだね」

なんて・・・思ってましたが・・・

【ついに壊れる】

テールライトユニットの内部がバキャッと壊れた記事

はい、上記リンクのごとく、ずっと・・・ずっと苦労してまいりました。

せっかくはんだ付けしていい感じだったけれど、ユニットがまるで粉砕したかのごとく、バキャッと逝ったときには、

「あ、こりゃいかん」軽く茫然としました。

プロの視点、プロの修理は簡易であってもアイディア抜群

先日、ヘッドライトとホーンが一緒に点かなくなったそのときに、実は修理してもらっていたのですが、このアイディアはブログにきちんと残したいと思い、別枠で今回登場させて頂きました。

まずはこちらの画像をご覧ください。

ベスパET3テールライトユニット、プロの視点
ベスパET3テールライトユニット、プロの視点

以前、僕は、テールライトが点かなくなったときに最終系として選んだ方法が、ダイレクトにはんだ付けしてしまう方法でした。

要するに、金属と電球のダイレクトにはんだ付けです。

ところが懇意にしているお店の方は、「それはつかないかなぁ」

ということでした。電球の金属部分はつるつるしているので、はんだ付けには向かないという意味でしょう。

実際にやってくれた方法は、

①黄色のコードに金属輪タイプの金具をつける

(上の画像ですとブレーキランプの裏側に黄色い線がありますよね。その部分です)

②フェストン球を押さえるための右側の金属をビニールテープで絶縁する

(上の画像で、フェストンタイプのテールランプ球を両サイドから押さえている、コの字型の金属金具があります。

フェストン球の左側は、コの字の金属に触れた状態でいいのですが、右側は触れてはいけないのです。ですから通電しないようにビニールテープで覆ったということです。

ベスパET3テールライトユニット内部破損を修理で乗り切る
ベスパET3テールライトユニット内部破損を修理で乗り切る

こちら、右側から見た感じです。コの字型の金属の右側をビニールテープで覆った様子です。

ベスパET3 ブレーキランプの生きている状態の金具をみてみよう
ベスパET3 ブレーキランプの生きている状態の金具をみてみよう

↑この画像では、もう少し詳しく、コの字型金属の意味合いを示していきます。

ユニット内部の上部はブレーキランプ、下部がテールランプです。(今はテールランプの電球は外してあります)

画像のちょうど真ん中を見てほしいのですが、ブレーキランプのコの字型金具は壊れていませんので、仕組み的に想像がつくと思います。

青い線が金具にはんだ付けされていて、その先を追っていくと、コの字型金属があります。ここでは金属の両サイドに黒いプラスチックリングみたいなものがはまっているのが確認できるかと思います。

このプラスチックリングがあることによって、金具と電球の直接接触を避けられているわけです。

で・・・僕の場合は、下のブレーキランプのところがバキャッと逝ってしまったため、苦労していたのですね。

ベスパET3 今度こそめでたくテールライト修理完了
ベスパET3 今度こそめでたくテールライト修理完了

テールライトのフェストン球をはめこんだところです。しっかりと点いてますね。

コの字型金属は、フェストン球を両サイドから押さえるための目的があります。ですから、活かさないといけないのですね。

なるほど!僕は電球とコードの直接接続、はんだ付けを強引にやっていったわけですが、プロの方の発想は、全然違いましたね。

現場で説明を受けたときに、

「なるほど!」と本当に感嘆しました。

こちらの方法であれば、コの字型金属がフェストン球をしっかりと両サイドから押さえてくれて、尚且つ電流を保てて、不必要な箇所に電気を通さないことが出来る!

参りました!

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ベスパET3 まさかの修理結末。ワハハハ!その2

きっとここが悪いからだろう、、、と着手した修理でしたが、どうやら原因は他にあるようです。

そんなわけで、昨日に続き「その2」です。

ステーターコイルから出ている配線をぎりぎりのところでカットして、ギボシ接続にしてみたものの、ヘッドライト、ホーンともに復活ならずでした。

「う~ん、原因は何だろう」

ということで、通電チェックをより詳細実施するために、ステーターコイルを見てみることにしました。

ベスパET3 ここを開けるとステーターコイルがお出ましになります
ベスパET3 このフライホイールを開けるとステーターコイルがお出ましになります

フライホイールを取り外すためには、専用工具が必要です。これで2回目のフライホイール外しでしたが、プロの方がやると安心ですね。

ベスパET3のステーターコイル
ベスパET3のステーターコイル

はい、ということで、ステーターコイルのお出ましです。視認したところ、配線が取れてしまっているとか、変な状態になっていそうなところはありませんでした。

全体的に綺麗です。

ベスパET3のステーターコイルを外す
ベスパET3のステーターコイルを外す

コイルの裏側の配線状態を確認するために外しました。

ベスパET3 ステーターコイルを外して配線状態をチェック
ベスパET3 ステーターコイルを外して配線状態をチェック

ステーターコイルの裏側です。こちらも見た感じ大きな問題はなさそうです。慎重に配線それぞれの通電も全部チェックしました。

ベスパET3 ステーターコイルの裏面チェック
ベスパET3 ステーターコイルの裏面チェック

この後、タイラップで固定されている線もばらして確認したのですが、銅線、被膜ともに綺麗な状態で、通電チェックもOKでした。

ベスパET3 う~ん、どこに原因があるのか?
ベスパET3 う~ん、どこに原因があるのか?

配線を全部確認し、どうも手詰まり感状態でした。

「どこに原因があるのか」

さて、仕方ないので、外したステーターコイルを元に戻し、再度エンジンをかけてみることにしました。

エンジンがかかった状態で、コイルからの発電が起こっているのかどうかもチェックし問題ありませんでした。

ショップの方曰く

「少なくともこれでコイルではないことがわかりました。配線も問題ないです・・・となると・・・考えらえるのは、もっと単純なところかもしれません」

僕自身は、前回と同じ個所、つまりステーターコイルの配線同士がくっついて、ショートしたものと思いこんでいましたので、原因が他にあると言われても、皆目見当がつきませんでした。

「う~んどこだろう」

素人ながら、わからないながらも (う~ん)と唸ったりしてみたものの、わかるはずがないです(笑)

でももっと単純なところかも、、、ということで、再度スイッチボックスの通電をチェックし、やはり問題なし・・・

さらに「う~~~~ん」状態です。

「一度、ヘッドライト外してみましょう」ということになりました。ヘッドライトを外す手順は、何回も外しているので僕自身でもできます。

そんなわけで自分で外してみました。

ヘッドライトを外し、

ライトの電球も外し・・・・うん、切れてないねと確認し、再度元に戻しました。

「ん?」

なんか違和感を感じました。

「あれ、この電球って こちらの金属にきちんと触れてないとダメですか?」

僕は聞きました。

「そりゃダメですよ~」とお店の方。

「ん?? んんん? もしかして!」ということで、

電球を金属部分にしっかり接点を持たせました。そうすると、ヘッドライトがピカーっと!

ブザーも「ぶぶぶー」と

「え?こんだけのこと?」

はい、全くの盲点、全くのチェック不足、まさかの接点不良どころか、接点してねぇじゃねぇか、ゴルァという展開でした(笑)

大掛かりな作業をやってくれたお店の方に申し訳なく思いました。

でも銅線の破れた被膜も新しくギボシ接続にしたし、やってくれた作業はベスパET3の寿命を確実に長くしてくれたので、感謝です!!

※最後、あまりにもあっけない展開に、写真を撮るのを忘れました。

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ベスパET3 まさかの修理結末。ワハハハ!その1

ベスパET3で夜、帰宅途中、急に突然メーターのあたりがかなり明るくなりました。「あ、やっちまったな」と停車してみると、案の定、ヘッドライト、ホーン、テールランプが点かなくなってしまいました。はい、またまた電装系トラブル発生です!

突然のショート、爆発めいたメーター球の明滅!

「うぉおお、メーターが明るい!」なんて喜ぶことはできませんでした。なぜなら、6VのベスパET3に暗くなるのを覚悟で、12Vのメーター球を入れていたのですから。

それがまるで、花火のように明るくなったのです。

走ってる途中、何度か明るい光の明滅があり、今度はベスパの前の暗い道が、漆黒の闇に包まれたことは言うまでもありません。

この電球の切れ方は、「あああ~どっかショートしたなぁ」です。

テールライトのカバーレンズを開けてみると

案の定、尾灯のフェストン球は、球切れどころか、なんだか燃え尽きたようになっていました。⇒テールライト一貫の終わり

ヘッドライトは、どこをどう操作しても点きません⇒ヘッドライト一貫の終わり

ホーンも鳴りません⇒ホーン一貫の終わり

この状態でしたので、夜中の暗い道を多少なりとも安全に帰宅するために、ウィンカーをつけっぱなしで運転しました。

きっと自分で修理できるや!

・・・そう思って、翌日は早めに起きて、自分で修理することを敢行しました。

でも結論から言うと、「だめだこりゃ!プロにお願いするしかない」というお手上げ状態でした。

ヘッドライトとホーンが同時に機能しなくなったのは、これで

2回目ですので、エンジンに近いところにあるボックス内の接触不良または、銅線の被膜剥がれによる銅線同士の接触に伴うショート・・・僕はこう思ったのです。

ですから、けっこう慣れた手順でその場所を開けてみたのですが、はい・・・確かにボロボロでした。

にわか修理ということで、ビニールテープなどを駆使して自分なりに努力してみたのですが、結局ダメでした。

その日のうちに、僕が最も信頼しているバイク屋さんに電話をして、修理の依頼を予約しました。

「すみません、前と同じ症状です。」

そう、こちらのバイク屋さんとは、RZ50を乗ってる頃からのお付き合いをさせて頂いています。

今まで、こりゃ無理じゃね?という修理も頼んだことがありますが、100%修理完了してくれている実績のあるお店です。何度でもいいますが、これぞバイク屋さん!という素晴らしいショップなのですね。

ですから、前回、ヘッドライトとホーンが同時に点かなくなってしまったときにもこちらのお店に頼んで直ったわけです。

でも、またやっちまった・・・・。ということでまたお願いすることにしました。

原因の洗い出しをやっていこう!

ベスパET3のスイッチボックス
ベスパET3のスイッチボックス

スイッチボックスかなぁ?

見た目汚いですが、線の接続はしっかりしていますし、通電もしているようです。

ステーターコイルを疑う!

前回は、エンジン部近いところにある黒いボックス内の配線が微妙に取れかかっていて、それをちゃんと再接続したら直りましたので、今回も同様だろう!ということで、油まみれの黒い配線ボックスを開けてみると、

うん、確かに銅線の被膜はもうボロボロで、寿命を超えている様子で、本来の銅線のキラキラした輝きなどありませんでした。

「うん、きっとこれでしょう!」

ということで、

ベスパET3配線を思い切り切断してギボシ接続にしてみました
ベスパET3配線を思い切り切断してギボシ接続にしてみました

けっこう深いところで4本とも切断してしまって、ギボシ接続バージョンにしてもらいました。(上記画像)

期待感満載状態で、エンジン始動! あれれ

上記の修理を完了し、さてエンジン始動!復活するかなぁと。

ブロロロン!

エンジンをかけてみたけれど、点きませんでした。

ガーン!

続くで候

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ベスパET3 テールライトユニットがついにバキャッ!と壊れる

ベスパET3は、修理を楽しみながら乗るバイクです。この間、せっかくいい調子だったテールライトがまた点かなくなってしまいました。ちょうど帰宅途中でしたので、7イレブンの前に停めて、緊急措置をセロテープでやって帰宅しました。

(こりゃ、ダメだな。そろそろテールライトユニットを丸ごと買おう)

そう心に決めて部屋に戻るなり、すぐに宇賀神商会さんのサイトを検索すると・・うぉ、売り切れでした。

宇賀神商会さんにお問合せフォームからお問合せすると入荷が7月末から8月とのことでした。

ベスパET3 テールライト修理の軌跡

結局、少し前は、コードレスのはんだこてを使って、適当な修理を自分でやったわけです。

適当な修理の記事はこちら

適当な修理の記事をご確認いただいてもわかるように、素人補修ではありますが、普通に点灯するようになったし、「ま!いっか」とそのまま乗り続けておりました。

ところが、

また先日、帰宅時に「アレ、点いてな~い」ということで、緊急セロハンテープ補修をやったという流れです。

で、そのセロハンテープ補修をやっているときに、テールライトのユニットのコードと接続部のプラスチック円形の部品がバキャッと割れてしまい、そのまま、無残にボロボロボロ~っと地面に落ちました。

当然ながら、テールライトの電球を支えるものがなくなってしまったわけです。そこで仕方なくセロテープで応急措置をしたのですね。(はぁ~ 困ったもんだ)

ベスパET3 テールライトユニット内部の部品が壊れた
ベスパET3 テールライトユニット内部の部品が壊れた

こちらの画像、わかりますかね。

黄色いコードの先に、金属がついています。

そこに意味不明ですけれど、とりあえず銅線をぐるぐる巻きにしてある箇所がありますよね。

ここには、プラスチックの円形の部品が組み込まれているのですね。つまり支えの部品です。

それがね、バキャッと壊れて、ボロボロボロ~でした。

ですから、宙ぶらりんになってしまいましたね。銅線を巻いているのは、うまく隙間を埋めようとした努力の足跡だと思ってください。でもほぼ意味ないです。

上の段にもう一つ電球がはまっています。

これがブレーキランプです。

こちらのブレーキランプのはまっている右サイドを見ると黒い円形のプラスチックが支えとなって、非接触面をつくりあげている図がわかりますでしょうか。

これと同じ構造が下のテールライト球のところにもなくてはならないということです。

取れちゃって、ボロボロになったのですから、もう収めることが出来ませんね。

で、、、、考えました。

こうなったら、電球と金具をはんだ付けしてしまえ!

テールライトユニットが発注できるまでに間は、テールライトがしっかりと作動するようにしないと、昼間はいいですが、夜はさすがに危ないですよね。停車中に後ろから追突されるとか・・・。

ブレーキを踏んでればストップ球が光りますので、それで後続の車などに伝えることはできますが、やはりテールライトが光っていないのは、ちょっと不安です。

はんだ付けですよ、はんだ付け!こうなったら完全にはんだで固定しちゃえばいいやという発想です。

ベスパET3のテールライトの電球をはんだづけしてしまう
ベスパET3のテールライトの電球をはんだづけしてしまう

まずは左側。

誰かに持ってもらってやることが出来るのであれば、楽なのですが、そこは漢!!甘えは禁止の漢の世界です!

電球をうまく、仮固定して、左側のはんだ付けをやりました。

ベスパET3 テール球を強引にはんだづけしました
ベスパET3 テール球を強引にはんだづけしました

そして、こちらが右側はんだづけ、とりあえず完了の図です。

電球の裏がわにある、電球を挟む部品あるじゃないですか。これもブレーキランプのところ見てもらうとわかりますよね。

このコの字の金属部分は、あくまでも電球を支えるものでしかありません。

こちらの金属部分と電球が接触すると、電気は通らないです。

ですから、下のテールランプが収まるべく「コの字の部品」をよく見てもらうとわかりますが、外側にビローンと広げてますね。

要するに、接触させないためです。

こんな古典的手法でもなんとか直っちゃうからね

まさか、はんだづけで、テールライトを固定するまでやるとは思いませんでした。国産スクーターとかバイクなら、こんな苦労はまぁ、ないでしょうね。

僕もバイク歴相当長いですが、初めてです。

でもはんだごてを外で使えるハンディはんだこて、コードレスはんだこて、けっこう便利ですよね。

はんだを溶かしたものが何回か、自分の足の上に落ちて、

「うぉおおお!」と一人でうなってましたが、

 心頭滅却すれば火もまた涼し!!の心境です

はんだが 自分の足の上に落ちて、ジュッとな。

それを経験したら、たいていのことは怖くありません。

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ベスパET3 メーター球交換のやり方

他のスクーターとかバイクはメーター球の交換などやったことがないのですが(ほとんどやる必要がないぐらい滅多に切れないと思う)ベスパのオールドの場合は、一応すべての電球交換のやり方を知っておく必要があります。

では今回は、メーター球についてです。

ベスパET3のメーターってこんな感じ

ベスパET3のメーター
ベスパET3のメーター

どよ~ん。はい、ベスパET3のメーターです。これね、ET3を購入したところで、交換用のメーターを送ってもらったんですね。

最初届いた段階では、メーター内に水滴が溜まってしまっていて実用に耐えないと思ったので、伝えたら新品を送ってくれました。

でもこれが正規のものではなく、いわゆるパチモンということは知ってたのですが、正規のものなどまず入手は難しいと思いましたので、「ありがとうございます!」で終えました。

いわゆる偽物なのですが、偽物の一番よくないのは、メーターパネルですね。この写真だと「どこが?」と思われるかもしれませんが、実はこのパネル、後ろからの照射に対して、どこも光りません(笑)

単に、黒いパネルに、白の塗料で数字とかが書かれているだけです。おそらく●フオクあたりの4000円商品だと推察します。

で、通常のET3のメーターは、メーター本体とケーブルとパチン!とはめ込むタイプです。でもこちらのパチモンは、ねじ式なのですね。

はめ込み式ではなく、ねじ式であるとうことは、このメーターをーに交換する際には、デフォルトのメーターケーブル、アウターは交換というセット作業が必要であることを念頭に置いておきましょう。

どのようにメーターをはずすの?

ベスパET3のメーターを外す第一歩はここから
ベスパET3のメーターを外す第一歩はここから

いきなり、フロント周りの画像に変わりましたが、ここが第一歩なのです。

画像中央に、少し太めのワイヤーケーブルが見えますよね。これって、本当はもう少し短めなのですが、ケーブルを交換した後で、既製の長さより少し長めなので、フロント全部にグイっと突出した感じに収まります。

でもまぁ、このぐらいの長さがあっても影響はありませんし、メーターを外すという作業の場合は、かえってやりやすいかもしれません。

なぜなら、このケーブルを右手でしっかりと持って、ケーブルを「上に押し上げる」ようにしてメーターを外すからです。

(↑こことても重要)

メーター本体を「上から引き上げる」式ではなく、メーターケーブルを「上に押し上げる」ですよ。

これ、めちゃくちゃ重要!です。

理由は、上から無理に引き上げると、メーターケーブルのアウターにけっこうな力がかかってしまって、アウターケーブルの周りのビニール被膜が破れてしまう可能性、および、アウターケーブル自体に亀裂が入り、最悪、ケーブルの通り道に穴が開いてしまうことがあるからです。

ですから、上から引き上げるのではなく、下から押し上げるようにしてください。

下からの押し上げであれば、ケーブルに無理な力(被膜を引き裂く力など)がかからないので、アウターケーブルへの負担が少ないです。

ベスパは、稼働させる部分にワイヤーを使っています。このワイヤーは、インナーワイヤーといいます。

外側がアウターといいます。ベスパの場合、それらのアウターケーブルが実に狭いところを通っているのですね。

ですから、ベスパの場合、アウターの交換で、途中で切れちゃったり、亀裂が入ったり、新品で通すときにも狭い道を通るため、けっこうひと作業終えると、それだけでアウターにダメージがあるとと思っていいのですね。

ワイヤーの多くは、インナーにおいてのワイヤー破損も当然ありますが、アウターが割けてしまったりすることから内部のワイヤーに悪影響を及ぼすことが多いのです。

ベスパ
これがベスパET3のメーターケーブルを押し上げたところ=
ケーブルを押し上げると、メーターがピョコンと出てきます。

この画像、わかりますよね。

ケーブルを下から押し上げることで、メーターが上にニュキニュキと持ち上がってくるのです。

要するに、ベスパET3のメーターは、何かでねじ止めされているとか、がっちりとハマりこんでいるわけではなくて、ただ単にそこに収まってるだけなんですね。

正直最初は驚きました。

「おい!こんだけかよ」という。

角度を変えて、メーターが持ち上がったところを見てみましょう
角度を変えて、メーターが持ち上がったところを見てみましょう

はい、これがシート側からの画像です。ニュキっとね。

ベスパET3のメーター球交換の際は、このぐらいまで持ち上げましょう
ベスパET3のメーター球交換の際は、このぐらいまで持ち上げましょう

今回は、メーター球の交換作業ですので、このぐらいまでメーターを持ち上げるようにするといいです。青い線が見えてますね。

こちらも角度を変えてみてみましょう
こちらも角度を変えてみてみましょう

シート側からの撮影です。

これで、メーター球の交換がしやすくなるはずです。

ベスパET3のメーター球
ベスパET3のメーター球

宇賀神商会さんで購入したベスパET3のメーター球です。これは、冒頭に述べたデフォルトのメーターの場合は、電球が収まるソケットの形状が違うので、メーター球を購入の際は、その点をよく確認したほうがいいです。

それと、宇賀神商会さんで売っているメーター球は、12V仕様なのですね。もしベスパET3にがっちり合うボルト数を選択するのであれば、6Vですので別のネットショップを探したほうがいいかもしれません。

でもこちらの12Vのメーター球でもちゃんと使えます。もちろん、明るさは落ちますが。

ベスパET3のメーター球です
ベスパET3のメーター球です

袋から出しました。ちっちゃいね。

メーター球の交換は、電球をソケットにぐっと押し込むようにすると、回転しますので、そうすると簡単に外せます。

外した電球を明るい空にかざしてみると、やはり切れていました。

たいてい電球が切れるということは、そこに過度の電流が流れたためですので、たぶん最近テールライトのユニットがそろそろ限界で、金属部分との接触が悪くなってしまったため、テールが切れて、電流がメーターその他に多く流れたことによって切れたものと推察します。

メーター球交換後の様子
ベスパET3 メーター球交換後の様子

はい、こんな感じです。

さてここでも注意点が2つあります。

上記の画像は、通常のノーマルのET3のメーターではなく、パチモンメーターですので、電球が収まっている箇所の形状も違いますし、メーター球ソケットの外し方も違います。

ノーマルの本当のメーターの場合は、メーターにがっちり食い込んでいて、ソケットが異様に外しにくいのですが、それを無理やりやると、バキッと折れてしまう可能性があります。

ノーマルの本当のメーターの場合は、プラスチックの台に、プラスチックのソケットが刺さってる感じです。

これを外すときには、そのまま外すのではなく、回転させて外しますので、この点は覚えておいてください。

それから、上記の画像の状態のまま、

「さて、ちゃんと点くかなぁ」とエンジンをかけたとしても点きません。

銅線一本のラインですので、なんとなく想像つくと思いますが、メーター球交換後、元のメーターにきちんと収めてから実験をしないと点かないのですね。

つまりソケットの周りの金属部がメーターの金属部に収まることでアースが完了して、めでたく電球がつくという寸法であります。

いかがでしたか。

ベスパET3のメーター球交換、けっこう簡単ですよね。

上記に書いた注意点の数々を絶対に忘れないようにして作業をしてみてましょう。

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ベスパET3の2ストオイル新品セッティング

ベスパの2ストオイルが、もうすぐボトルが空になりそうなので、新しいオイルを用意しました。

うん、ただそれだけなのです・・・けどね。

ベスパは混合給油なので、なくなる前にネット発注しておきましょう

ガソリンを入れることと2ストオイルを足すことは、常にセットです。一回でも忘れるわけにはいかないし(絶対)、儀式だと思って、楽しんでください。

ベスパET3の2ストオイル、新しいボトルを用意しました
ベスパET3の2ストオイル、新しいボトルを用意しました

ファ?

一体何なんだ。このピンボケは・・・。

一応ピントを合わせたつもりなのですが、仕上がりが悪すぎますね。すみません、どうかお許しを。

アマリーのいつも入れてる2ストオイル
アマリーのいつも入れてる2ストオイル

これ、容量が1クォートです。

だいたい946ml ですね。1000ml(ミリリットル)が1L(リットル)ですので、まぁ、1L弱の容量です。

 ベスパには2ストオイルを入れるための計量カップが必要です。これはデフォルトでついていると思いますので、それを使いましょう。

2%の混合を作るので、4Lずつ給油するということになると、一回で、80mlずつ入れることになります。でも計量カップはわかりやすく表示されているので、つまり4Lのガソリンを入れたら、計量カップに表示されている「4L」のところまでオイルを入れて、それをガソリンの給油口に注げばOKということです。

ちなみに上記の画像のオイルは、楽天とかamazonでも売っているので、ネットで2本ぐらいずつまとめて買っておくといいでしょう。

だいたい2本で4000円ちょっとぐらいになると思います。(送料は別個かかるかも)

新品ボトルをセット完了!
新品ボトルをセット完了!

はい、新品ボトルをここに入れておきましょう。

そう、ベスパの場合、オイルを持ち歩くのは必須ですので、入れる場所は、ここです。択一!!この場所以外に入れる場所はないと思ってください。

必ずぼろきれも入れておくといいですよ
必ずぼろきれも入れておくといいですよ

で、ぼろきれ、も常備しておく必要があります。

アマリーのボトルから計量カップに入れて、ガソリンの給油口にオイルを注ぐわけですが、やはり、やっていくうちに、あちこちがベトベトしてきますので、定期的にちゃんと拭いてあげましょう。

また、給油の際には、シートを開けますよね。

その際に、ついでに軽くシート下のところを掃除するにもちょうどいいですよ。

2ストのにおいは、マジでそそられます。

はい、なぜ僕はこんなにオイルの話題が好きなのか・・・・。

もうおわかりですね。

僕はオイルフェチなのであります!

しかも2ストオイルね。これが燃焼したときのにおい・・

やばい。

ずっと嗅いでいたい。病気かな??

昔ね、キンモクセイの香りがするオイルがあったんですよ。なんなんだろうね。カストロール?

あのオイルの匂いにもう一度出会うことが出来たら思い出すのですが、どうやら・・・もう販売していないみたいですね。

2ストオイルフェチであること、内緒ですぜ、旦那。

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ベスパET3の正しいブレーキのかけ方と注意点

ベスパの中でもオールドベスパといわれるモデルは、全体的にブレーキの効きはよくありません。普通のスクーターとか、バイクと同様の感覚で乗ると制動距離が長いことに気付くはずで、ブレーキのかけ方と注意点を知っておいたほうがいいでしょう。

バイクのブレーキは、ディスクブレーキとドラムブレーキがある

現行モデルのバイクは、前輪ディスクブレーキとか、前後ともにディスクブレーキになっているものが多いため、フロントブレーキに対しての信頼感があります。

スクーターは前後ともにブレーキシュータイプのモデルが多いものの、それでもスポーティな走りをするスクーターは、フロントはディスクブレーキ仕様のものがけっこうあります。

ちなみにディスクブレーキっていうのは、レバーを握ることでマスターシリンダーがブレーキフルード液を押します。

押されたフルード液はホースを通って、キャリパーの中にあるピストンを押します。ピストンによって押されたブレーキパッドが車輪のディスクを押して、摩擦によってブレーキがかかるというう仕組みです。

レバーはテコによって、いい感じの量のフルード液を押していきますので、効きがいいわけですね!

ディスクブレーキに対して、シュータイプのものは通常ドラムブレーキといわれています。

ドラムブレーキは、簡単にいうと、車輪軸の中にあるシューがレバーを握ることで外側に押し広げられて、ブレーキがかかるという仕組みです。

ディスクブレーキに対してドラムブレーキのほうがコスト的にも安価であることは間違いなく、つくりもシンプルです。

ブレーキの効きということをいえば、ディスクのほうが効きますし、停まり方(止まり方)の面でも微妙なブレーキコントロールがしやすいです。

ベスパET3は、通常フロント主体ではなく、リアブレーキ主体で制動させる

結論から言いまして、ベスパET3のフロントブレーキは効かないのですね。

どれぐらい効かないかと申しますと・・・形容しがたいのですが、ブレーキとして存在しているのかどうかわからないぐらい効かないと思っても言い過ぎではありません。

従いまして、フロントブレーキの使い方は、停まる間際の微調整として使う!これが正しいです。

ベスパET3で停まる際は、とにかくリアブレーキを主体で停まるよう心がけないと、「おわわわわ!」ということになります。

ベスパET3のリアブレーキ
ベスパET3のリアブレーキは、フットブレーキです。

↑こちらがフットブレーキです。

本当は黒いラバーなのですが、ここはアルミ製に変更しました。ひそかに自分なりには気に入っているパーツです。

で、このリアブレーキ=フットブレーキを主体に、つまり、停まるときに限らず、ブレーキングの90%以上は、リアでと覚えておいてください。

最初のうちはリアブレーキの力の入れ具合、加減がわからないため、強く踏み込みすぎたりしますので、どのぐらいのスピードであれば、どのぐらいの踏み込みというのを実際に乗ってみて測ってみるといいでしょう。

たぶん、ブレーキも個体差がありますからね。

ベスパET3のフロントブレーキレバー
ベスパET3のフロントブレーキレバー

↑こちらがフロントブレーキレバーです。

まぁ、普通のレバーではありますが、これをギュ~~ッと握ろうが、あまり効きませんので、フロントディスクブレーキ搭載のモデルに慣れた人は、絶対にフロントの効きはほとんどないのだと肝に銘じて乗るようにしてみてください。

バイク乗りにとって、走る以上に大事なのは、止まることです。ブレーキですよ。

ベスパのオールドは、フロントブレーキがあまり効かないということを実感してから徐々にスピードを出していくようにしないと、怖いことになりますから、本当に注意ですね!

フットブレーキのリアの操作に慣れてきたら、自分なりに制動距離を掴むことができてきます。

制動距離は、車でもバイクでも自転車でも乗ってみて、ブレーキをかけてみないとどの程度かわからないです。これは理論的なものではなく、実際に乗って判断すべき重要事項だと思います。

ベスパET3でエンジンブレーキはどうするの?

ブレーキというくくりでいうと、フロント、リア以外のもう一つのブレーキといわれるのが、エンジンブレーキです。通称エンブレですね。

バイクや車などの乗り物は、アクセルを回す(踏む)ことでガソリンを供給します。でもアクセルを戻すとガソリンの供給がとまり、タイヤの惰性回転だけでエンジンを動かす状態になります。なので、ここでエンジン特性からブレーキのような作用となるわけです。

エンブレ、うん普通に使いますよね。特に有効なのが下り坂とかでしょうか。

でもね、ベスパET3の場合は、エンジンブレーキは多様しないほうがいいのです。

というか、エンブレはなるべく使わない乗り方にしないと、壊れやすくなります。

簡単に言うと、動こうとする力と止まろうとする力がエンジンとかクラッチに影響を与えるからです。

もちろん自然的なエンブレはさほど気にしなくていいですし、バイクの速度が落ちてからのエンブレは回転合わせ程度に使うぐらいですから問題ありません。

高速走行時からギュイィ~ン!ギュイィ~ン!とやるエンブレは確実にエンジンとクラッチをいためてしまうので、特にこういうオールドタイプのバイクの場合はその点は労わっていきましょう。

ベスパET3で止まるときはこうやろう。

まずはフットブレーキ(リアブレーキ)をかける

速度が十分に落ちたところで、シフトを4⇒3⇒2とダウンさせて(その際、クラッチを握ったままダウン)いく

止まる間際ぐらいにニュートラルに入れる(カコッという感じ)

最後、停止線にゆったり止まれるようにフロントブレーキで調整する

この流れです。

ポイントは、シフトダウンですね。

シフトダウンの際に、クラッチを握って、ダウン、そこでクラッチをあけてしまうと、負荷がかかりそれがエンブレとなるので、速度が下がったところで、クラッチを握ったまま、4、3、2と下げていきます。そして止まる間際にNに入れるということですね。

そうするとエンブレをほとんど使う必要がないため、エンジンにも優しいということになります。

くれぐれもフロントブレーキの使い方はメインにせずに、止まるときの調整要素でしかないということを念頭においてブレーキングです。

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バイクで似合う色 

Kawasakiは緑、HONDAは青、YAMAHAは赤、でもRZ250は白。SUZUKIは黄色。

じゃ、ベスパは何色が似合う?

僕は正直、クリーム色が似あうと思っております。白とクリーム色の間みたいな。ベージュのより白に近い色合いですね。でも僕は銀色ベスパに乗っております。

最初は白か、銀かで悩みました。

どちらかというと「白」に気持ちが傾く時期があったのですが、最終的に銀色に決めました。

ベスパに対しては、機械チック!という言葉を本ブログでも多用していますが、本当にメカ感覚なのです。

だから銀色が近いのかなと。

あと、銀色塗装は、少しヤレ感が出てくると、よけいに銀に渋みが増すといいますか、いい感じの銀になるのですね。

あと、写真に撮るとわかるのですが、銀色は落ち着きのある重厚感が多少加わってきます。

車重が色の違いによって変わるわけではありませんが、銀色であるだけで、そこから伝わる重量感が少し増す感じってわかりますよね。あれです。

オイルの匂いとマッチング

オールドベスパは、2ストです。そして混合給油がゆえに、オイルを継ぎ足して乗っていきます。

2ストオイルというと、高回転対応型のYAMAHAの赤缶が浮かびます。匂いもいいですよね~

ベスパで僕が使っているのは、アマニー。オイルっぽいオイルです。

機械がたくさんある工場とか行ったことありますか。

機械油の匂いが漂っていますよね。ベスパも同様に感じると思います。また、これはいいか悪いかわかりませんが、CRC-556ありますよね。

時間がないときなんかは、CRCをボディに吹き付けて拭いてますよ。ベスパのボディは金属なので、「ま、いっかな」と。ですから、全体がオイルの匂いなのですね。

そのオイルの匂いと銀色ベスパは妙にマッチングします。

とは言え、他の色もいいですけどね!

今、新車で売ってるベスパには興味がないです。

オールドベスパに限っていうと、オレンジ色とか、ライムグリーンとか、スカイブルーとかもいいですよね。

黒と赤と紺色は、う~ん・・・って感じですですが。これはあくまで個人の主観ですのでお許しください。

突然車の話で恐縮です。

以前、オペルのワゴンを乗っていて、これは新車で買ったわけですが、赤だったんですね~ でも色褪せしますね。赤は。

紺は、シルビア。これも若かりし頃新車で買ったのですが、傷が目立ち、色が褪せていくのがわかりました。

ランエボの白は良かったです。水垢を取るためのワックスで磨けば、綺麗な白でピカピカしていて、うん。いい車でした。

スカイラインJAPANは、もともと白だったのを黒のメタリックに塗り替えたのですが、あれもいい車でした。また乗りたいです。

ベンツE50は、銀色でした。これはね、銀好きになる始まりだったかもしれません。やはり銀色が放つ重厚感ということと、色褪せなく、いつまでもいい感じです。

RX-7も銀色で、ぶっ飛びでしたね。小さな車体ですが、銀色であるだけで、一回り大きく見えました。

そういえば、セリカも乗ってました。これは黒。黒はメンテナンスが大変で、汚れが目立ちますよね。黒を乗るならいつでもピカピカにしないとって思いました。

結局は自分の好みでしょう。

そそ。そんなの当たり前の結論です。

でも長く乗っていくことを考えると、本当に銀色はお勧め色です。

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バイク

ベスパET3に積んでいる工具類の紹介

ベスパの左側のサイドボックスは、メインキーでガシャリと開けます。そこは小さな空間ではあるのですが、工具などを入れる場所として重宝するでしょう。

今回は、積載の工具類を簡単に紹介します。

ベスパには工具積んでないと、本当の意味でツム!

スクーターのラゲージスペースに比べて、容量的には思い切り少ないのですが、工具は絶対に積んでおいたほうがいいでしょう。シート下のスペースには、「2ストオイル」「オイル計量カップ」「布切れ(オイルが垂れたらすぐに拭けるように)」と3点セットを入れるのが通常です。

左側のカギで開けるボックスのところには、工具を入れておきましょう。

では、

ベスパET3に積んでいる工具類(その1)
ベスパET3に積んでいる工具類(その1)

画像左手から、プラグレンチ⇒プラスドライバー⇒セロハンテープ⇒プライヤー⇒T型スパナ

けっこうゴツイでしょう。

このプラグレンチは、とても使いやすいです。サクッとプラグが回りますね。

ベスパET3に積んでいる工具類(その2)
ベスパET3に積んでいる工具類(その2)といいますか、これは電球の予備ですね。

これは工具ではなく、各種電球です。

普段はきれいにまるめています。

ベスパET3に積んでいる工具類(その3)
ベスパET3に積んでいる工具類(その3) こちらは電球それぞれが壊れないようにコンパクトにまとめた様子です。

こんな風にね。

ガラス製品ですので、もうちょっと梱包をしっかりしてプチプチみたいな梱包材で守ったほうがいいのでしょうけれど、まぁ、なんとか大丈夫でしょう。

ベスパET3に積んでいる工具類(その4)
ベスパET3に積んでいる工具類(その4)この工具箱には、ゴム管とか細かいものも入っています

こちらがメインの工具箱です。スパナとか細いマイナスドライバー、プラグ、ゴム管(ウィンカーのネジを内部で止めるためのゴム管)、六角レンチ、大小のネジとかボルト、ナットなどが入っています。

ベスパET3に積んでいる工具類(その5)
ベスパET3に積んでいる工具類(その5)スパナ類です。取っ手の部分がへこんでいるスパナは、一本が高いです。

一番上に横向きに置いてあるのが、ベスパET3に最初から備え付けのスパナです。

このスパナの中で、金額が高いのが、左から3番目と、6,7,8番目です。取っ手が少しへこんでいますよね。

これ、一本の金額が高いんですよ~

でも非常にソリッドなスパナです。

ベスパET3に積んでいる工具類(その6)
ベスパET3に積んでいる工具類(その6)こちらは六角レンチ。一番小さな六角レンチは、ウィンカーの交換で必須です。

一番下の一番小さな六角レンチは、一番使用頻度が高い可能性があります。

これはウィンカーを自分でばらして、自分でつけるときに、どうしても必需品となります。番手というか、大きさはわかりませんが、たまたま家にあったものがジャストフィットで小躍りした経験があります。

スパナ、ドライバー、六角レンチは、100円ショップにも売ってます

ですから、何も高いものを揃える必要はないでしょう。工具として役立てれば大丈夫です。

こんなに工具を積んでなければいけないの?と思われるかもしれませんが、もしもの時のために、ある程度使用頻度が高いものは入れておいたほうが無難です。

電球は、過去記事でも僕自身が困っている様子が描かれていますが、一時、交換しても交換してもすぐ切れるということがありました。

なので、「ベスパは電球切れをよく起こす車種なのだ」という呪縛にかられてひと揃え以上、買ってここに備蓄してある次第です。これ以外にも家にも置いてあるので、なかなかの電球マニアぶりとなっております。

でも電球切れをよく起こす根本原因は突き詰める必要がありますよね。

特にテールライトの球切れがしょっちゅう起こっていましたので、もう勘弁!ぐらい何度もテールライト交換しました。

ところが・・・よくよく原因を追究すると、球切れには違う原因が潜んでいることが多いみたいです。

今は、研究と治療のおかげで、久しく電球切れは起こしていません。なので、ここにずっと入れっぱなしだと振動で割れちゃうのでは?という心配のほうがあります。(割れないけどね)

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バイク

2ストジョルノの味わい

ジョルノって検索すると、ジョジョの「ジョルノ・ジョバァーナ」というキャラクターが前面に出てきます。

なので「ホンダ ジョルノ」と検索しましょう。

なぜ、2ストのジョルノなのか

ベスパET3 シンプルな面構え
ベスパET3 シンプルな面構え
2スト ジョルノの古風だけど味わいのある面構え
2スト ジョルノの古風だけど味わいのある面構え

上記、いずれも現所有のバイクなのですが、メインはベスパで、ジョルノは、もっと気楽に乗りたいとき、初めから雨のときに出動することが多いです。

ジョルノ、こちらは古ーいジョルノで、2ストなのですね。現行のジョルノは、4ストです。

なぜ、2ストのジョルノなのか!?

これはもう単純に味わいとか風格の部分もあるのですが、やはり僕は2ストバイクが一番好きだからでしょう。

どのクラスのバイクでもまずは2スト!となります。

ジョルノのロゴは、「GIORNO」です。何語でしょう、イタリア語かな?

若干ベスパを意識した感じでもありますが、さすがホンダのバイクです。まだまだ現役で乗れそうな予感がします。

こちらは、本当に格安で購入して、駆動系(ベルトその他)を修理しつつ乗っています。

昔の2ストスクーターですので、そんなにかっ飛びで速いわけではありません。正直、今の4ストスクーターのほうが断然速いと思います。

速い・・というのは、最高速度という意味よりは、加速ですね。

スクーターの所謂、信号ダッシュです。

今のスクーターは、50ccでも本当に加速がいいです。125ccなら、それはそれはストレスフリーで凄い加速ですよ。

まぁ、一連の現行バイクにはとても及ばないものの、この2ストジョルノは、ちゃんと走ってくれます。

画像をご覧になってわかるとおり、

レーダーもついてるし、

スマホホルダーもついてるのです。

2ストジョルノにレーダーをつけて
2ストジョルノにレーダーをつけて

御覧ください。

このようにレーダーがついてます。

デイトナのレーダーで今はもう販売されていないと思いますが、ちゃんと稼働します。

レーダーの向こう側には、時計もついてますよね。これはベスパにもつけてる同じタイプです。

マジックテープでただつけてるだけです。

2ストジョルノ 右ハンドル
2ストジョルノ 右ハンドル

↑この部分(ミラー取り付け部)が、こういうタイプのスクーターでは、いろいろ付けられる箇所になります。

右のグリップは、もうボロボロですね。

交換しよう、交換しようと思いつつ、ずっとそのままです。このナチュラルカラーの生ゴムタイプのグリップが若干レトロ感を演出していいんですよ。

でも右の口径が、アクセルパイプの分だけ広いため、無理やりグリップをはめたことで、経年劣化で割けてしまったのです。

2ストジョルノには、メッキモールが似合うでしょ

フロントのガードの周りには、メッキモールをつけています。確か、これ・・・ヤフオクで買いました。

中古で、フロントとリアのセットで、いくらだっけな?

まぁ、今この時代のモールもなくなってきているでしょうから、万以上はいったと思います。

最初、もっとすごい錆び錆び状態だったのですが、昨日の記事に書いたように、クエン酸でかなりきれいになったんですよ。

メッキモールをつけると、メンテナンスの際にちょっとひと手間多くかかりますが、そんなに頻繁に駆動系とかもいじるわけではありませんので、印象が変わるのでつけてみるといいです。

何にしてもオールドスタイルが好み

ベスパET3の記事でもいっぱい書いてますが、とにかく好みのスタイルがオールドなわけです。

ジョルノだって、現行の4ストジョルノには全然魅力を感じないんですよね。なんでしょうね、これ。

いつから自分はこうなってしまったのか、う~ん、いつ頃だろう。

社会人になってからでしょうか。

インパクト深く覚えているのは、昔バンドやってんですけど、そのときのキーボードの先輩が、白のフォルクスワーゲンに乗っていたんですけど、これはけっこう衝撃的だったのを覚えています。

中のダッシュボードのところも木みたいな風合いで、ブロロロロっていう感じでした。

たぶんそのとき、自分の中にあるオールド好みがちょっと芽生えてきのでしょう。

きっかけや、出会いってのはわからんもんですね。