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ベスパET3 古くてメカニカル

銀色のベスパET3に乗ってます!古いけれど、機械油の匂いがしそうな、メカニカルな雰囲気が随所にあるのです。

今回はハンドシフトの紹介です。

ベスパと言えばハンドチェンジ!このシフトフィーリングを味わったら逃れられませんよ。

まずは、こちらの画像をご覧ください。

ベスパET3の特徴であるハンドチェンジ
ベスパET3の特徴であるハンドチェンジを司る左側ハンドル部分です。

う~ん、相変わらず写真撮影は下手ですな・・・。

ハンドル部分に数字がうっすら見えますよね。これは、上から、「1 ・ 2  3  4」と書かれています。

たぶん新車のときには、赤く綺麗に描かれていたはずですが、経年劣化で色もくすみましたね。

左のレバーは、後輪ブレーキではなく、クラッチレバーなのですね。普通のマニュアルバイクに乗られている方でしたら、すぐに慣れますが、スクーターからベスパへの乗り換えだと、少し練習が必要でしょう。

操作方法は簡単です。

1と2の間に「・(ポチ)」がありますよね。ここがニュートラルの位置です。とは言え、ピッタリとニュートラルの位置が「・」で遊び0(ゼロ)だと、かえってシフトフィーリングがよくありませんので、ニュートラル状態にして、遊びが3~5mmぐらい上下にあったほうがいいです。

最初僕はこの遊びがあまり気に入らなかったので、けっこうカツカツに締めたのですが、う~ん、あまり遊びがないと乗りにくいことがわかりました。

ですから今は5mmぐらいの遊びにしてあります。カツカツ状態のときには、高速走行の際に3速、4速あたりでギヤ抜けがあったのですが、今は操作ミス以外ではなくなりました。

ギヤ抜けが頻繁に起こる方は、この遊びは少し変えてみるといいかもしれませんね!

はい、話を戻します。

操作の第一段階は、

クラッチを握り、左グリップを上に回します。上に、、、、っていうとちょっとわかりにくいかもしれません。

ハンドルを普通に握っていたら、手の甲が見えてますよね。上に回すと、自分の指が見える感じになりますよね。その方向です。そして1に入れる。要はローに入れるということです。

このとき、クラッチは握ったままですよ。ローに入れて、いきなりクラッチを離してしまうと、エンストしますね。

クラッチを握ったままローに入れて、少しアクセルをふかしてみましょう。(アクセルは右側のハンドルですね)

第二段階は、発進です。

少しアクセルをふかして、エンジンの回転数が上がる様子を確認してみてください。

握ったクラッチをゆっくり話しながら、右手のアクセルを回してゆっくり発進してみましょう!

そしたら、今度は、またクラッチを握って、左手のハンドルグリップを2の方に回します。1のときには、上に回しましたが、今度は下に回します。

1から2へシフトチェンジするときには、ニュートラルの位置を飛び越えていくわけですが、あまり怖がらずにスコンと回せば簡単に2に入ります。ちなみに2はセカンドといいますね。

あとは、また少しスピードが乗ってきたら、再度クラッチを握って、今度は3(サード)・・・さらにスピードが乗ってきたら、再度クラッチを握って、今度は4(トップ)とシフトアップしていきます。

ハンドシフトやってみたくなりましたか?

というわけで、僕はベスパを再度拡散していきたいという思いがあるのです。

バイクは趣味の乗り物ではありますが、僕にとっては足として毎日使っているので、趣味と実益を兼ねております。

また、バイクに乗ることが「やべーこんなに楽しいの?」と少しでもファンが拡大すればと目論んでいるのです。

ベスパ50Sも魅力的ですが、強烈にET3をお勧めします。50Sを改造して、(ボアアップなど)爆裂マシンにするのも面白いそうなのですが、最初からET3を買っておけば、パワーもそこそこありますし、ピンクナンバーで30キロ規制から逃れられます。二段階右折からも逃れられます。

おっと、高速道路は乗れませんよ~

この点だけ気を付けましょう。

で?で?どうですか?

ハンドシフトやってみたくなりましたか?

中古しかないですし(もう生産してませんので)変なショップから買うと、よくありませんので、もし買おう!と決めたら、念入りに調べて買ってくださいね。

僕は個人的に、オススメのお店があります。知りたい方はコンタクトからお伝えください。

たぶん・・・僕の紹介だというと、いいことがあるかも!?しれません。かと言って、縁者でもなんでもないですよ。

逆に、このショップは辞めたおいほうがいいという情報も与えられると思います。当然ながらそういう負の情報はお店にも悪いのでブログには書かないです。

けっこ~ベスパショップは電話したり行ったりしましたからね、それなりの知識はついたつもりです。

なにげに気に入っているグリップ!

再度上の画像を見てほしいのですが、このグリップ、とてもシンプルですよね。

国産スクーターのグリップの握り具合と比較して、若干太いです。

基本、バイクは夏でもグローブをして乗ったほうが安全面でもいいですし、ずっと日焼けしているとなんか皮膚によくなさそうですよね。夏は夏のグローブをして乗りましょう!

で、ベスパの場合、注油とか調整にもよると思いますが、シフトが重くなったりする場合があります。あまりにもシフトの入りが悪いとか、重いと感じたら、ほとんどが「ワイヤーに原因」がありますので、いっそのこと、ワイヤーのインナー部分だけの交換、もしくは、ワイヤーのアウターとインナーの両方交換をやってしまったほうが気持ちよく乗れます。

でもこの交換作業はアウターとインナー両方の場合なんかは、やっぱりプロに依頼したほうがいいかもしれませんね。

えっと、その場合も見積もりちゃんととってくださいね。

いいなり払いをしてたら、大変ですよ~(外車は特にそう)

あまり見積もりが高ければ、それも一度ご相談ください。

さてさて、このグリップで何が気に入ってるかというと、その絶妙な太さもそうなのですが、一番はやっぱりこのクラシカルな縦線のみという、これですよ!

飾り気のない縦線!

ん?縦線・・でいいのか?それとも横線か??

う~ん、つまりこの線ですよ、線!ラインです。どうですか、絶妙でしょう。

グローブを着用して使用してちょうどいい感じです。

こんな感じでディテールまで チマチマと紹介していきます。

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ベスパET3 プチ改造

プチ改造っていうのは、自分が満足出来ればいいわけですから、完全自己満足の世界ですね。うん、プチに関わらず改造はたいていそんなもんかもしれません。では、ちょっと紹介します。

6Vでバッテリーレスだから、電装品はつけられないです

でも春うららの陽気だったら、軽く迷惑にならない程度の音楽をかけて走らせたいです。う~ん、どうしようと悩みました。6V車でバッテリーがない・・・わかってはいたけれど、この点は、電装品好きの僕からすると一番痛かったところです。

実際、12Vバッテリー仕様にすることも出来ると言えば出来るのですけれど、部品もけっこうなお値段ですし、工賃もけっこうかかると思います。

そこで!

ベスパET3ここにラジオをぶら下げてます
ベスパET3ここにラジオをぶら下げてます

僕は、こんな風に「カタビラ」を付けて、そこにホームセンターで買ったジッパーケースをつけて、チャックは開けっ放し状態にしつつ、ラジオをぶっこんでます。

別にジッパーケースじゃなくても、どうせ開けっ放しですからね、何でもよかったのですが、パッと目にして「あ、これでいいや」と即買いしました。

底のほうには、100円ライターも潜ませています・・・。

緑色の柄のドライバーは、プラスドライバーです。ほら・・・ちょっと前に、テールライトがしょっちゅう切れてましたよね。テールライトレンズを取り外すのに、いちいち工具箱から出してとか面倒だったので、こいつだけは、ジッパーケース常駐となりました。

ラジオはですね、

ここで買いました(アマゾン)

“prunus” と書かれているのですが、たぶん中国製品だと思います。

金額も2,000円台で、デジタルチューニングできて、表示が綺麗ですよ。

家で使ってもいいぐらいなのですが、ベスパET3専用ラジオとなりました。

一度、急な大雨にやられて、電源入れてもつかなくなってしまったのですが、日向で乾かしたら、復活して普通に使えるようになりました。防水じゃないですからね・・・さすがに大雨はまずかったです。

画像で、「カタビラ」がついている黒い金具あるじゃないですか、これはホームセンターで適当に見つけたやつです。L字型なので、コンビニで何か買ったときとか、袋を下げられるので、意外と便利です!

ベスパET3に金具装着
ベスパET3に金具装着・・ですが画像がピンボケ

ううう・・・。

まずは、このピンボケをお許しください。焦点が向こうにある車にいってしまったようです。

L字型の金具は、この位置につけました。

ミラーをつけるための金具を取り付ける場所ですね。ネジも適当に買って、クルクルとやっただけです。この金具を取り付ける場所って、工夫次第で色々つけられそうな気がしますね。

続いては!

ベスパET3に取り付けた自転車用のボトルホルダー
ベスパET3に取り付けた自転車用のボトルホルダーです!

ベスパET3のスペアタイヤを組み付けてあるところに、自転車用のボトルホルダーを取り付けました。

真っすぐじゃないのは上の部分が引っかかって無理だったので、斜めに取り付けました。

ちょっと拡大します。

ベスパET3に自転車用のボトルホルダーを取り付けました
ベスパET3に自転車用のボトルホルダーを取り付けました(拡大図)

斜めになってますが、ペットボトルとか缶コーヒーとか、入れられますしなかなかgood ですよ。

さほど、景観も壊してませんよね。

はい~プチ改造であります。

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ベスパET3 テールライト接触不良修理

ずっと気になっていたベスパET3のテールライト、点いたり、点かなかったりの症状は、典型的な接触不良でした。

コードレスはんだこては便利!

土曜日に届いた コードレスはんだこてを早速使って作業開始です。

まずは接触不良となっていた黄色いコードのはんだを溶かして、普通にスポッと抜きました。ほつれてしまっている部分を一度カットして、黄色いコードの被膜を少し剥いて、新しい銅線を綺麗に整えました。

はんだこてがコードレスでしたので、けっこう楽でした。

続いて、一度金属部分の穴から引っ張り出したので、新しい銅線を穴に入れようと思いきや・・・穴がハンダで塞がってしまい、「あれれれ」となかなかうまくいきません。

ハンダを溶かしながらうまく穴に入れればいいのですが、簡単なようでうまくいかない・・・。

何度もやっているうちに、はんだのヤニで汚れてしまい、きれいに整えたはずの銅線もまたまたほつれてしまってきたので、作戦を変更し、はんだ「てんこ盛り」作戦として、とりあえず、がっちりと取れないようにすることにしました。

ほつれた銅線をはんだ付け
てんこ盛り、はんだづけ作戦です

黄色いコードの先端部分に、はんだをてんこ盛りで、なかば強引にくっつけてしまいました。↑

ベスパET3 テールライト点灯確認
はんだてんこ盛り作戦で、テールライトを修理

指で左右、上下に振ってみても、以前よりgood です

多少・・まだ完璧とは言えない状態ですが、昨日までのちょっと指で触れただけで、テールライトが消えてしまったりという現象はなくなりました。

こうやって自分で下手なりに直していくと、余計に愛着がわいてくるものですね。

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ここです!ここを直したいのです

もうね、毎日のようにテールライトが切れるから、毎日この部分をあけてますよ。ネジ2本でとまってるだけなので、開けるためのドライバーは、ベスパの前のほうにステーをつけて、そこにラジオを格納するためのソフトラバーの入れ物があるのですが、そこに放り込んでいます。

スチャっ!とすぐにドライバーが取り出せますよ!

電池式はんだこてでさっさと直したい

ベスパET3のテールライトのレンズを外したところ
ベスパET3のテールライトのレンズを外したところです。ちょっとメカニカルでしょう。

これ、テールのレンズを取ったところです。黄色いコード見えますよね、それが金具のところでハンド止めされているのですが、それがちょっとほつれてきているんですね。

拡大画像も見てみましょう!

ベスパET3のテールライトのレンズを外したところ(拡大)という
ベスパET3のテールライトのレンズを外したところを拡大撮影しました。

ド~ンと!

この銅線みたいのがクリクリとなっていますよね。これはホームセンターで、銅線を買って、クリクリ巻き付けたのです。

黄色の線の内部配線のほつれは、この画像だとよくわからないですが、とにかくほつれてしまっています。

それにしてもフェストン球の存在感がいい感じでしょう

この電球形式は、フェストン球と言います。

上がブレーキランプ、下が常時ついているテールランプ(ナンバー灯)ですね。

今回、ダメになっているのが、下の方です。

僕の読みですは、この黄色い配線がほつれてしまっているのを一回バシッと切断して、黄色い皮膜をもう少し剥いて、しっかりとした銅線を出してそれをはんだ付けすればいいのでは?ということです。

電球が止まってしまっても右へ左へとぐりぐりやるとつくんですよね。電球内のニクロム線が切れてしまっているわけではないので直せるはずです。

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ベスパET3 ライトは暗いです

スモールベスパ6V車は、総じてライトが暗いですね。LED化も出来るのですが、敢えて・・・敢えて6Vの電球を使います。レトロなムードを残したいからです。

夜の走行時は、けっこうヒヤヒヤ

ベスパに最初乗り始めたときには、ライトが想像以上に暗いことに驚きました。普通の12Vバイクも年式の古いタイプで電球仕様のものは、やはり暗く、エンジン回転数の上昇である程度の光度が保てますよね。ま、同じだと思えば気楽なのですが、あまりに暗いと夜の運転はちょっと怖いです。

特に、停車時は、テールライトがちゃんと光を出しているのか、不安になることがあります。

テールがついてなければ、追突される危険性もありますからね。

運転中でもヘッドライトの明かりが対向車に届いているだろうか、と思えるぐらいの暗さですし、ハロゲンやLEDタイプと違って、柔らかい光で光度も若干不足ですから、暗い道で、歩いている人を視認するのに、ワンテンポ遅れてしまうこともありました。

故障をきっかけにバイク屋さんにみてもらった結果

以前、ヘッドライトとテールライトとホーンが同時にとまってしまったことがあります。

回転数を上げてもダメ、スイッチのON OFFをしてもダメ、右側のスイッチボックスを開けてもらい通電チェックをした際も、普通に電気が来ていましたので、何故だろうとバイク屋さんも色々チェックしてくれたわけです。

通電チェックの際に、少しバラツキがあり、その点若干不安でしたが、電気がきていることには変わらないということでした。

次にチェックしてもらったのが、エンジン側の端子ボックスです。

エンジン側端子ボックスの中身は要チェック!

ベスパET3のエンジン側にある端子ボックス
※宇賀神商会様!申し訳ありません、画像を使わせて頂きました!

宇賀神商会さんで売っています。

上記の画像は宇賀神商会さんの画像です。きれいに映っている画像がなかったのですみません・・・。

こちらがエンジン側にある端子ボックスです。ネジ止めされているのですが、普通にネジをとれば開きますので、中身をチェックしてみましょう。

この中で、平型端子で配線と配線が接続されているのですが、ここの配線が「少し」緩んでいるだけでも、またはきちんと刺さっていないだけでも接続不良で、ヘッドライト、テールライト、ホーンが同時につかなくなりますし、鳴らなくなります。

「少し」でもです。

ですから、ここのボックスを開けて、しっかりと平型端子同士が接続されているかどうかを確認してみましょう。

たったこれだけのことで、ヘッドライト、テールライト、ホーンが同時につかなくなった現象が即解消されました。

そして、特筆すべきことがあります。

この作業をやってもらった後ですが、ベスパET3の光の量がアップしたのですね!!

アイドリング時のベスパET3のヘッドライト
アイドリング時のベスパET3のヘッドライトの光の量が若干アップしました。

↑こんな感じです。

夜の撮影だから明るく見えるのかもしれませんが、気のせいではなく、それ以前より光量アップです。回転数を上げると、まぁ見られるね!ぐらいに回復したので良かったです。

アイドリング時のベスパET3テールライト
アイドリング時のベスパET3テールライトの光の量です。どうでしょう?

テールは真正面からだともう少しまともに見えるのですが、ちょっと斜めからの撮影ですと、う~ん、もうちょっとほしいかなと思います。

でも以前は、アイドリング時には、「うわ・・これライトついてるの?」というぐらいでしたので、かなりの改善です。

なんでLED仕様にしないのか!?

ええ、このように暗いライトではありますが、LEDにするつもりがないです。

LEDの光って、白っぽいですよね。

どうもオールドベスパには、あの白い光が合わないような気がしてるからです。

RZ250のときにも、今の古いジョルノでもLEDにはしないで、ドノーマル状態です。

色々な意味で不便、色々な意味で古い!だけど!

だけど、それがいいのです。

手がかかる子ほど何とやらといいますね。まさにその心境です。

故障もなく、メンテナンスの頻度もさほど高くなく済むようにしたいのであれば、今のバイクは性能が本当に良いので、そういうものを買い求めれば済みます。

昨今の旧車需要の高まりは、手がかかること前提に買っている方が増えたことをあらわしています。ショップの店員さんも販売の仕方で重要事項として、あまりよくない部分の説明もしてくれますよ。

でも手がかかることすらも楽しみの一つとして捉えている人が多いということです。

僕が好きな海外ドラマで「シカゴファイア」があります。

その中で、セブライド小隊長が、ある日ハーレーダビッドソンの古いのを買って、消防署内で修理するシーンがあります。

ハーレーは、修理のかいあって、ドルルン!と息を吹き返すわけですが、まさにアレです。

今の新車は車もバイクもどれも興味がわかない

それにソソラレナイ・・・です。

旧車が好きなのだから仕方ないですね。今の新車がダメというわけではなく、性能面を見たら、旧車など足元にも及ばないものもあります。

だけど、形、デザイン、色合い、風味、時代感のすべてにおいて、今の新しい車や新しいバイクには、そそられません。

「なんで馬鹿みたいに修理にお金かけるの?新車買った方がいいじゃん」

はい、ごもっともなご意見です。

でもすみません。

ハコスカと言われたスカイラインと、新型スカイライン、どっちかをあげるよ?と言われたら、0.1秒で、「ハコスカ!」と答えるでしょう。

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ベスパET3 シートの下にロマンがある

今日は、ベスパET3のシートの下をお見せします。

どうですか、そそられるシートでしょう。

このスプリングがビロビロビロビロと伸びた感じで張り巡らされている様子が素敵です。コイルスプリングというのでしょうかね、すごく気に入っています。

乗り心地は?と聞かれると、「最高!」は言い難いのですが、20キロ、30キロ走ってもそんなにお尻が痛くなるわけではありません。

ただ、国産スクーターのシートのほうが座り心地はいいかもしれませんね。

好き嫌いの問題もあるでしょうけれど、シートバックのコイルスプリングは、シートを開けたときに醸し出すレトロ感をいい具合に演出してくれています。

シート下の収納ボックスはどうなってるのか

ベスパET3シート下の物入
ベスパET3シート下の物入はこのようになっています。

ボックスの中には、2ストオイル、布切れ(オイルとかガソリンを拭くため)、計量カップが入っています。

オイルは縦置きして、こんなに突出していても大丈夫です。シートを閉じたときに、結構上部空間がうまれます。

この物入ボックスは、両サイドに突起がありますね。そこに手をかけて、そのままスポッと取り外すことができます。取り外すと、すぐにキャブレターにアクセスできますので、回転数の調整とか、すぐにできます。

画像下部のUSE 2% MIXTUREと書かれているところがガソリン給油口です。蓋は、ねじ止めするタイプで、これまたムードが良いですね!

ガソリンとオイルを給油する際には、給油口周りなどを布で拭くようにしています。そのため、布切れを入れてあります。

混合給油だからこそ計量カップが必需!

ガソリンを入れたときには、必ず2ストオイルをガソリンに混ぜなくてはいけません。現行の普通の2ストバイクは、分離給油といって、2ストオイルは別のところに入れるようになっています。

分離給油の場合、オイルが少なくなってくると、警告灯がつきますので、その際、2ストオイルタンクの規定量に満たすまで入れればOKですよね。

混合給油は、ガソリンを入れるたびごとに、計量カップで計って入れなくてはいけません。最初、この作業はかなり面倒なのでは?とベスパを購入する前は思っていました。

ところが、実際にやっていると、まるでこの「ガソリンを入れるたびに計量カップで計ってオイルを入れること」がベスパのための儀式のように感じてきて、今では一つの快感要素になっています。

ベスパET3には、ガソリンが減ったときの警告灯などありません。ですから、メーターの距離数を見て「あ、そろそろガソリン入れる頃だな」と入れる時期も意識します。

僕のベスパは、リッター25Km ぐらい走ります。ですから、100kmぐらい走ったら、たいていはガソリンを給油する時期だとわかるわけです。

走っている途中で、ガソリンが切れそうなのはすぐにわかります。アクセルを開けても、モコモコって感じになったら、すぐにリザーブに切り替えて、いちいち停まって、エンジン再始動しなくてもいいようにしています。

これもけっこう慣れだと思います。

ガソリンコックは、右側に倒すとリザーブになります。リザーブ走行状態になったら、ガソリンスタンドに寄って、給油します。

たいていは、4リッター給油したあとに、計量カップで計りながら2%分のオイルを入れます。計量カップの目盛りで、4Lのところまでオイルを注ぎ、ガソリンタンクに流し込むだけの作業です。

オイルはいつもこれ!AMALIE TC-W3 RL

ベスパET3にオススメの2ストオイル
ベスパET3にオススメの2ストオイル(AMALIE TC-W3 RL ENGINE OIL)

AMALIE TC-W3 という2ストオイルを入れます。

最初から、このオイルを使っていますが、色々なベスパ専門店が推奨オイルとして紹介していますので、安心して使えます。

実は気になるオイルがあって、このベスパを買った当初に入っていたオイルの匂いが鉱物的というか、機械油っぽいというか、レトロっぽいものでした。

2ストオイルが燃焼したときの匂いは、2ストが好きな理由の一つでもあるのです。

この「気になるオイル」と出会える日もあるかもしれません。

敢えて、買ったバイク屋さんに「あのオイル何?」と聞かずにいるのは、

「あ!!あんときの匂いだ」というプチ感動もあるからです。

アイドリング時の小型船みたいな音

ベスパET3でノーマルマフラーを付けている場合には、アイドリング時に小型船みたいな音がします。

この小型船みたいな音に最もマッチする匂いが「機械油の匂い」なのでしょうか、なんだか僕はそう思うのです。

果たして、なんという名前のオイルなのか、見つけることが出来たら、またブログで発表します。

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ベスパET3壊れやすいウインカーはサクッと交換

ベスパET3や50Sなどのスモールベスパのウインカーは、ハンドルバーのエンドに搭載されているため、何かがぶつかったり、立ちごけなどしたらすぐに割れてしまいます。

一回やってしまった立ちごけ

帰宅途中、一度ヘッドライトがついてないなぁと思って、コンビニの明かりが届くところで停めたのですね。

センタースタンドを立てようとしたときに、左のハンドシフトを少しひねってしまったのでしょう。「あれ?」と気づいたときには、ミッションに動力が伝わり、「あれれれ」と立ちごけしてしまいました。

けっこう手と足で踏ん張ったのですが、あまりにも意外な現象だったため、力の加減と方向性を間違って、コテンと倒れてしまいました。ギリギリまで踏ん張ったのですが、結局、右のほうに倒れて、当然ながら右のウインカーレンズが取れて、むき出しになったユニットからも電球はこぼれ落ち、尚且つ負荷がかかったのでしょう。ユニットの金具も曲がってしまいました。

根本にガタがきたベスパET3ウインカー
根本にガタがきたベスパET3ウインカー内部ユニット

こちらがそのときのウインカーユニットですが、この金属部分の空洞のところに、ウインカー用のフェストン球がハマっているわけであります。

曲がってしまった金属部分は、手で整形したのですが、どうやら、もともと古かったためか、根元にガタがきていました。

よく見ると、金属部分が少し外側に反ってしまっているのがわかるかと思います。

新品買うなら宇賀神商会さん

ベスパ乗りでは、知らない人がいないぐらい有名な宇賀神商会さんは、レスポンスも鬼速で、質問にもいつも丁寧にお答えいただける超優良ネットショップです。

宇賀神商会さんのサイトはこちら

早速、新品を手配しましょう

ベスパET3 新品ウインカー内部ユニット
ベスパET3 新品ウインカー内部ユニット(宇賀神商会さんで購入)

上記の内部ユニットを購入すると、本体と真鍮で出来た部品と、スペーサーみたいなものとバネが一つのセットとして送られてきます。

ウインカーユニットの交換は、はじめどうやるのだろうと途方にくれましたが、なんとか自分でもできました。

最初にウィンカーのレンズを取り外しましょう。こちらは、ウインカーレンズの先端部に+ドライバーでとまっているだけなので、簡単に外せます。

そして、

①グリップをめくりあげます。

めくりあげるという表現がぴったりなんですよ。とにかくグリップを外側から思い切りよくめくってみましょう。

②ハンドル部分にネジがついているはずです。それを取ります。

これは画像付きのほうがわかるのですが、今回は言葉だけで失礼します。

ハンドル部分に結合されたネジをはずせば、ユニットは取れます。ネジを外さないで無理に取ろうとすれば、壊れてしまいますので、その点は要注意です。

③古いユニットを取り外します。

これも慣れが必要な作業になるかもしれません。

僕はけっこう苦労しましたが、この作業すでに3回ぐらいやっていて、1回経験したら自信がつきますよ。

④逆の手順で取り付けします。

なんだったらウインカーレンズも交換しましょう。

ユニットと同時にレンズ交換もやってしまうといいかもしれません。

ベスパET3 新品ウインカーレンズ(オレンジ)
ベスパET3 新品ウインカーレンズ(オレンジ)宇賀神商会さんで購入
ベスパET3 新品ウインカーレンズ(オレンジ)
ベスパET3 新品ウインカーレンズ(オレンジ)上から見るとこんな感じです。

新品のレンズはこんな感じになっています。

先ほど、ウインカーレンズは、プラスネジでとまっているだけと申しましたが、そのプラスネジがおさまる場所が、上記画像の先端の穴の部分です。

レンズをはめる位置は、方向とかも決まっているので、すぐにわかるはずです。この形ではまるというポジション通りのところに溝があるので、軽く当ててレンズをくりくり回してみたら、「あ、この向きだな」ってわかります。

問題は、ウインカーレンズにプラスネジを通して、内部でオーリングを通すこと。

ウインカー部分に限らず、ベスパって、振動もそれなりにありますので、単にウインカーをネジ止めするだけだと、がたついてしまいます。

ですから、ウインカーにプラスネジを通した後に、通った内側にオーリングを噛ませるのですね。

これがけっこう大変です。あの手この手で自分がやりやすい方法を見つけましょう。

立ちごけの際にレンズ交換は左右やりましたので、経験値があがりました。

タイトルでは「サクッと交換」って書きましたが、うん、最初はサクッと・・・ではありませんでしたね。

うまく他の工具とかドライバーをつかったりしながらというコツがつかめれば、サクッと交換になるはずです。

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ベスパ ET3 ウィンカー、 トラブル時には

ベスパの電装系トラブルはけっこう多いです。それでも6Vバッテリーレスを楽しみつつ、自分でもメンテナンス出来るところはやってみましょう!

古いバイクとの付き合い

古いベスパを大切に乗ると決めたら、故障個所が出てくることを前提にして付き合っていけるといいですね。ベスパET3はスモールベスパの中でも最もパワーのあるバイクです。

それがゆえに、ミッションの調子、ハンドシフトの感覚、ブレーキの効き、エンジンの状態、タイヤなど、乗る前の点検も軽くしておく習慣があるといいでしょう。

これは、ベスパに限らずバイクや自転車、車もそう、点検は大切だと思います。大掛かりでプロに依頼したほうがいい場合などは、すぐに相談できるバイク屋さんが行きつけとしてあると安心です。

電装系は、ちょっとした点検で不具合を発見できます

ベスパET3のトラブルで比較的多いほうだと思うのですが、電装系については、普段のチェックでその車体の癖とかもわかってきますので、直しやすいです。

  • ヘッドライトがつかなくなった
  • テールライトがつかなくなった
  • ブザーが鳴らなくなった
  • ヘッドライト、テールライト、ブザーが同時につかなくなった
  • メーター球がつかなくなった
  • ウィンカーがつかなくなった
  • アイドリング時にウィンカーがつかないが走り出すとつく
  • アイドリング時にテールライトがつかないのに走り出すとつくことがある
  • テールライトの光が一定の明るさではなく、微妙にふらついた感じがする

などなどです。

今回は、ウインカーのトラブルについて

ベスパET3のウインカーは、バーエンドです。このウインカー形状は個人的にとてもお洒落に思うのですが、皆さんはいかがですか?

ちなみにET3のウインカーはスイッチをONにしても一瞬のもたつきがあります。これは仕様ですので、国産スクーターに乗り慣れた人からすると、「あれ?なんかもっさりしてるな」と最初は思うことでしょう。

ウイッチをONにしてもすぐに反応しなくても故障ではありません。

ただ、困るのは、

アイドリング時にウインカーがつかなくなることがあります。少し回転数をあげれば、チッカチッカとつくのですが、どうもアイドリング時につかない・・・。

↑ この症状がでたら

一度、左側のウインカーボックスを開けてみましょう。

ベスパET3の左側ウィンカースイッチ
ベスパET3 左側ウィンカースイッチのカバーを外したところ

金属のカバーをはずすと画像のようになっています。

金属カバーを外しても突然ポロリと落ちることはありませんので、安心してマイナスドライバーであけちゃってください。

画像をよく見るとわかると思うのですが、マイナスのネジが3つ見えますよね。

この3つのネジが緩んでいると、アイドリングの際についたり、つかなかったりということがよく起こります。

従いまして、この3つのネジをしっかりと締めてみてください。

ちゃんと締まってるよなぁと目視だけで、ここが原因じゃないと思わずに、しっかりと締めてください。

恐らくこれで、アイドリング時にウインカーがついたり、つかなかったりという症状はなくなるはずです。

エンジンの回転数を上げてもウインカーがつかない場合には、

①左右どちらもつかなければ、やはり上記のようにウインカーボックスを開けて、ネジ止めをしっかりとやってみてください。

②左右どちらかだけがつく、どちらかだけがつかないという場合は、まずはじめに球切れを疑いますが、同時にやっぱりウインカーボックスを開けて、ねじ止めをしっかりとやってみましょう。

つまり、ウインカー関連のトラブルの場合は、どの場合でもボックスを開けてネジ止め、増し締めです!

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vespa ET3の魅力

もう・・・こうなってくると完全に趣味の世界なのですが、ベスパは、本当に面白いです。

見た目、単なるスクーター?と思われがちですが、普通のスクーターにはない操作性の面白さがあります。反面、マジでメンテナンスしないと次々トラブルが発生しますので、いわゆる厄介なバイクでもあります。

ベスパ お勧めポイント!

  • やっぱりスチールモノコックボディが最高!
  • 片持ちサスペンション!
  • ハンドシフト!
  • バーエンドにあるウィンカー!
  • 2スト!
  • 混合給油は面倒だけど、そのひと手間がなかなかgood!

こんな感じかなぁ

スチールモノコックボディ、すなわち、鉄です。ハンドル部分はプラスチックですが、あとは鉄です。ですから、ベスパ乗りの多くは、錆びた感じの「ヤレ感」を大事に育んでいる人も多いのです。

また、鉄に塗装してあるので、プラの上に塗装よりも深いんですよ。車のボディもそうですよね。塗装が深い、、、うん、表現が正しいかわかりませんが、プラスチックに塗装してあるものよりも光の奥行があるのです。

あと・・鉄ですからマグネット式のシールも貼れますよ。

けっこう前に一度、バランスを崩して立ちごけしたことがあります。ウィンカーは割れちゃって、フロントガードが若干曲がったのですが、その場で、手で直しました。鉄ですから力入れれば曲がるのです。

このフロントフェンダーの部分も鉄ですから、近くで見るといい味出してます。

片持ちサスペンションというのは、説明するよりも上の画像を見て頂くとわかります。

前のタイヤの支え部分、つまりサスペンションが右側しかありませんよね。

ベスパをつくっているピアジオ社って、ものすごく歴史があって、もともとは船舶用パーツメーカーとして1884年に設立されたのです。

その後は、鉄道機とか航空機なんかも製造していたのですね。航空機の車輪って片持ちですよね。あの技術です。

ハンドシフトがあるからこそ、ベスパに乗りたい!声を大にしてアピールしたいポイントでもあります。

ベスパは、普通のスクーターと違って、シフトチェンジします。vespa ET3は、4速ミッションです。

シフトは左側です。1速は、クラッチを握って左手をグイッと上に回します。2速は、クラッチを握って左手をグイッと下に回します。3速、4速も同様に下に回します。

ベスパって、駆動するところの多くがワイヤー作動ですので、シフトワイヤーは、ステアリングの中心部を通って、ボディの下を通って、後ろのエンジン部分までいってるわけですよ。

ですから、ワイヤーが伸びちゃうこともあるし、シフトフィーリングが微妙に変わってくることがあり、それらを自分で調整したりしながら乗るのですね。

まぁ、メンテナンスは普通のスクーターよりちょっと大変ですが、でもこのハンドシフトの楽しさを是非皆さんにも知ってほしいです。

特にマニュアルのバイクに乗ったことがある人ならすぐに慣れると思います。慣れたら・・・めちゃくちゃ楽しいです。

ウィンカーがバーエンドにあるタイプというのは、実は再生産モデルだからなのですね、どちらかというと日本独自みたいな要素です。

ベスパは、その昔、けっこう人気がありました。探偵物語の松田優作が乗っていたのは、スモールベスパではなく、P200という少し大きめのモデルなのですね。

僕が好きなのは、スモールです。何より取り回しが楽ですし、不便なところが多いのも味なのです!

そして、ウィンカーの話ですが、ベスパと言えば、このタイプのウィンカーじゃないでしょうか。

ベスパは、6Vでバッテリーレスです。そう、バッテリーがないということは、エンジン始動しないとヘッドライトもテールライトも何もつきません。6Vですから、そのへんのバイク屋さん、どこに行っても電球類は売ってません。バッテリーがないということは、電装品もまぁ~つけられないです。

エンジンが回ることで電気を生み出すのですよ。ワクワクしますよね。そういういかにも原始的メカニズム(実際は原始的でも何でもなく画期的だと思っております)が、また気持ちをくすぐるのです。

このウィンカー、カッチカッチという感じでつきますが、日本のバイク、車みたいに「カッチカッチ」と音はしません。ですから消し忘れもよくあります。また、アイドリング時には、もさっとした点滅で、機嫌が悪いと、「あれ、ウィンカーついてない!」ということもあります。

アクセルをちょっと開けてあげると、復活しますが、どうも不安定ではあります。

2ストの良さは、本当は「ドッカンパワー」なのですが、ベスパでは「ドッカン」は求めていません。でも2スト乗りは、2ストをこよなく愛しております。

昔は、2ストは加速がいいとか言われていましたが、今は時代が進化して、4ストの加速もとんでもなく優れていますから、好みの問題になっているようです。

2ストは、なんと言ってもあの甲高いサウンドに魅了されます。ただしベスパの2ストは、チャンバーをつければいい感じの音に変わると思いますが、ノーマルマフラー状態では、独特のサウンドにはならないです。

あとは、匂いですね。2スト乗りは、あのオイルの匂いが大好きです。昔は、カストロールのオイルは、甘い匂いがしたんですね。今はもう売ってないかも・・・

友達がRG-Γ(ガンマ)というバイクに乗っていて、僕はいつも彼の後ろを走っていましたが、甘い匂いをさせていましたよ。

混合給油なんて、今のバイクはないですよね。ほとんどが分離給油だと思います。

2ストのバイクは、ガソリンにオイルを混ぜないといけません。通常の2ストは、分離給油でエンジンオイルを入れる箇所が別にあるのです。

でもスモールベスパは、混合給油という方式で、ガソリンを入れたら、規定量のエンジンオイルを入れなくていけないのです。専用の容器に入れて、必ずです。

もし、混合給油することを忘れたまま走ってしまうと、たぶん1キロも走らないうちに、エンジンが焼き付いてしまうでしょう。

ガソリンスタンドでガソリンを入れたら、容器にエンジンオイルを入れるという面倒な作業をやらなくていけません。

ところが、このひと手間かかるところさえも楽しみの一つなのです。

さて、この場所も「一人で来る秘密の場所」のひとつです。

でも来るのは日曜日です。ほかの曜日だとまず立ち入ることが出来ないからです。

そういえば、2019年の夏、いつだったか魚が大量にぴちゃぴちゃ跳ねてました。

「うわ、こりゃ、どんなへぼい釣りでも入れ食い状態ではなかろうか?」というぐらい、一面魚だらけでした。

ベスパ乗りはとても少ないのですが是非皆さんも体験してみてほしいです。

街乗りではスクーターが一番気楽です。400とか750とか900、1100というビッグバイクもかっこいいですが、もうそんなにスピード出さないですし、取り回しが楽なのはそれだけストレスも少ないのですね。

このメーターも気に入ってるのですが、雨の後とか内部に水滴がたまったり、針の動きがおかしかったので、購入したろに頼んで新しいメーターを送ってもらいました。

画像のメーターは古いオリジナルメーターです。

でもこのメーター、もうなかなか新品は手に入らないのではないでしょうか。

送ってくれた新しいメーターも何となくコピー品のような気がします。

ですから、この古いメーターをなんとか修理して、復活させたいです。

ベスパは、飛ばすバイクではなく、普通のスピードで楽しめるバイクです。

確かに、ベスパのレースなども行われていますし、パーツも豊富にあるので、あちこちカスタムできます。

今のところ僕はノーマルで乗っていますが、ノーマルのベスパを乗りつくしたら、たぶんチャンバー、フロントサス、リアサス、などを改造したくなるんだろうなと自分でわかっています。

RZのときもそうでしたからね。

でもRZみたいに「コーーーーーーーーン!!」飛ばすバイクではなく、街乗りを楽しむバイクかなぁ、そう思っています。

RZに乗ってるときには、なんでスクーターにはまる人がいるのだろう?と不思議でした。

スクーターの良さ、面白さに気付いたのは、もう一台のすくたーであるジョルノを中古で買ってからですね。

あとでジョルノも紹介しますが、とにかく足として使いたいから何でもいいので、2ストの一番安いスクーターを買おうと決めて、グーバイクでたまたま見つけたのが4万円のジョルノでした。

うん、そこからですね。

なにこれ、スクーター楽しいじゃん!

というわけで、スクーターにはまり、以前からずっとほしかったベスパも買っちゃったという次第です。でも駐輪場の関係もあり、何台も所有できないし、お金の面もあったので、RZを売って、ベスパを購入したのです。

ベスパの楽しさは上に書いた通りです。

古いバイクですので、たくさん手がかかるし、日本のスクーターよりも遅いし(一応ピンクナンバーですが、国産50ccのバイクにも負けます)普通のバイク屋さんでは修理もしてくれないし、大変ではあるのですが、楽しいんですよ。

カテゴリー
バイク

バイクには 車とは違った味があります

バイクでこけた経験!

でもバイクが好き、寒いのは嫌いだけれどバイクは好き・・・なのです。

一番最初は高校の時に原付免許を取ったときからですから、もう何十年ということになります。でも10代のときに、日光の霧降高原の高速コーナーでこけたんですね。当時は、SUZUKIのGSX-R400という2つ目のバイクでした。何十回払いのローンで買ったバイクなのですが、調子に乗っていたというか、恐れを知らなかったというか、こけてお釈迦です。

しばらくバイクは怖かった・・・

1980年代というのは、バイクのレーサーレプリカが流行った時代で、仲のいい友達はみんなバイク乗ってました。最初50ccだったのが、いきなり400に乗って、ブオンブオン言ってましたし、何しろ乗りやすかったんです。

ハングオンっていって、加重移動させながらコーナーを曲がる!なんてことを形だけ(笑)やってました。で、自分が上手いわけではなく、マシンの性能が良かっただけなのですが、ばかみたいに過信していたのでしょう。突然ズルっとこけて、頭は真っ白です。

この経験があって、しばらくバイクは怖かったのが本音です。本音であると同時に実際、バイクからしばらく遠ざかりました。そして車に目覚めていったわけですが、車の話はまた別の機会にしましょう。

2ストの魅力に どはまり!!

上記のGSX-R400は、4ストです。
当時は、アクセルをひねったときの「フォン!フオン!!」という音も最高だと思っていました。

でも、ふとしたきっかけで、またバイクに乗りたくなってしまったのです。そして、手に入れたのが、RZ-50です。これもけっこう色々修理しながら乗りました。中古で買ったので、見た目もぼろかったです。腰上オーバーホールとか、チャンバーつけたりとか、まぁけっこうやりました。

RZ250との出会い

今度は、やっぱり250に乗りたくなりました。RZと言えば、250!

僕が乗っていた(過去形)のはこれです。

違和感を感じた人は、かなりのRZ通ですね。

実はこれ、RZ250にRZ250RRのエンジンを積み替えてるのですね。ですからYPVSがついています。そして、後輪を見て頂くとわかりますが、ホワイトホイール・・ですね。つまり、これFZ400の足回りを移植したのです。

で、チャンバーはK2TECのステンレスチャンバーで、グラスウールは定期的に交換の必要があったものの、すっごくよく吹けてくれました。音は2ストサウンドそのものでものすごく気に入っていたバイクです。

でも ベスパが欲しかった

RZ250 今でも手放したのを少々悔やんでいますが、ベスパが一番欲しいバイクでした。そんなわけで、上記は過去形になっているのです。

最初は、ベスパPX150EURO3

最初にRZ250を下取りに出して買ったのが、

これです。

EURO3というのは、排ガス規制関連で、マフラーがわざとフン詰まりっぽく伸びがなくしてるような感じでした。
すぐにマフラーを交換したのですが、そしたら上まで綺麗に回るようになって非常に快適なベスパになりました。

ベスパの魅力は、ハンドチェンジです。サスペンションも片持ちサスで、後輪はフットブレーキなのですね。このモデルは、ベスパの中ではどっしりとしていて乗りやすいです。150ccですから当然高速道路も走れます。でもバイクって、高速で料金を払ったりするときに、いちいち手袋を外して、お金を出しておつりをもらって、券をもらってと面倒なのですね。冬なんかは手もかじかんでしまって、お金の受け渡しさえも大変です。ですから、ETCを取り付けて、スムーズに高速道路が走れるようにしました。

微妙にオイル漏れ(にじみ)が気に入らず・・・

でもこのEURO3で唯一気になっていたのが、オイルリークです。どこから漏れているのかわからずに、東京のけっこう有名なベスパ専門店に持って行ったのですが、驚くべきことに、

「ベスパはたいていそうですよ」

「え?」

バイクもそうですし、車もそうですが、オイル漏れって、普通のことではないです。もしかして僕のことを素人と見たのかもしれませんが、まさかショップの人が、

「オイル漏れは普通です」というような発言をするとは思わず、本当にびっくりしました。

やっぱりスモールベスパに乗りたい!

そんなわけで、もやもやしながら乗っていたのですが、微妙にすこーしずつオイルリークがあるのは、あまり耐えられず、同時に、車体の小さなバイクで小回りきいたほうがいいかもと・・・今度はスモールベスパを探しました。

そして、こいつに。

ベスパET3というバイクでピンクナンバー、125ccです(本当のスペックは 121.16cc です)

これだと高速には乗れないのですが、街乗りでしたら十分です。

ベスパET3は再生産前のモデルと、再生産モデルがあります。こちらは再生産モデルですね。気に入ってるのは、このフォルムです。なんともかわいいではありませんか。国産スクーターに比べれば、遅いです。でもアイドリング時の小型船のようなポンポンポンポンという音とか、全体がワイヤーコントロールされているメカニカルな感じ。それから、モノコックボディで鉄なんですね、ボディが・・・。そこも気に入ってます。

このET3も2ストです。

そう、僕はRZ時代から2ストしか乗ってないということです。

一人でバイク

バイクって乗ってるときには、風切り音もしますし、夏は暑いし、冬は地獄のように寒いし、たまに思いますね・・・なんでこんな気候なのにバイク乗ってんだろ、俺・・って。

でもバイクに乗っているときには、嫌なこととかも忘れられるんです。

バイクに乗るときには、ぼ~~っと考え事などしてる余裕がもてないことが多いです。車とは違ったスピードの感じ方があるからかもしれないし、こけた経験があるってことが大きいかもしれません。

だからこそ、変な考え事をする暇もなく、周囲に注意を払って運転せざるを得ないのですね。そして春とか秋は気持ちいいわけですよ!

このベスパET3は、6V(ボルト)車でバッテリーがついてない車両です。よく言うバッテリーレス仕様ということです。ですから電装品がつけられないのですね。しかもエンジンの回転数に応じた電気供給なので、アイドリング時には、ヘッドライトもテールライトも暗くなります。ウィンカーもです。

従って、走っているときにも注意注意!停まっているときにも後続車に衝突されないか?という注意注意が必要なわけです。

時間があれば、バイクにたくさん荷物を積んで一人旅もしてみたいです。

このベスパじゃちょっときついですけどね。